1983-05-17 第98回国会 参議院 運輸委員会 第10号
○国務大臣(長谷川峻君) 全日海の諸君とも会いまして、そういう問題については一番熱心なのが全日海ですから、その諸君がこういう状況をどう見ているのか、同時に、このデグリーの問題が大変問題になっていますから、それらとあわせつつ、いかにわが国内に腕のあるところの海員諸君が遊ばないようにするかということをやっておりますから、その中にいまのお話のやつがどんなふうに組み込まれているか、どんなふうな欠陥があるか、
○国務大臣(長谷川峻君) 全日海の諸君とも会いまして、そういう問題については一番熱心なのが全日海ですから、その諸君がこういう状況をどう見ているのか、同時に、このデグリーの問題が大変問題になっていますから、それらとあわせつつ、いかにわが国内に腕のあるところの海員諸君が遊ばないようにするかということをやっておりますから、その中にいまのお話のやつがどんなふうに組み込まれているか、どんなふうな欠陥があるか、
しかし、これはいま委員の仰せられましたように、日本の海員諸君の職場を拡大するということのためには、どうしたってこうしたものを日本籍船にどんどんと変えていかなくちゃいけないし、またその変え得るためには、やはり迂遠なことであっても、経費が安く、運賃が安くなるというものでないとなかなか変わっていけない、そうしたことを申し上げたのでございますが、ただいま委員の仰せはまことに私にはよくわかることなんで、今後この
また、陸上の要員につきましては、多年非常な優秀な技能を持っておりますからして、根本的な対策を立てるために、あるいは大きな調査機関をこしらえまして、それに転用するなり、その他によりまして、従来日本海運がゼロから今日までになったということは、資本もさることながら、海員諸君のなみなみならぬ努力によってやられたのでありますからして、その労に報いる意味をもちましても、そういう方面に人を転用いたしまして、そうして
今やわが国の海運企業というものは、まさに崩壊の危機に直面いたしておりまして、海員諸君も、学校を出て、あるいは現在係船されて仕事につけないというような状態が刻々に増大しつつあるような事態でありまして、その企業というものの実態は御存じのように二千数百億の巨額な借入金を背負っておるのであります。
今何かもやもやしたものがありまして、海難審判先行の主義がくずれてしまうのではないかということの心配があちらこちらにあるようでありますので、こういうことを一掃しまするためには、適当な方法と適当な機会に、何らかの措置をとっていただいて、海員諸君は心配せずに、みずからの職務にほんとうに忠実に冷静に努力してほしい、というようなぶうに持っていくような措置が一つとっていただきたい。
但し臨時船質等改善助成利子補給法案につきましては、この解撤船を解撤することによつて生じまする海員諸君と経営者との間におきまする諸問題の解決について、非常に憂えられる部面があるのでありまして、この問題に対する円満な解決と適切なる措置を、政府並びに経営者に対して要望いたしたいと思うのでございます。
これにつきまして海員諸君は、やはり陸上において働いている人も同様でありますが、一層向上心に燃えているのであります。この向上心を充足するというためには、どうしても教養ということが大事でありまして、海員の養成、訓練、以前にも高等商船学校なるものがありました。船員大学というもの等で、教育の機会を一層與えるということは、ぜひとも国家としてなすべきことである。もちろん大学は今日文部省の所管に入つております。
物質的な面はこれまたいろいろありましようが、特に精神的な待遇方法において、運輸大臣は海員諸君を優遇せられる何らかの具体的な方策をお持合せでございましようか。また今回御提示になりました予算の中に、その片鱗ても具体化されたものがあるのでありますか、ちよつと見ただけではわからぬようでありますが、お伺いいたしたいと思います。
前に朝鮮車変に動員されるいろいろな海員諸君の給與に対して、大蔵大臣は所得があるから減税しないということを言明した。法人に対しては、どうして法人に対してのみそういう資本蓄積は、まあ名目として、これの名によつてそういう脱税、合法的脱税を認めるような減税はすべきではない。そんなに資本蓄積が大切なら、最近における法人の利益というものは大切なものである。
