2005-03-23 第162回国会 参議院 本会議 第9号
現在日本の潜在的な成長力は一・五%から二%の間にあると思われ、海外要因等の条件が整えば来年度一・六%程度の成長は可能と考えている。地域間のばらつきについては、IT関連部門、輸送機械等好調な民間部門を抱える東海地域の景気は良いものの、北海道、四国等は厳しい状況にある。
現在日本の潜在的な成長力は一・五%から二%の間にあると思われ、海外要因等の条件が整えば来年度一・六%程度の成長は可能と考えている。地域間のばらつきについては、IT関連部門、輸送機械等好調な民間部門を抱える東海地域の景気は良いものの、北海道、四国等は厳しい状況にある。
かたがた、今からそのときを想定いたしましてどういう経済の運営になるかということは、昨今のように海外要因等にひどく影響されますと、なかなか前もっては読みにくうございまして、そんなこともございましてもう少し時間をいただきたい、こう思っております。
わが国経済は、たびたび申し上げますように、民需を中心といたしまして着実に拡大基調をとっておりまするし、雇用情勢もだんだん改善の方向に向かいつつあるように思うのでございまするけれども、卸売物価並びに国際収支は大幅な狂いが海外要因等から出ておりますることは御高承のとおりでございます。
もう、時間の関係もありますから、くどい話は繰り返しませんが、卸売物価こそ、海外要因等によりまして大変な値上がりを見せておりますが、おかげで消費者物価は安定をいたしております。まあしかし、これもいずれ連動をしてくるであろうということが言われまするだけに、私どももこの経済の足取りを十分注意深く見きわめておるわけであります。
これに対しまして消費者物価の方はきわめて安定的に推移しておりますが、卸売物価は、特に海外要因等によりましてこのところ相当な強含みになってきておることはきわめて注意を要する点だと考えます。
しかしながら海外要因等につきまして今後どうなるかということは、なかなかむずかしい問題でありますが、過積みの影響は一度出てしまえば、それで私どもは今後も、なおかつ上がるというものではない、このように考えておりますから、今後この傾向が長く続くものであるとは考えておらないわけであります。
この七%実質成長は、国内需要の伸長を通じまして雇用の改善を図るとともに、国際収支の大幅な黒字の縮小を図るという、そのような政策目標を果たすための一つの目安として設定されたものでございまして、この成長率は、予想を超えた非常に急激な円高によりまして、海外要因等も踏まえて、その達成はきわめてむずかしくなって、われわれ現在の予測では、六%程度になるものと見込まれております。
しかしながら、不安定な海外要因等を考慮いたしますと、先行きなお警戒を怠ることはできないと考えます。 一方、消費者物価は、季節的な要因等により若干の変動はあるものの、昨年末基調としては安定化の方向にありますが、その上昇率はなお高く、本年度末の政府目標の達成に向かって格段の努力を続けることはもとより、今後ともその一層の安定化を図っていかなければなりません。
しかしながら、不安定な海外要因等を考慮いたしますと、先行きなお警戒を怠ることはできないと考えております。 一方、消費者物価は、季節的な要因等により若干の変動はあるものの、昨年来、基調としては安定化の方向にありますが、その上昇率はなお高く、本年度末の政府目標の達成に向かって格段の努力を続けることはもとより、今後ともその一層の安定化を図っていかなければなりません。
しかしながら、不安定な海外要因等を考慮いたしますと、先行きなお警戒を怠ることはできないと考えます。 一方、消費者物価は、季節的な要因等により若干の変動はあるものの、昨年来、基調としては安定化の方向にありますが、その上昇率はなお高く、本年度末の政府目標の達成に向かって格段の努力を続けていくことはもとより、今後とも、その一層の安定化を図っていかなければなりません。
しかしながら、不安定な海外要因等を考慮してまいりますと、先行きなお警戒を怠ることはできないと思います。 一方、消費者物価は、季節的な要因等により若干の変動はあるものの、昨年来基調としては安定化の方向にありますが、その上昇率はなお高く、本年度末の政府目標の達成に向かって格段の努力を続けることはもとより、今後ともその一層の安定化を図っていかなければなりません。
○国務大臣(内田常雄君) 新物価体系というのはたいへんわかりにくいことばでございますが、ごく簡単に申しますと、海外要因等によりまして、これは総需要を抑制しても、金融を引き締めましても、その物のプライスを圧縮することができないようなものは、当然価格の基礎の中に織り込んで産業構造なりあるいは国民の家計支出なりというものを編成がえといいますか、それに適応するように組みかえていかざるを得ないと、こういうものがございますので
○中尾辰義君 それでは、大蔵大臣にちょっとお伺いしますが、重々御存じでございましょうが、物価対策の面だけとらえていきますと、それは引き締めざるを得ない、引き締めの強化ということも一応はうなずけるわけでございますけれども、最近の物価というのは、海外要因等もかなり影響いたしております。輸入原材料のコスト高、そういうものですね。
結局やはり物価先高基調の国内経済、そこへ持っていって、海外要因等もあって、過剰流動性が極端に多量に発生した。それが相寄り相重なって、今日のようなムードをかもし出したというふうに考える。その辺につきましては、私ども十分反省いたし、その上に立って、施策を構じておるわけですが、やっぱり私は、何と言っても、こういうようなムードを短期のうちに一変をするということが、一番のかなめじゃないか。