1950-09-19 第8回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
最後に海上警備状況について申し上げますと、舞鶴海上保安管区本部、境海上保安部及び神戸海上保安管区本部等へ参りまして、つぶさに実情を聽取するとともに、巡視艇に乘船して、港内状況を視察いたしましたが、裏日本の諸港はいずれも天然の良港でありますが、朝鮮動乱の影響を受け、荷動きはほとんどなく、従いまして港内はきわめて閑散をきわめておりますが、将来における大陸との貿易再開に備えて、あらかじめ港内諸施設を完備しておく
最後に海上警備状況について申し上げますと、舞鶴海上保安管区本部、境海上保安部及び神戸海上保安管区本部等へ参りまして、つぶさに実情を聽取するとともに、巡視艇に乘船して、港内状況を視察いたしましたが、裏日本の諸港はいずれも天然の良港でありますが、朝鮮動乱の影響を受け、荷動きはほとんどなく、従いまして港内はきわめて閑散をきわめておりますが、将来における大陸との貿易再開に備えて、あらかじめ港内諸施設を完備しておく
又千島との接触面については、毎日のごとく警戒を要する現状にありまするが、現有海上警備力は極めて弱体であります。マッカーサーラインの拡張せられざる限り解決困難でありまするから、人的物的警備力の速かなる充実を必要とすると共に、航路標識の整備を急ぐべきでありましよう。
わずか四時間そこそこで朝鮮の釜山に到着する、あるいは場合によつては、風向きの関係で砲声が聞えて来るというような状態で、島民はあげて緊張した生活をいたしておるのでありますが、この対馬に対する海上保安庁の海上警備、あるいはそういつた関係が、今日どのような状態に置かれておるか。これはもし速記をとどめていただいてお話願つてもいいのでありますが、非常にわれわれは東京におつて心配をいたしておる。
○龍野委員 ちよつと狂言の出し遅れみたいで恐縮ですが、このたびのこの朝鮮事件にも関連する次第でありますが、九州西海岸における海上警備についてお伺いいたしたいと思います。それは九州――中国もそうかとも思いますが、従来から非常に朝鮮方面からの密航が多くて、それに悩まされておつた。
港湾もしくは海上警備その他遭難というような面におきましては、これはやはりどうしても外国貿易があります神戸に、管区本部なり、あるいは相当実力のある海上保安機構というものを置くことが常識的に申してみてだれしも納得が行くことだと思うのであります。それをなぜ自然的な條件が非常に惡い大阪に置かなければならないかという点がどうしても納得が行かないのです。
会場保安庁の職員の中で、海上警備の第一線に勤務する海上保安士たる海上保安官は、その職務の態様からいたしまして恩給法上警部保、巡査部長及び巡査たる警察官と同じような取扱いをすべきものと考えられますので、海上保安士たる海上保安官をこれらの警察官と同じように取扱い、恩給法上警察監獄職員として指定いたそうとするのであります。
海上保安庁の職員の中でも海上警備の第一線に勤務する一等海上保安士、二等海上保安士及び三等海上保安出たる海上保安官は、その職務の態様からいたしまして、恩給法上警部補、巡査部長及び巡査たる警察官と同じような取扱をすべきものと考えられますので、これらの海上保安官を、これらの警察官と同じように取扱い、恩給法上警察監獄職員として指定いたそうとするのであります。
海上保安庁の職員の中で、海上警備の第一線に勤務する一等海上保安士、二等海上保安士および三等海上保安士たる海上保安官は、その職務の態様からいたしまして、恩給法上、警部補、巡査部長及び巡査たる警察官と同じような取扱いをすべきものと考えられますので、これらの海上保安官を、これらの警察官と同じように取扱い、恩給法上、警察、監獄職員として指定いたそうとするのであります。
説くに最近、中国、台湾及び朝鮮等の情勢の緊迫に伴い、わが国の近海は物情騒然として、海上警備力の充実いよいよ急を要する状態と相なつたのであります。はたして現在の海上警備に不安なきや。政府は、第五国会において可決された警備力整備に関する決議案に基き、いかなる措置をなされたか。右決議案には、次期国会の初めまでに、政府のとりたる措置を衆議院に報告することとなつているのであるが、いまだその報告がありません。
その後の整備がどの程度に進んで、ことに最近非常に朝鮮海峽及び日本海、太平洋の一部にはいまだ十分なる海上警備ができないのであります。保安廳の整備についてあなたからでなくとも、大久保君からでもよろしいが、きようは出席ないようですから、この次に説明してもらいたいと思う。
かような状態でございますから、これを画一的に管理する一つの強力なる機關を設置いたしまして、わが國におけるところの海上警備を明らかにし、如上の不安を除去するために必要なる監視艇の設備と、各關係省の協力が伴うてまいらなければならぬのであります。
○川橋委員 第一に、陸上運輸警備の命令系統、第二は、陸上運輸警備、海上運輸警備の警察及び進駐軍との關係、第二に、海上警備船の配置状況と現在の運営状況、これらについて大體概略の御説明を願いたいと思います。
大体海上警備はどうしておるかというお尋ねでありまするが、現在この海上防備は運輸省で考えておりますところの海上保安廳が將來できまして、航行の安全確保、または海上——主として外海におけるところの海上犯罪の取締りに任ずることになればよいのでありますが、それまでは、現在各都道府縣の警察でやつておるところの水上警察を拡充するよりほかに方法はないのであります。