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43件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

続きまして、韓国は、一九五二年、海洋主権宣言に基づく漁船立入禁止線、これは李承晩ラインと言われておりますが、これを引き、竹島韓国支配下にあると一方的に宣言しました。一九五二年のこの宣言から一九六五年の日韓基本条約締結までに、韓国軍は、ラインを越境したというのを理由に、日本漁船三百二十八隻を拿捕し、日本人四十四人を死傷させ、三千九百二十九人を抑留しました。

杉田水脈

2015-07-01 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第16号

これは、一九五二年、韓国海洋主権宣言を行ってから事態が発展をし、そして一九五四年に、韓国竹島武装部隊を上陸させて占拠した。ちなみに、憲法は昭和二十二年に制定をされ、第九条は存在しておりました。ただ、ここで存在していなかったのは自衛隊であります。  そしてまた、フィリピンにおいても、一九九二年に米軍が完全撤退した後に、ミスチーフ環礁中国軍によって占領された。  

笹川博義

2010-10-21 第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号

有名な第一列島線とか第二列島線とか、そういう言葉も出てくるものですけれども、今回の問題ではっきりしたのは、中国の一方的にして強圧的な海洋主権拡大の意図があるということでありまして、中国が今回のような海洋行動を常態化させる、さらに目的を達成しよう、本来の近海防御戦略目的を達成しよう、そういう動きにいよいよ出てきた、長いプロセスが始まったというように私どもは認識しなければいけないと思うわけであります。

佐藤茂樹

2010-10-18 第176回国会 参議院 決算委員会 第1号

この海洋主権拡大をめぐっていよいよ日本にもひしひしと迫ってきているというのが現実であろうかと思うわけであって、そういう意味でも日本としていろいろな対応策を講じていかなきゃなりませんが、懸念を共有するアジア国々あるいはアメリカやヨーロッパの国々と、特にアメリカとの日米同盟を基軸として多角的な力の均衡を図っていくということがこれからは大事なんではないかと、そう思うわけです。  

柴田巧

1994-11-02 第131回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号

海洋主権の尊重がこれらの国と日本とのまず結びつきの第一になるであろうと思います。  公海深海底日本放射性廃棄物の投棄を試みようとして、一番反対したのがこの国々島々でありました。あるいは、流し網漁法によって甚大な被害を受けているというふうに非難しているのもこれらの国々島々であります。

前田哲男

1978-06-13 第84回国会 参議院 商工委員会 第22号

政府委員(中江要介君) あるいは、私はアジア局長でございますので、この地域に関連いたしまして、これからの海洋主権をどう考えているかと、いま二、三の具体的な問題を例示されましたので申し上げますと、まず領海十二海里、これはもうすでに日本の固有の領土にはすべて十二海里の領海設定すると、昨年の七月でございましたか決定済みでございます。

中江要介

1978-06-13 第84回国会 参議院 商工委員会 第22号

小柳勇君 漁業補償の問題は最後に、後で質問いたしますが、領有権の問題でもう一問、これは外務省に質問しておきますが、わが国海洋主権に対する総合的な見解、今度の場合はもう中間線論を捨ててそして大陸だな論に、韓国に負けてこれで設定いたしました。これから海洋法会議であるいは国際法的にもいろいろ変わってまいりましょう。

小柳勇

1977-11-16 第82回国会 衆議院 商工委員会 第9号

第二次世界大戦後間もなく、チリ、ペルーなど中南米の国々が二百カイリの海洋主権を主張した時に、世界の多くはその違法と非常識を非難した。しかし、今やその非難は、発展途上国の間では称賛に変ろうとしている。   アジア、アフリカの発展途上国のほとんどすべてが、各沿岸国自国沖合の広大な水域漁業独占水域設定する権利をもつという思想に傾いた。

板川正吾

1977-11-02 第82回国会 衆議院 商工委員会 第5号

その一つのあらわれというか、その主張として、以下御質問申し上げますが、未解決の問題になっております尖閣列島周辺海域に対する日中間海洋主権の調整の問題であります。この問題について日本外務省としてどのようにお考えになっておられるか、承りたいわけであります。  この尖閣列島に関しましては、日中間ではこれはたな上げになっておるような状態であります。

大成正雄

1977-04-08 第80回国会 衆議院 外務委員会 第9号

だが四年越しの国会審議を振りかえって感じることは、野党の多くが協定内容や、海洋主権をめぐる国際的動向、あるいはわが国エネルギー事情を踏まえた実質的審議には深入りすまい、としている姿勢である。」云々と述べておられまして、さらに「いま海洋国家としてわが国が迫られているギリギリの選択について、具体的な対策を提示しあいつつ、地についた審議を深めることが議会政治の重要な任務ではあるまいか。

山崎拓

1965-11-10 第50回国会 衆議院 本会議 第10号

第二点として、李ライン宣言しました海洋主権宣言、そのために制定しました国内法漁業資源保護法海洋侵犯拿捕法など、全く改定しようとする誠意はないのであります。しかも、朴政権車農林部長官は、日本側協定に故意に違反した場合においては同協定を廃棄する用意があることを明言いたしております。

兒玉末男

1964-04-08 第46回国会 衆議院 外務委員会 第17号

○戸叶委員 それでは、いまの農林大臣のお話のように、その話の内容によって当然海洋主権宣言というものはなくさなければ最終的にはよい結論が出ないということをおっしゃいましたが、そうでなければ、私も、李承晩ラインを認める認めないというような問題は日本の国だけの問題として韓国のほうでは勝手にそのままの宣言を持っているようでは、解決できないと思いましたので、念のために伺ったわけです。  

戸叶里子

1964-04-08 第46回国会 衆議院 外務委員会 第17号

外務大臣なり総理はそういうことをはっきりおっしゃらないわけですが、私は、問題は、むしろ、そういうことを書く前に話し合いに出してもらいたいことは、韓国自体で一九五二年に海洋主権宣言というのをかってに出して、その宣言に基づいて、いろいろな国内の法律をつくって、そして、李承晩ラインに入ってくれば漁船拿捕する、こういうふうなことをしていると思うのです。

戸叶里子

1964-03-27 第46回国会 参議院 本会議 第13号

漁業規制という面と国防上の理由という、二つの面が海洋主権宣言の経過にあるのであります。ところが、一つ漁業規制だけはいいのだ、国防ラインは自分は知らないというようなことを外務大臣は言っておりまするが、これは非常に危険であります。あくまでもわれわれは、李ラインにかわる国防ラインなどは認められない。政府はこの点異論がないと思いますが、大平外相から御答弁をいただきます。  

森元治郎

1956-03-30 第24回国会 参議院 本会議 第28号

然るに、すでに二十七年の日米加漁業条約において、公海操業自由の原則が打ち破られ、また一昨年アラフラ海における真珠貝の採取も、オーストラリアから大きな制限を加えられ、さらにまた、二十七年には韓国李承晩大統領海洋主権宣言となり、ここに何ら見るべき外交がない。このことは、外交漁業問題のみに限定をして考えることのできない重要国策の後退であると言わなければなりません。

松浦清一

1955-12-14 第23回国会 衆議院 本会議 第9号

そもそも、日韓漁業紛争の問題は、昭和二十七年一月十九日、突如として李承晩大統領海洋主権宣言なるものを発しまして、朝鮮半島周辺公海を、日本領土竹島まで含む広大なる海域に一線を画しまして、国家主権を行使させるという、いわゆる李承晩ラインなるものを設定いたしました。しかして、日本漁船の操業を禁止したことに事が始まっておるのであります。

田口長治郎