1974-05-16 第72回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第13号
また、本年度より、大地震は海底で起こりますので、ぜひ海底で地震計の観測がほしいわけでございまして、このケーブル方式海底地震計の開発をお認めいただきましたのでこの開発に着手し、五十一年度にはその第一号を御前崎から二百キロメートルほどの沖合いまで敷設する計画でございます。
また、本年度より、大地震は海底で起こりますので、ぜひ海底で地震計の観測がほしいわけでございまして、このケーブル方式海底地震計の開発をお認めいただきましたのでこの開発に着手し、五十一年度にはその第一号を御前崎から二百キロメートルほどの沖合いまで敷設する計画でございます。
今後は海底地震計、埋め込み式ひずみ計の展開等を同地方に計画しておりまして、五十年度、五十一年度という時点においては格段に観測が強化されると思います。また大学等におきましても特別の臨時観測所をあの辺に開設しておられると承っております。
また、これは四十九年度からの計画でございますが、日本の大地震は海底に起こりますために、海底地震計を開発したいということで、その第一号は五十一年度にこの観測強化地域である遠州灘へ敷設したいと計画しております。
それから、従来観測網のない太平洋岸から日本海溝に至る間には海底地震計のネットを張る。また、これから得られる膨大な数、ただいまよりもデータの数が飛躍的に増大いたしますから、これを能率的に処理する自動処理装置を開発するといったようなことで、地震予知の基礎になるデータを漏れなくとるということを計画しております。
ですから、それはぜひどうにかして決着をつけなくちゃいけないので、国土地理院ではそういう測量をしておるそうでありますから、その結果を見ればもう少し検討が進むと思いますし、あるいは、それでもしあぶなければ、科学研究費でも申請しまして、海底地震計などをこの付近に入れて、さっき申し上げたような異常があるかないかということを調べてみたいと感じております。
ある解釈をしますと、ここは非常に押されているように見えるんですが、基準のとり方を変えますとそれほどにも見えないというわけで、国土地理院の方に伺いますと、日本海から御前崎のほうにかけてずうっと測量をしているから、その結果が近いうちに出る、そうすれば、ほんとうに縮んでいるのかどうかもつとはっきりわかる、もしある程度縮んでいるとしたら、やはりあらゆる手段を尽くして、あるいは海底地震計も使って早く取り組まないといけないのではないかと
ただし、地震予知の問題になりますとまだわからない点もございまして、こういった面につきましてはさらに研究体制をしっかりする必要がありますし、これにつきましては、気象庁以外にも大学関係も非常に大きくやっておりますので、その方面とも十分連絡をとってやる必要がありますし、それに伴いまして気象庁なんかにつきましても、たとえば海底地震計をつくるというような問題もございまして、そういった方面でさらに強化をしていく
これを事前に調べるということはたいへんむずかしいことなんでございますけれども、海底地震計というものが開発されてまいりました。これをケーブル方式でリアルタイムで観測することが第一であります。これは、ケーブルにつきましてはたいへんお金がかかるようでございますが、ぜひ実現しなければならない。
それからもう一つは、太平洋沖合いにおいて海底地震計でデータを収集するについて、これを海底ケーブルでリアルタイムで集めるというふうな御提案もありました。私はその三つを記録しているわけですが、こういうふうな学者の方々が現に具体的に出していらっしゃる提案について、どうですか、早急に実施するというふうなお考えはないでしょうか。
このほか、特殊なものといたしまして、海底地震計の開発というのが地震研究所を中心にして進められてまいっております。地震のうちでも特に大きい地震は、太平洋の海の中で起こります。そういうところから、陸の上からだけ観測していたのでは十分な情報がつかめないというところから、どうしても海の中の地震の観測ということが必要になってまいります。
事業費といたしましては、昨年度以来の継続といたしまして、海底地震計による試験観測という三年計画の事業費が、別に予算に計上されておるわけでございますが、これは、ただいまお尋ねの南関東地域の地殻活動調査とは別件のものでございます。
その他気象庁、海上保安庁、あるいは、あなたからお話がありました国立大学等、それぞれ担当してやっておるわけでございますが、さらに、私どものほうに特別研究調整費というのがございますので、これを従来行ないましたことを申し上げますと、松代地震に対する特別研究、あるいはえびの・吉松地区の地震に関する特別研究、あるいは海底地震計による地震予知に関する研究、これらの特別研究促進調整費を配分をいたしまして、そうしてこれらの
○増田政府委員 第一の御質問で、私も新聞で拝見したのですが、東大の海底地震計で前兆的な現象を把握したということは、もちろん気象予知の研究上にはきわめて意味の深いものでございます。 それから第二の点は、新聞にも出ておったのでございますが、運輸大臣から気象庁長官に対しまして、海底に地震計を設けてケーブルでつないで陸上でそれを把握することを検討してはどうだという御指示が実はございました。