2009-03-17 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
○国務大臣(中曽根弘文君) この決議、海外出動禁止決議でございますけれども、政府としては、もうこれも申すまでもなく、自衛隊というのは平和と独立を守るためのものでございます。国の安全を保つためのものですから、直接それから間接の侵略に対しては防衛を任務とするものですから、海外派遣をすると、そういうような目的は持っていないところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) この決議、海外出動禁止決議でございますけれども、政府としては、もうこれも申すまでもなく、自衛隊というのは平和と独立を守るためのものでございます。国の安全を保つためのものですから、直接それから間接の侵略に対しては防衛を任務とするものですから、海外派遣をすると、そういうような目的は持っていないところでございます。
本院では、一九五四年六月二日、自衛隊の海外出動禁止決議がなされております。高辻法制局長官は、海外出動というとき、武力行使を内容に含んでいない場合も含むと答えられております。
まず、自衛隊の海外出動禁止決議、これは参議院の本会議で一九五四年六月二日に行われました。つまり、 自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議 本院は、自衛隊の創設に際し、現行憲法の条章と、わが国民の熾烈なる平和愛好精神に照し、海外出動はこれを行わないことを、茲に更めて確認する。 右決議する。 これが一つです。 それから、これに関連して、当時の木村防衛庁長官が答弁されました。
理由 内閣総理大臣鳩山一郎君は、去る二月二十九日、本院予算委員会において憲法第九条の精神をじゅうりんし、且つ本院の自衛隊海外出動禁止決議に違反する極めて不謹慎な発言を行い、内外に重大な不安と衝動を与えた。 しかして鳩山総理大臣が、さきに憲法に反対であるとの失言をし、取り消し釈明を行った記憶新らたなこの際、再びかかる事態をひき起した責任は特に重い。