1981-04-07 第94回国会 衆議院 商工委員会 第8号
○古田政府委員 御指摘のジェッダ港の件につきましては、海外建設工事保険、これは法律的に言いますと輸出代金保険と海外投資保険ということが内容になっておりますが、その引き受けを行っております。
○古田政府委員 御指摘のジェッダ港の件につきましては、海外建設工事保険、これは法律的に言いますと輸出代金保険と海外投資保険ということが内容になっておりますが、その引き受けを行っております。
○古田政府委員 海外建設工事につきましては、先生御指摘のように海外建設工事保険を掛けるケースが非常に多いわけでございますが、この海外建設工事保険につきましては、約款によりましてこうむった損失をてん補するわけでございますが、そのてん補いたしますケースにつきましては、まず第一が工事代金についてでございまして、この工事代金につきましては、通常工事の進捗に応じまして回収することとなっておりますが、これが予定
そこで、今回のような紛争によって工事に損失が生じた場合、これを補償いたしますのは海外建設工事保険ということになっておるようですが、この保険では現地からの引き揚げや再進出の費用等は全く補償されていないわけで「また、工事中断によって代金支払いが中断している間に資金が必要となった場合は企業が独自でつなぎ資金をつける、こういうことになると思います。
特に、たとえば戦争によって損失が生じた場合の措置というのは、現在、海外建設工事保険というものがございますけれども、たとえば引き揚げや再進出するような場合の保証は全くございませんし、それから工事中断によって代金支払いが中断した場合には、その企業等はつなぎ融資で自分でこれを補てんしなければならぬという形で、この保険自体も危険負担という面では非常に不十分である。
そこで、いま御指摘のございました輸出保険につきましては、建設産業界の強い要望もございまして、最近におきまして輸出補償保険、それから海外建設工事保険が制度化されるといったようなことで、海外工事に伴います各種の危険をカバーするための制度が充実されてまいりました。
これは今回の改正と直接関係はないかもしれませんけれども、海外建設工事保険というのがありますね。これについて、発電所のダムだとか港湾施設、道路建設、こういうものでかりに一千万ドルなら一千万ドルの契約ということで仕事をしていく。その中でプラントの金額が八百万ドルだ。これは例ですから、数字は多少似つかわしくないかもしれませんけれども、現地の据えつけ工事等に残りの金額を振り当てる。