2016-11-08 第192回国会 参議院 内閣委員会 第4号
また、このタスクフォースの関係では、この九月にトルコにてアルスラン運輸海事通信大臣及び鶴保大臣による日・トルコ宇宙協力会議を開催し、我が国の宇宙システムの海外展開の促進に努めております。
また、このタスクフォースの関係では、この九月にトルコにてアルスラン運輸海事通信大臣及び鶴保大臣による日・トルコ宇宙協力会議を開催し、我が国の宇宙システムの海外展開の促進に努めております。
まず、インマルサットの利用の問題でございますが、委員御指摘のありましたとおり、インマルサットは、当初は海事通信、特に海上における遭難及び安全にかかわる通信の改善を目的として発足したものでございまして、その後の条約改正によりまして航空機及び陸上移動体についても通信業務の提供を行ってきているところでございます。
次に、インマルサット協定の条約の改正でございますが、これは、国際海事通信、特に海難等が起きた場合の衛星通信を確保してきている重要な機構でございまして、これが、衛星通信の分野で最近いろいろな会社の参入等によりまして競争が激化しているという現状を踏まえまして、いわゆる民活の考え方に基づきまして、新たに英国に創立することになります会社にその業務を移管する、ただし、条約上の機構が、基本的な公共性等の原則が守
この改正は、海事通信及び航空通信のために提供されてきたインマルサットの衛星通信施設を陸上移動通信にも提供し得るようにすることを目的とするものであります。 委員会におきましては、この改正が採択されてから今回の国会提出に至るまで約七年を要した理由について質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終え、採決の結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
本機構は、海事通信を改善するために必要な衛星通信施設を提供し、これにより、海上における遭難及び人命の安全に係る通信、海事公衆通信事業等の改善に貢献することを目的として、昭和五十四年に国際海事衛星機構に関する条約によって設立されたものであります。
○伊藤(忠)委員 これに関連をしまして次にお伺いをしたいのですが、インマルサットのネットワーク計画の将来展望、つまり海事通信ですね、船舶通信、これからさらに航空、陸上と、このようにネットを拡大をしていくために、インマルサットとしては今回のこういう、言うならば国際条約の改正などにも取り組んできているわけですから、非常に意欲的だと思うのですね。この点の質問が一点ですね。
御議論のありましたフリートサット衛星は、米軍用の通信衛星ではありますが、既にその利用が一般化しているインテルサット(国際通信衛星)、インマルサット(国際海事通信衛星)、CS2(さくら二号)のような衛星と同様な通信中継機能を有するものでありまして、このようなフリートサット衛星を自衛隊が利用することは、国会決議の平和の目的の趣旨に反しないものと考えております。
○政府委員(大川美雄君) このインマルサットは海事通信を改善するために必要な宇宙部分を提供するということを目的とする機構でございまして、アメリカ、ソ連、ヨーロッパ諸国を含めまして、この条約採択会議に参加いたしました国々はこのインマルサットを平和的に利用することで合意しておりますので、まずこのインマルサット衛星が軍事目的に用いられるおそれはないと考えておりますけれども、したがいまして、この条約自体には
○政府委員(大川美雄君) 申し上げるまでもございませんが、このインマルサットと申しますのは、衛星を使って海上通信を行うための機構でありますので、これに加盟いたしますことによりまして、それで可能になります海事衛星通信を利用することによって今後ふえてまいります海事通信の需要に対応していけることになりますし、その海事通信の品質を改善したり、海事通信業務の提供区域を広げていくようなことも図ることができるかと
政府間海事協議機関(IMCO)は、一九六六年以来、船舶と陸地との間及び船舶と船舶との間の海事通信の混雑緩和及びこれらの通信の質の改善のため、海事通信に衛星通信技術を導入することについて検討を行ってきましたところ、一九七三年にIMCO第八回総会は、国際海事衛星機構を設立するための条約を作成する政府間会議の開催を決議いたしました。
KDDが新たなるインマルサット業務を行うに十分なものであるかどうかという御質問であったと思いますが、国際電信電話株式会社は公衆電気通信業務の国際部門を独占的に行う事業体として存立しているわけでございまして、現在インテルサット、それから海事通信関係といたしましては、最近になりましてマリサットシステムというものを取り扱うということで、そういう体制もできておるわけでございます。
ただいま先生の御指摘いただいたとおりでございまして、マリサット業務につきましては、去る四月十八日にKDDに対しまして試行役務といたしまして認可をし、業務を開始したところでございますが、これはインマルサットに至るまでの技術の修得という観点、さらにはそれまでの間の海事通信に対する需要にこたえるというものでございまして、最終的にはやはりこのインマルサット条約というものにのっとる一元的な海事通信の利用ということを
○松井政府委員 国際連合の専門機関でございます政府間海事協議機関、IMCOと申しておりますが、この協議機関におきまして昭和四十年以降船舶と陸地の間の通信あるいは船舶と船舶間の通信につきまして、従来主として短波で行われているわけでございますが、衛星通信技術の発展に伴いまして海事通信を改正するために、これら衛星通信技術を海事通信に導入することにつきまして検討してまいった次第でございます。
政府間海事協議機関(IMCO)は、一九六六年以来、船舶と陸地との間及び船舶と船舶との間の海事通信の混雑緩和及びこれらの通信の質の改善のため、海事通信に衛星通信技術を導入することについて検討を行ってきましたところ、一九七三年にIMCO第八回総会は、国際海事衛星機構を設立するための条約を作成する政府間会議の開催を決議しました。
○渡部(一)委員 この条約は、船と陸、船と船との間の海事通信の緩和と通信の質の改善を図るために作成されたとのことでございますが、このインマルサット条約に加盟することによりまして、その点は大幅に改善される見込みがあるかどうか。
政府間海事協議機関は、一九六六年以来衛星通信技術の導入により海事通信の混雑緩和、品質改善のための方策について検討を行ってまいりましたが、その結果、昨年九月につくられたのがこの条約でございます。 この条約は、衛星を利用いたしまして世界的な海事通信サービスを提供する国際海事衛星機構というものを設立いたしまして、これを運営することを定めております。
○参考人(宮憲一君) ただいまの御質問に対しまして、現在のKDDが行っております海事通信の電話業務について意見を申し上げる必要があると思います。 現在、電話の短波による通信で、遠く航海しております船と通信をやる場合が一番問題になっておるわけでございます。それは何分電離層を使った通信でございますので不安定であるということと、また混信があるということは避けられません。