1999-11-18 第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
そこで、厚木飛行場における艦載機の着陸訓練の代替訓練場につきまして、五十八年、既設及び新設飛行場について調査検討し、あわせて浮体飛行場についての関係資料の収集を行ったところでございますが、昭和六十二年当時、浮体飛行場につきましては、米側は希望していないほか、世界的に実例がございませんで、実用性を十分評価し得る技術的実証がまだなされていないことなどによりまして、採用することは尚早であり、できないと判断
そこで、厚木飛行場における艦載機の着陸訓練の代替訓練場につきまして、五十八年、既設及び新設飛行場について調査検討し、あわせて浮体飛行場についての関係資料の収集を行ったところでございますが、昭和六十二年当時、浮体飛行場につきましては、米側は希望していないほか、世界的に実例がございませんで、実用性を十分評価し得る技術的実証がまだなされていないことなどによりまして、採用することは尚早であり、できないと判断
浮体飛行場案につきましては、未来の技術開発の方向として否定するものではございませんが、現実米軍がこれを希望していない、また、実用性に疑問があるではないかということで、現段階で採用するというような状態にはございません。今後とも、三宅島において艦載機着陸訓練場の建設の実現を図るべく、このNLP基地問題ということを念頭に置いて、さまざまな努力をしていかなければならぬと思っております。
○政府委員(友藤一隆君) 私ども、厚木の代替案をいろいろ検討いたします過程では、浮体飛行場についても検討をいたしておりますが、やはり技術開発の方向としては、将来を否定するものではございませんが、現段階では私どもといたしましては採用することができないというふうに考えております。
ところで、六十二年十二月二十五日、選挙を二月に控えて間近のときに、防衛施設庁は「艦載機着陸訓練場確保の一方策としての浮体飛行場案に対する当庁の考え方」、これを記者会見したわけですね。私はこの内容についてお伺いしたいわけです。この時期になぜ防衛施設庁が浮体飛行場案に対する考え方を発表したか、その真意というものを聞かせていただきたい。
○鈴切分科員 「浮体飛行場案について関係資料の収集を行ってきた。」どういう資料を収集されたのですか、具体的に言ってください。
○鈴木(杲)政府委員 浮体飛行場につきましては何度か米軍の意見を聞いてきたわけでございますが、その採用の是非を問われれば、答えはノーであるという旨の答弁があったわけでございます。 さきの国会で先生からこの浮体飛行場についてのお話がありましたので、改めて在日米軍の見解をまた昨年ただしました。
それから、浮体飛行場でございますが、これは適当な海面に構造物を浮かべましてそこで訓練をしていただいたらどうか、こういうアイデアでございますが、これにつきましては、技術的に二千メートル以上のような大変長い構造物を海の上へ浮かべて飛行場として供用するという例が現在ございません。技術的にも未知の分野であるということで、相当の検討を必要とすると。
○政府委員(鈴木杲君) 今先生御指摘の経緯については私つまびらかにいたしませんけれども、浮体飛行場の問題は、実はこれ夜間着陸訓練が厚木飛行場で始まりましたことに関連しまして、地元大和市から浮体空港を考えてくれとの御要請がございました。それに基づいて防衛施設庁ではこの問題について技術的な資料を収集するということを行った事実はございます。
○政府委員(鈴木杲君) 現在、世界で固定翼機、ヘリコプターではなくて固定翼の飛行機でございますが、これを運用する浮体飛行場は世界じゅうにないと承知しております。
○政府委員(鈴木杲君) NLPの厚木の代替施設として浮体飛行場も含めまして種々の考え方について日本側と米側といろんなチャンネル、あらゆるレベルで米側の意向をただしたり意見を聞いたりと、こういうことを非公式にやったことは事実でございます。
さらに、使用期間が年間七、八十日ということになりますと、それ以外の間の維持管理をどうするかというような管理上の問題もございますし、何よりも米軍がこういった形での訓練というものについて希望していないというような問題が多々ございまして、浮体飛行場については私どもとしては適切でないという検討結果が出ております。
その結果、現在、三宅島にぜひともお願いしたいという形になっておるわけでございますが、浮体飛行場につきましては技術的に未知の分野が大変多うございます。特に、ランウエーの長さにいたしまして二千メートルを超えるような長い浮体を構築するということは世界に例がございませんで、そういった未知の分野があるということが一つでございます。こういった技術的な面がございます。
沖に浮体を乗っけて浮体飛行場、浮かぶドックでやれないかということも私たち真剣に考えてみましたけれども、これは技術的にまだ解明できてないところがあったりそれこそ膨大な費用がかかって何十年もかかってしまいます。そういうこともあっていろいろなことを考えてどうしても三宅島に何とかお願いできないかという観点で私たちが検討の上、お願いしているものでございますので、ぜひ御理解いただきたいと思っております。
NLPの問題につきましては、関東地方及びその周辺地域において円滑にこの訓練が行われるように、そのような施設をぜひ確保したいというのが私どもの念願でございまして、現在のところ、既存の飛行場の中で米側の考えておりますような訓練ができるような適地があるかどうか、それから、新たに飛行場を新設して、そこで所要の訓練を行うことができるかという、そういう適地の調査、さらに、洋上に浮体飛行場を設けるという、そういうことが
