1981-02-28 第94回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
そうなると、管理がうまくいかないで、海上遭難事故も起こるのではないかと私は思う。最初に申し上げた一航路三十日以内は商売が自由にやれるという制度を野放しにしておくと、シーズン時にかせぎ回り、十二航路をやったら一年じゅう自由に商売できるじゃないですか。それじゃ何のため航路許可をしたのだろうか。
そうなると、管理がうまくいかないで、海上遭難事故も起こるのではないかと私は思う。最初に申し上げた一航路三十日以内は商売が自由にやれるという制度を野放しにしておくと、シーズン時にかせぎ回り、十二航路をやったら一年じゅう自由に商売できるじゃないですか。それじゃ何のため航路許可をしたのだろうか。
ですけれども、ああいう海上遭難事故なんかが起こってみると、これもやはり再検討していくのでないと、安全面について問題がないということにはならぬと私は思う。この点もひとつ検討してもらいたい。 それから船舶整備公団の金利、これはかつては固定しておったのだね、七%ぐらいで。ところが金利が非常に安くなったとき等の関係があって、いま連動制になってきている。これはいま八%ぐらいかな。
私は資料として、過去五年間における海上遭難事故の件数と被害状況の資料を本委員会に提出してもらいたい。これは後日でいいです。
私の心配している海上遭難事故というのは、これから必ずあると見なければなりませんから、そうなりますとあなたの方としてはどのような措置をおとりになっても、事SOSが発せられれば、ここへ動員されている船をいやでもおうでも急派しなければならなくなる。当然そうなると思う。その場合、国鉄の立場になると非常な不安感が出てくるわけです。