2012-08-28 第180回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
これは私、大きな、やっぱり現場を預かって領海を守ろうとしている海上保安庁員からすればすごくプラスの面にとらえられて、そして、いわゆる何といいますか、この間も威嚇の放水をしたり、あるいは武器使用にしても今回はどうもけがをさせないためが大前提であって、限界があって、結果的には上陸を許してしまったと。
これは私、大きな、やっぱり現場を預かって領海を守ろうとしている海上保安庁員からすればすごくプラスの面にとらえられて、そして、いわゆる何といいますか、この間も威嚇の放水をしたり、あるいは武器使用にしても今回はどうもけがをさせないためが大前提であって、限界があって、結果的には上陸を許してしまったと。
なおこの打合会において委員各位より出されましたこのような船舶の定員の問題、危険な岩礁に対する標識の増設、海上保安庁員の配置及びこのような事故に対する保険制度の問題等につきましても、あわせて大臣のお考えをお述べいただきたいと存じます。救難部長。
○山口(丈)委員 いろいろこれも苦心されておるようでありますが、私が今質問をいたしました点等につきましては将来十分にお考えをいただいて、海上保安庁員が安心をして救難業務あるいは救助業務に当られるように、措置いたしていただきたいことを希望しておきます。
そしてまた今の海上保安庁員の考え方によりますると、どうもこれが旧海軍のような行為に見られて困るということでありましたが、それらについてはどのような指示をし、あるいはどのような教育を施しておられるのか、承りたいと思います。
○国務大臣(村上義一君) 前段のお話に対して一言申述べておきたいと思うのでありまするが、現在の海上保安庁員の事に処しての悲壮な心がけ或いは実際苦闘しているということについて非常に御同情を賜わりましたことを衷心私ども感謝する次第であります。
更に警察予備隊の三万五千の増員、海上保安庁員六千名の増員を目途としまして従来の約三倍に余る六百十億程度の支出を見込んでいるのでありますが。予備隊が戦力であるかどうか、憲法第九條違反であるかどうかという問題につきましては、これはしばしば検討された問題でありますから、私はここで再び繰返そうとは思わないのであります。