私どもいろいろ候補地を検討し、また既存飛行場の活用あるいは浮体飛行場の建設等の代案をいろいろ考えましたが、その検討結果、島嶼部であり、かつ比較的騒音問題を最小限に食いとめることのできる三宅島の皆様が御協力いただけるならば、三宅島が最適地であろう。
そういうことのほかに、もう一つは、浮体飛行場工事という可能性も検討はいたしておりますが、これは正直に申し上げまして、世界で初めての試みのようでございまして、三百メートルくらいの空母みたいなものがあればいいのかと私も最初思ったわけでございますが、要求性能が千八百メートルないし二千四百メートルでございまして、そうなりますと、いわばミッドウェーのような大型の浮体滑走路を十個ほどつくってつなげるという至難の
この問題は、前方展開しておる抑止力であるところの空母艦載機パイロットの練度を維持するという意味で、日米安保条約の円滑な運営上不可欠であるというアメリカ側の要請を私ども理解をいたしまして、従来御答弁を申し上げております三つの線、すなわち既存飛行場の活用、二番目が代替飛行場を新設する候補地の選定、三番目は浮体飛行場の技術的な検討、この三本立てでやっております。
それから浮体飛行場の問題について資料の収集等を行っておるわけでございますが、今のところ具体的な解決の見通しを得ていないという状況であります。こういう状況から、一部新聞で報道されておるような三宅島に候補を絞ったというようなことではございません。
○近藤(孝)説明員 艦載機着陸訓練場の問題につきましては、関東地方及びその周辺地域において円滑に着陸訓練が実施できる施設を確保すべく、一つは、既存の飛行場について所要の訓練ができるかどうかの調査、二つ目は、飛行場の新設について適地の調査、三つ目は、浮体飛行場について資料の収集を行ってきております。
○説明員(小谷久君) 艦載機着陸訓練場の問題につきましては、関東地方及びその周辺地域において円滑に着陸訓練が実施できる施設を確保すべく、一つには既存飛行場において所要の訓練ができるかどうかの調査、もう一つは飛行場の新設について適地の調査、それからもう一つは浮体飛行場についての資料の収集、こういったことを行ってまいっておりますが、現時点では残念ながら具体的解決の見通しを得ておりません。
百五十キロ、どれくらいの範囲内で幾つ入るかというお尋ねでございますが、地理的にお考えいただきますとおわかりのように、茨城県とか千葉県とか、こういうところに所在する飛行場、こういうことに相なろうかと存じますが、現時点、施設庁といたしましてはたびたび答弁を申し上げておりますように、そういう既存の飛行場について御協力をお願いできないかということ、それから適当な候補地に新設できないかという方策、三番目は浮体飛行場
また、国の安全保障という国益のために、周辺住民の方には大変御迷惑をかけておるわけでございますから、騒音防止工事その他周辺対策を進めると同時に、厚木にかわる関東周辺もしくはそれに近い地域に代替飛行場を何とか確保して、厚木周辺の住民に対する騒音を何とか減らそう、こういうことでその抜本的な解決のため、既存のほかの飛行場で受け入れてくれないかどうか、あるいは新設の飛行場の適地はないか、あるいは浮体飛行場というものは
現在既存の飛行場を何とか使って所要の訓練をやるという方法はないか、あるいは新設飛行場をどこかに適地を見つけられないか、あるいは浮体飛行場を研究してみるというようなことで現在鋭意この問題の解決に努力しておりますが、御承知のような状況で、なるべく早くこの問題は解決したいと思っておりますが、早期というのはいつまでかということは現時点では解決のめどは今のところ立っておらない……(上田(哲)委員「いや、つまり
この騒音問題は大変大きな社会問題になっておりますので、厚木飛行場周辺における騒音の緩和を図る、あわせて米軍のパイロットの訓練が十分円滑にできるような代替施設を見出したいということで、私ども従前から、まず既存の自衛隊等の飛行場に分散して訓練ができないかというような調査、それから新しい訓練場を取得できないかという適地の調査、それから三つ目に、浮体飛行場というものについての資料の収集ということを従来からやってきております
私どもの方としましては、五十八年度に調査費をいただきまして、先ほど外務省の方から御説明ありましたように、まず第一に、関東及びその周辺におきます既存の飛行場につきまして代替施設として使えるかどうかという検討、それから二番目としまして、やはり同じ関東及びその周辺におきまして新たにそういう訓練飛行場を新設することができるかどうかという検討、第三番目としまして浮体飛行場に関します技術的な資料の収集、この三つにつきまして
そのため、今年度におきましては、関東周辺におきます既存の飛行場につきまして所要の訓練ができるかどうかの調査、また、新設飛行場について適地の調査、浮体飛行場についての資料の収集、こういうもの等を行っておりまして、現在行っております厚木飛行場の代替という面から、関東周辺におきましてこれらの訓練が円滑にできるような施策、方策、こういうものを見出したいというふうに考えております。
第三には、海上の浮体構造物、浮体飛行場といいますか、そういうようなものについて資料の収集をいたしたいというような、三つのアイテムで現在進めておりますけれども、具体的にこの案でというような煮詰まった段階には至っておりません。