2012-01-24 第180回国会 参議院 本会議 第1号
また、我が国にとって重要な海上航行の安全確保については、海賊対処行動に加えて、ソマリア及び周辺国の安定と海上取締り能力の向上などへの支援を継続します。国際社会の公共財である海洋に関する協力については、昨年のEASにおいて一定の成果を上げることができましたが、引き続き、アジア太平洋地域の関係国とともに、国際法と整合的な形での共通理念やルールを強化すべく積極的に取り組みます。
また、我が国にとって重要な海上航行の安全確保については、海賊対処行動に加えて、ソマリア及び周辺国の安定と海上取締り能力の向上などへの支援を継続します。国際社会の公共財である海洋に関する協力については、昨年のEASにおいて一定の成果を上げることができましたが、引き続き、アジア太平洋地域の関係国とともに、国際法と整合的な形での共通理念やルールを強化すべく積極的に取り組みます。
政府といたしましては、今回の自衛隊派遣によります海賊対策とともに、先ほどからお話ありますソマリア情勢の安定化、そして沿岸国の海上取締り能力の向上という両方の面での支援を行ってきておりますけれども、今後とも積極的にやっていきたいと思っております。
我が国としては、これまで東南アジアにおいて海賊対策に関する支援を行ってきた経験を生かし、ソマリア沖海賊の根絶に向け、IMOと協力して、周辺沿岸国の海上取締り能力の向上、地域協力等の取組を一層進めていきたいというふうに考えております。そのため、政府としては、平成二十一年度、本年度の補正予算で海賊情報共有センターや訓練センターの設立等を支援するために、IMOに対する約十億円の拠出を計上しております。
こういうことが大事だということで、既に我が国としては、もう委員も御承知だと思いますけれども、いろいろな支援策等を行っておるわけでありますが、この周辺沿岸国、特にソマリアの海上取締り能力の向上とか、あるいは治安の回復、あるいは人道支援等々が大事ということで、例えば人道支援としては食糧支援、難民、国内避難民への支援、保健、水・衛生、教育分野等々、国際機関を通じまして六千七百万ドルですね、約六千七百万ドル
具体的にもう少し申し上げますと、これは周辺沿岸国の海上取締り能力を向上させるということ、そして地域協力の取組を一層進めていくということが大事だと思っておりますし、そのためには、政府といたしまして、委員からも御紹介ありましたけど、平成二十一年度の補正予算案で、海賊対策のためのこれは訓練センターそれから海賊情報共有センターの設立などを支援するためにIMOに対しまして約十四億円の拠出をしているわけでございます
かつてマラッカ海峡で海賊がばっこしたときには、日本政府がリーダーシップを取ってアジア海賊対策地域協力協定、ReCAAPをつくり、海上取締り能力の向上に関する支援等を展開した実績があります。
我が国は、これまでのアジア地域における海賊対策の経験を生かしつつ、ソマリア沖海賊の根絶に向け、ソマリアの安定化や周辺国の海上取締り能力向上のための支援などを実施してきております。 我が国は、今後も、国際社会と連携しつつ、沿岸国の能力向上やソマリアへの治安・人道支援を含めた貢献を行っていく考えであります。
内閣官房への御質問でございますので、私どもから申し上げますが、我が国といたしまして、ソマリア沖の海賊の根絶に向けまして、中長期的な観点から、例えば周辺沿岸国の海上取締り能力の向上などのために、イエメンやオマーンの海上機関の職員の招聘、研修などにも取り組んでございます。 それから、背景……