がありましたように保護はしなければならないが、その保護が国民の犠牲において特殊の船舶業者なり海運業者だけに過当な利益を保護してやるというような結果に陷ることがないかどうかという点において非常に危惧する問題が多々ございますので、そういう点については、共有持分を引織いだ国家が十分な留意をしなければならないということ、同時に又国家が船舶業者をこれだけ非常に手厚く保護する限りにおいては、これと並んで海運業に従事している海員諸君
それにもかかわらず、予備員の給料の問題が認められない場合には、次から次へ手を打つとおつしやつたが、ここで一々その対策を羅列することはできないということの意味は、非常に重要にお考えになつておられるからだということはよくわかるのですけれども、しかし次から次へ手を打つということだけではわれわれは十分納得できないし、ことにこれの直接の該当者となつております、いわゆる全乗組員の三分の一に相当する約一万の海員諸君
○林(百)委員 これは政治的な責任として大臣にお聞きしたいのだが、われわれの聞くところによれば、日本の海運業にある程度犠牲が出てもやむを得ぬ、また海員諸君の中でこのために犠牲が出ても、やむを得ぬという意向のように聞いておるのだが、今の海運局長の答弁を聞くと、非常に楽観的な見方をしておるのでありますが、ここで運輸大臣として、このたびのスキヤツプ・インに関する海員労働者諸君に対する犠牲はないということ、
大臣が努力するということは一応了といたしますが、その努力が実を結んで、大丈夫海員諸君の期待に沿うようにできるかどうかという責任ある回答ができるかどうか。できないならできないでよろしうございますから、御答弁願います。
あるいはそういうものの紛爭状態が処理されておるのでありますが、運輸大臣所管のもとでこういう附属機関を設置することによつて、海員諸君の労働條件に関する問題が眞に中正的に討議できるかどうか、この点を運輸大臣にお聞きしたいと思います。
なおつけ加えて申しまするが、この案につきましては、海員諸君の代表の方とは十分協議の上、この案をつくりまして、御提案を、申し上げておる次第でございます。
これをなお引下げてもらわなければならぬということ、それから第三点といたしましては、現在海員諸君におきましては、厚生年金等の通算ということが十分なされてないのであります。
この結果は一日上三千万円の損失を生ずるばかりでなく、更に進んでは列車運轉の削減、ガス、肥料等の生産減は勿論、熔鉱爐、コークス爐等にも重大な支障を生ずる虞れがあると思うのでありますが、今や一日も遷延を許さず、この際、海員諸君の協力を願うと共に、政府は速かに予算的措置その他早期解決を図るため緊急万全の方法を採り、以て冬季海上輸送繁忙期における海上輸送を復元し、経済復興に対する障碍を除去すべきであると思うが
從いましてこの要求を表面上から解釈いたしますれば、この追加予算が成立することによつて直ちに要求は充たされるものでありまするけれども更に現をこれに伴いまして問題になつておるのは、かねて船員からの要求にありました九耳から來年の三月分の増額問題でありまするが、この問題につきましても政府といたしましては、爭議の中心問題ではございませんが、当然官公吏の給與ベースの変更によつて海員諸君に対する給與も変更されるということを
○館委員 そうすると海難審判法というものは全的に包括しておるのであるが、しかし免状をもたないという漁船の船員あるいは五トン以下というたくさんの沿岸海員諸君に對して、この法案ばかりでなく全體的に見て非常に辻つまが合わなくなつておるという氣がいたします。その點を注意する必要があるのではないかと考えるのであります。
ただ從來のようにその都度その都度船籍港のあるところに來て審判を開かなければならんというような、さようなことのないように、その海難事故發生の土地において直ちに開けることにいたしましたのと、前よりも相當數の人が殖えましたので、海員諸君にもさまで從來のような御迷惑をかけるようなこともあるまいかとも心得ております。