1954-04-16 第19回国会 参議院 厚生委員会 第29号
そこで根本の野犬をなくする方法、これは御尤もな御意見でありまするから、今度の改正法におきましても従来子供を生んだ犬が処置に困つて結局野犬になる、浮浪犬になつて行く、無登録の犬になつて行くという状態でありますから、これらの子供犬、野犬になる根本の犬を何とか処置をする方法を請じなければならないというので、保健所におきましてこれらを引取る、或いは買上げるという処置をとつて参ることにいたしたのであります。
そこで根本の野犬をなくする方法、これは御尤もな御意見でありまするから、今度の改正法におきましても従来子供を生んだ犬が処置に困つて結局野犬になる、浮浪犬になつて行く、無登録の犬になつて行くという状態でありますから、これらの子供犬、野犬になる根本の犬を何とか処置をする方法を請じなければならないというので、保健所におきましてこれらを引取る、或いは買上げるという処置をとつて参ることにいたしたのであります。
今回の狂犬病予防法案の改正について大体三点くらい特に大臣からお答え願いたいのでありますが、それは従来浮浪犬或いは無繋留の犬が多数発生して、未だに発生数が余り減らないようなお話も前に承わつたのですが、然るにこれについてただ狂犬病が発生しておるときだけこういうような野犬狩或いは浮浪犬を捕獲したり、或いは毒殺をしたりして来ておるのであつて、その以外において、その時を経てしまうと、少しもそういう犬の増加するというようなことに
又現在でも私たちの協会では病院を持つておりますので、これは日本で一番設備の完備した、又立派な家畜病院でありますが、そこで浮浪犬、飼主のない犬、或いは必要のない犬などを全部収容いたしまして、そうして或る程度飼つておきまして、欲しい人がありますときにはそれを全部狂犬予防の注射をうちまして、そうしてその上に雑種は繁殖されては困るものですから、雄は去勢、雌は避妊手術をいたしました上に欲しい人に上げております
東京におきましては届出ましたのは今日聞きましたが、昨年十四万何千頭か届出ておりますが、約十万頭は届出のない犬、或いは浮浪犬があるのではないかと思いますが、本当の野犬というものは先ずないのではないか、これは山か何かに本当に野生している犬でありまして、これらは夜くらいしか活躍できません。東京都の野犬といいますのは、先ず無届畜犬と浮浪犬であります。
又これと関連し浮浪犬の抑留を行いまして、根本的に発生防止の措置ができるようにいたした点であります。 第二に、狂犬病が犬の間に発生した場合に、この初発の時期に絶滅しなければなりませんので、罹患した犬が早期に発見、報告され、それに対する処置が完全に行われるよう届出、隔離の義務を課することにいたしたのであります。
実はこの間近県を歩いておりましたら、一頭の浮浪犬が附いて来て仕方がない。こわいから横に行くと横。左へ行くと左、一町程待つておりますと、ちつとも先へ行かないで、又後を向いて帰つて来るのですが、どこの犬か分らない。鑑札も何も下げていない。こわいものでございますから、こちらで引つこむと又戻つて来る。
またこれと関連して浮浪犬の抑留を行いまして、根本的に発生防止の措置ができるようにいたした点であります。 第二に、狂犬病が犬の間に発生した場合、この初発の時期に絶滅しなければなりませんので、罹患した犬が早期に発見、報告され、それに対する処置が完全に行われるよう届出、隔離の義務を課することにいたしたのであります。
ただ問題は、こうした法律に制定しまして、国の仕事としてこの事業を行うからには、現在まだ狂犬病のワクチン等についての疑義が、学術的にも残つておりますので、この点につきまして、国の方では十分なる研究費をさいて、そして至急にこれの完全なる対策をはかられたいということが一点と、それからこの注射を行います費用の負担は、浮浪犬の場合には、これは国庫負担であるということは当然でありますけれども、しかしながら、これが
○苅田委員 私がこれをお聞きいたしましたのは、やはり費用の分担の点に関係があるからお聞きしたわけなんで、やはり犬のワクチンの注射に対する費用は、浮浪犬の場合は、私は国家負担——国庫あるいは市町村の負担でも同様でありますが、そういう負担でやるのが当然と思うのでありますけれども、そうでなくて、特殊の人の持つておる犬に対しましては、私はあくまで犬を持ち得るような環境にある人々自身が、その負担はまかなうべきであるというふうに
第三は、浮浪犬の捕獲をなし、また緊急予防注射を実施し、運動の禁止、移動の制限、さらに交通遮断等に関する必要な規定を設けたことであります。 第四は、罹患犬及びそれと疑われる犬の殺処分の禁止及び病性鑑定のため解剖ができるように定めたことであります。