2015-04-23 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
一点目は、需要に応じた国内生産の増大を図ること、二点目に、安定的な輸入の確保に向けて、輸入相手国との良好な関係の維持や強化、関連情報の収集、三点目に、民間企業による海外農業投資の促進等に取り組んでいくこととしているところでございます。
一点目は、需要に応じた国内生産の増大を図ること、二点目に、安定的な輸入の確保に向けて、輸入相手国との良好な関係の維持や強化、関連情報の収集、三点目に、民間企業による海外農業投資の促進等に取り組んでいくこととしているところでございます。
今後も、農業生産、集荷、輸送、輸出等の各段階に対する我が国からの海外農業投資の促進に取り組んでまいりたいと考えております。
〔理事山田俊男君退席、委員長着席〕 農林水産省では、平素からこういう総合商社の皆さん等との定期的な面談、それから国内外の各種の報道、今のこのインタビューなんかも報道の一種かもしれませんが、それから在外公館による情報収集と、こういうものを通じて、我が国の企業による海外農業投資、これに関する情報を収集をしております。
ただし、大規模な海外農業投資の一部には、農地の争奪ですとか新植民地主義といった、こういった懸念もあることから、被投資国、それから小農も含めた現地の人々、それから投資家の三者が裨益するいわゆる責任ある農業投資を行うことが重要と考えておりまして、農林水産省としては、FAOの世界食料安全保障委員会におきます責任ある農業投資原則の策定に向けた議論に積極的に参画しているところでございます。
その意味で、これはもう外務省等との協議、合意が必要でございますけれども、このODAの拡大等に向けて努力をしていく、そのようなふうに考えておりますし、また、これはもう前政権時代ですけれども、本年四月から、食料安全保障のための海外投資促進に関する会議というのも設置をしていただいていますので、その中で、今申し上げたようなODAの問題、海外農業投資のための行動計画等について議論をしっかりしていただいて、この
この会議におきましては、本年夏を目途に海外農業投資戦略を取りまとめたいと思っておりまして、海外投資を戦略的に促進する対象となる農産物あるいは地域を選定していきたいと思っております。