1999-04-15 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
今まで、海峡封鎖作戦などでアメリカ軍艦が漁網を切断したり、空母エンタープライズの艦載機が連絡船を標的に演習をしたり、米軍機が予告もなく空港に突然進入し、演習をしたために旅客機の出発がおくれたこともありました。特に北海道は日米共同演習が激しく行われ、矢臼別での住民無視の演習は目に余るものがあります。その矢臼別へ向けて、函館からもマル火印の火薬を積んだトラックが並んで国道を走ります。
今まで、海峡封鎖作戦などでアメリカ軍艦が漁網を切断したり、空母エンタープライズの艦載機が連絡船を標的に演習をしたり、米軍機が予告もなく空港に突然進入し、演習をしたために旅客機の出発がおくれたこともありました。特に北海道は日米共同演習が激しく行われ、矢臼別での住民無視の演習は目に余るものがあります。その矢臼別へ向けて、函館からもマル火印の火薬を積んだトラックが並んで国道を走ります。
この海洋戦略は、北大西洋、バレンツ海とともに北西太平洋に適用され、海洋要塞化されたオホーツク海や日本海など極東ソ連本国水域にまで米海軍及び海上自衛隊の前方展開を図り、三海峡封鎖作戦を駆使しながら通常戦略レベルでソ連弾道ミサイル搭載原潜を一掃し、戦略核戦争遂行能力における米国の優位を確立し、さらにソ連水上艦隊の撃滅、極東航空戦力の一掃、海軍基地など支援兵たん基地の破壊、千島、サハリンへの逆上陸を企図する
第三に、新海洋戦略下の米軍部隊と共同連携するために自衛隊は北方前方防衛戦略を強力に推進し、洋上防空体制研究会において、OTHレーダー、AWACS、エイジス艦を組み合わせた前方展開、艦隊防空、三海峡封鎖作戦を練り上げ、陸上防衛態勢研究会もSSM1、FSX、多連装ロケット、AH1S等による洋上撃滅、三海峡地域防衛を遂行するための陸上自衛隊近代化構想であります。
軍拡、増税、国民生活圧迫をもたらす五十九年度予算の執行結果、健康保険十割給付など戦後確立され定着してきた福祉、社会保障等に係る諸制度を次々と破壊し、高齢者や障害者、病人だけでなく、これらの人々を抱える家族を含めた大多数の国民生活を直撃していること、軍事費ではシーレーン防衛、海峡封鎖作戦をねらってF15戦闘機などの兵器が軒並み前年度を上回る新規の契約がなされ、レーガン戦略が一層進められたこと、さらには
特に中曽根首相が言ういわゆる三海峡封鎖作戦、米ソが事を構えた場合に、対馬海峡というようなところを真っ先に封鎖をしようということで、そこに潜航しているような潜水艦に対して指令の電波を出すということでこれは設置がもくろまれているわけでしょうけれども、そういうことになれば、これはいざ戦争ということになれば、一番危険な施設であることははっきりしていると思うのですね。
その論でいきますならば、日本にごく近接した三海峡封鎖作戦で公海上で使われる危険性がある。だから問題にしているわけなんです。これでは非核三原則もすぐ破られることになるし、日本自身が核戦場になる危険性があることを指摘しているわけなんです。ここで答えることは適当でないと言うが、私は政府として言いにくいことはわかりますよ。しかし、総理の論理から言うなら当然イエスになるのです。
そして、海峡封鎖作戦の焦点は宗谷海峡であります。これはユニフォームの間では常識の話でありまして、大賀良平元海幕長は「日米共同作戦」という本の中ではっきりそのことを言っている。この宗谷はソ連にとって死活的である、ここでソ連と互角に戦えるところまでいかなきゃならない、これが彼の主張であります。
だからあなた方は、北海道の稚内や北部五十キロぐらいは相手方の軍隊によって占領されることも想定に入れて海峡封鎖作戦をお立てになっているわけですよ。そうでしょう。ここにはっきり書いてあるじゃないですか。予想しているのでしょう。
それからまた、P3Cは海峡封鎖作戦に必要だと言うのだが、これも一体なぜ日本の防衛のために海峡封鎖だけに特別力を入れる必要があるのか。これも去年中曽根さんに伺いましたが、これもまともな回答はありませんでした。私はここにいわば、日本の今の五六中業を初めとする軍備拡大が、日本の安全のためじゃなしに、アメリカの戦略の補完のためにやられているということが非常にはっきりあらわれていると思うのですね。
私が言っているのは、なぜ日本の政府の軍備拡大計画の中で、いわゆるシーレーン防衛なるもの、対潜水艦作戦なるもの、海峡封鎖作戦なるものがこの数年にわかに突出してきたのか。これはアメリカの戦略から考えれば理解ができるけれども、本当に外敵の侵略から日本の防衛を考えるのだったら、ここに重点を置くというのは理解ができないのですよ。
