2013-11-22 第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
このリスクプレミアムというのは、何というか、くせ者でありまして、その中身は、例えば将来の金利変動に対する見方ですとか、財政に対する見方ですとか、海外金利の影響ですとか、いろいろなものが入るわけでありまして、これを腑分けすることは非常に難しいというのは大臣のおっしゃったとおりであるかと存じます。
このリスクプレミアムというのは、何というか、くせ者でありまして、その中身は、例えば将来の金利変動に対する見方ですとか、財政に対する見方ですとか、海外金利の影響ですとか、いろいろなものが入るわけでありまして、これを腑分けすることは非常に難しいというのは大臣のおっしゃったとおりであるかと存じます。
というと、海外金利との裁定で、金利が余り下がらなくなってくるものが出てきているのではないかというふうに危惧しております。そうしますと、実はやはりかなり難しい領域に入るのではないかというふうに危惧してございます。
特に日本の長期金利の場合には、海外金利の影響を受ける面が強い。日本だけでなくて、海外の金利も、お互いに影響し合う、共鳴し合っているところがありますので、その影響は拡大、増幅して出てくる可能性があるということだと思います。 そういうことを考えますと、先ほども申し上げましたけれども、一方では世界的なインフレ方向のリスクというものには注意をしていく必要がある。
その際には、積立金は、将来、国内金利が高くなり海外金利との逆転が起きる、歳入不足に外為特会が陥るかもしれないと、あるいは、保有する外貨資産について円高に伴い発生する評価損見合いの役割をしているというのが次長がお答えいただいたことでございましたし、また篠原局長からは、同じような趣旨で、外為特会の金利変動あるいは為替変動のリスクを吸収して通貨当局の信認を確保するという観点から積み立てているという御答弁でございました
具体的には、将来、国内金利が高くなって海外金利が安くなるという内外金利の逆転によりまして外為特会が歳入不足に陥るおそれがある、そのことに備えることも必要でありますし、外為特会の保有する外貨資産について、円高に伴い発生する評価損の見合いの役割も果たしているわけでございます。
外国為替特別会計におきまして、積立金を積み立てることにつきましては、将来、国内金利が高くなり海外金利が安くなるという国内金利の逆転によりまして、外為特会が歳入不足に陥るおそれに備えるほか、外為特会の保有する外貨資産について円高に伴い発生する評価損の見合いの役割を果たしているということで認識いたしております。
この外為特会の積立金は、外為特会の金利変動やあるいは為替変動のリスクを吸収するものとして、将来、国内金利が高くなって海外金利が安くなるという内外金利の逆転により外為特会が歳入不足に陥るおそれがある、そのことに備えるという目的が一つございます。それからさらに、外為特会の保有する外貨資産につきまして、円高に伴い発生する評価損見合いの役割も果たしているわけでございます。
○松下参考人 私どもの金融政策の運営に当たりましては、為替レートあるいは海外金利の動向、それだけを一つ切り離して対応を考えるということではございませんで、あくまで、それらからの影響も含めて、国内経済全体の動向はどうかということを念頭に置きまして適切な対応を図るという考え方で進めているところでございます。
全般といたしまして、まさにおっしゃった為替相場のほか海外金利の動き、国内の景気、それから人手不足、そのほか多少、物価自体安定しておりますが、いわゆる懸念というものは持っていなければならぬといったような物価問題、あるいはマネーサプライの動向といったようなものを総合勘案していきたい。今申し上げましたようないろいろな状況を反映して、特に国内の短期の市場金利が上昇しております。
結局、今回の引き上げと申しますものは、最近の為替相場、海外金利の動き、また国内景気、物価、マネーサプライの動向などを考えられた上で、これらを反映して市場金利が上昇しております中で金融政策を適切にまた機動的に運営をされた、その運営を確保されたもの、そういうふうに私は判断をいたしております。
しかし、最近では国際的な資金の交流が本格化してまいりまして、それに伴って我が国の流通市場が海外金利の変動の影響をまともに受けるという厳しい状況が生じてきております。今後とも発行条件の決定に当たりましては、市場実勢に即して機動的に処理されることを重ねてお願い申し上げたいわけでございます。 次に、短期債市場の整備につきまして御配慮をお願い申し上げたいと存じます。
しかし、一挙に、あるいは急激な形で国際化を進める場合には、海外金利と我が国の金利が一気に同じ水準に近づくことが危惧されるわけでございます。特に、現在基軸通貨でありますドル金利が極めて高い水準にございますが、この原因がアメリカの財政赤字によっていることは、周知の事実でございます。
一つには、円安の進行との関係から、金利の低下がおのずと制約されるという問題があり、また一般的に申しまして、国際的資金交流の本格化に伴い、海外金利の変動の影響を直接受けるという事情がございます。 今後、内外の諸情勢の推移によりまして状況が変化した場合には、市場の実勢に即応して国債の発行条件を一段と機動的に改定されるよう強くお願いいたしたいのでございます。
海外金利高でございますから、そっちの方に引かれてその買いがあったということも言えます。金も、それに魅力があるという人は買うわけですから、一方においていろいろな危険もございます。そういうことで、ゼロクーポン、金についての移動はそれほど大きな影響があったとは見えませんし、それがグリーンカードから来たということではないと思います。
○鏡味説明員 先生の御質問に簡単にお答えするのはなかなかむずかしゅうございますけれども、先生御承知のように、昨年の八月以来金融緩和政策を推し進めてまいりまして、米国等の海外金利の上昇傾向の中でも、何とか市中の貸出金利は前回の金融緩和局面よりも順調な低下を来しているわけでございます。
したがいまして、消費者がローンを借りるという立場から言いますと、低い方がいいというふうなことになりますが、他面、その大もとになります公定歩合ということになりますと、海外金利の状況、その他というふうなことがございます。したがいまして、先ほど調査局長から住宅ローンの推移を申し上げましたけれども、公定歩合の推移、長期金利の推移、それらと連動して先ほど申し上げたような形になっているわけでございます。
もう一つは、ともかくもう国際的に為替自由化という時代でございまして、海外金利の問題というものも非常に影響があるわけでございますから、そこらのところも横にらみで見ていかなきゃならぬ。いろいろな要素がございます。そういう要素を全部考え合わした上で、どういうふうに決めていくかということだろうと、そう思っております。
今後のわが国を取り巻く国際経済情勢につきましては、世界経済は多くの先進諸国でことし後半から景気の立ち直りが予想されるなど、総じて見れば次第に明るさが増すものと期待されますが、また同時に、流動的な国際石油情勢、海外金利動向、非産油開発途上国の債務累積等懸念すべき要因も少なくはありません。
金利につきましては、金利水準がどういう状態がいいのかということにつきましては、いろいろな要素を入れて考えなければいけないというふうに考えますが、まず物価の問題あるいは海外金利の問題、もちろん企業の収益ということも大きな要素でございます。
今後のわが国を取り巻く国際経済情勢につきましては、世界経済は多くの先進諸国で今年後半から景気の立ち直りが予想されるなど、総じて見れば次第に明るさが増すものと期待されますが、また同時に、流動的な国際石油情勢、海外金利動向、非産油開発途上国の債務累積等懸念すべき要因も少なくはありません。
今後のわが国を取り巻く国際経済情勢につきましては、世界経済は、多くの先進諸国でことし後半から景気の立ち直りが予想されるなど、総じて見れば次第に明るさが増すものと期待されますが、また同時に、流動的な国際石油情勢、海外金利動向、非産油発展途上国の債務累積等懸念すべき要因も決して少なくはありません。