これは対馬海峡封鎖作戦について米日韓の封鎖計画を述べたものと思います。ロング発言については、軍事的に見た場合に、こういうロング太平洋軍司令官の米側の計画というものが私はあると思います。日本側はなかなか踏み切れないいろんなところがあってもやもやしていると思うけれども、米側はこういう考え方があると私は見ております。
また、一月訪米に際して「日米運命共同体」論を唱え、「日本列島不沈空母」化を説き、三海峡封鎖作戦について公言するなど、憲法の精神を蹂躙する多くの言動を重ね、施策のなかで、具体的に展開しようとしている。このような政治姿勢の総理大臣に率いられる中曽根内閣に対して、とうてい信を置くことはできない。 一、今国会の最重要課題の一つは、政治倫理を確立し、国民の政治不信を解消することである。
同時に、日本列島不沈空母論や三海峡封鎖作戦についての言明など、総理の一連の言動は、憲法の絶対平和主義の理論と原則を無視し、全くないがしろにするものと言わなければなりません。(拍手)まさに越権行為ではありませんか。とりわけ、核戦争の危機が現実的脅威となっている今日、国民は、中曽根内閣が、あすの日本を破滅の道に引き込んでいるとの実感を持たざるを得ないのであります。
このべッシー報告に加えて、一月三十一日のワインバーガー国防報告、あるいは三月八日の下院の軍事委員会公聴会でのロング証言、あるいは二月三日のイクレ国防次官発言、あるいは国防指針など、一連のアメリカ公文書、政府高官の発言を見ていきますと、アメリカは日本の三あるいは四海峡封鎖作戦を世界戦略、つまり中東戦時の第二戦線として考えているのではないだろうかという疑いがずいぶん私は浮かぶと思うんです。
このべッシー統合参謀本部議長報告と国防指針とを突き合わせてみると、中東有事の際の第二戦線として海峡封鎖作戦が行われる、アメリカの軍部がそう考えている。これは明白なんですが、防衛庁どうです。
「日本側の協力には感謝するが、この際日本および朝鮮に対する近海の海上交通保護作戦、対馬、津軽、宗谷の海峡封鎖作戦、米海軍基地の港湾警備等に対しても積極的に協力を要望した。」日本側、「これらの行動は、前項において説明したとおり、防衛出動を下命しない限り原則として武力行使が制限されるので、防衛出動以外のあらゆる権限を行使して積極的に協力する。」三海峡封鎖でもこうなっている。
これは三海峡封鎖作戦方針ですかね。それから、海上艦艇の輸送路を確保して維持する、そのためにシーレーンをつくる。これは三作戦目標だというてもいい性質のものだと思うのです。 防衛庁は、その点については防衛白書ではっきりと「基本的な作戦」という項目を設けて三つの場合を書いています。
中東で事態が起きたときに、それに連動して三海峡封鎖作戦が行われるというのは、これはアメリカ側が何回も国防長官の報告でも、またワインバーガー長官も述べているところですね。 それから、いよいよ今度は極東有事の日米共同作戦研究も始まるということが、日本側も述べておりますし、きょうもいろいろ議論になったわけですね。
○上田耕一郎君 次の問題ですけれども、この五月の日米演習ですね、この問題で、対馬、津軽、宗谷三海峡封鎖作戦を取り上げるという記事が先ほどの日経にも載っているんですけれども、このことと関連して、次に七月二十日から七月二十七日に行われた五十六年度の三軍の統合演習についてお伺いしたいと思うんです。と申しますのは、この統合演習、特に前半の図工作戦ですな。
対馬への着上陸作戦というのは、アメリカの極東有事想定に基づく三海峡封鎖作戦、これを私は想定したものとしか考えられないというふうに思っておりますけれども、一体防衛庁はどういう想定のもとにこの大演習は行われたんでしょうか。
日本海における日米合同演習は、この恐るべき戦略にのっとり、宗谷、津軽、対馬並びに千島列島の四海峡封鎖作戦の演習を断行したものであります。今後再び日本海において、このような危険きわまる演習を行わないということを、総理にこの際、明言していただきたいのであります。
○塩田政府委員 海峡封鎖作戦は、もしわが国に侵攻があった場合に、その侵攻しておる国の艦艇に対しましてわが国の自衛上どうしてもやむを得ない場合に考えられる作戦というふうに私どもは考えておるわけであります。
裏を返せば、日本が現実に武力攻撃を加えられた、あるいはそのおそれがある場合には三海峡封鎖作戦は考えられる、こう読めないでもないのですが、もう時間もありませんから結論的にお聞きします。 武力攻撃を受けるおそれのある段階で三海峡封鎖作戦をやるなんということは、とてもじゃないが、私には考えられない。さて、武力攻撃があった段階ではどうか。