1978-03-22 第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
大阪の美原町も、浪速医大の跡十ヘクタールほどについては関係住民との間に合意が得られないで宙に浮いておる。しかもこの美原町の場合は、どういうわけか建設省が出しました購入土地台帳にも載っていない。ですから、宅地開発部門でも事情は一緒でありまして、千葉県の市原市の千葉東南部四地区百一ヘクタール、兵庫県の東条町の百八十二ヘクタール、これも開発のめどが全く立っていない。
大阪の美原町も、浪速医大の跡十ヘクタールほどについては関係住民との間に合意が得られないで宙に浮いておる。しかもこの美原町の場合は、どういうわけか建設省が出しました購入土地台帳にも載っていない。ですから、宅地開発部門でも事情は一緒でありまして、千葉県の市原市の千葉東南部四地区百一ヘクタール、兵庫県の東条町の百八十二ヘクタール、これも開発のめどが全く立っていない。
浪速医大の問題松本歯大の問題、福岡歯大の問題、その後どのような処置をなさり、指導を行ない、答えが出てきたか、この機会に明らかにしてください。
○内田善利君 私は、福岡歯大事件を通して、福岡歯大、西日本歯科大学ができるというときに、また大阪浪速医大みたいな、あるいは松本歯科医大みたいなことが起こらなければいいがなと内心思っておりました。それが事実になって、私は福岡におりますけれども、非常に残念なんですね。
その中には浪速医大の不認可が一つはずれているわけであります。歯科大学、歯科については全然国がやっていないで、これは私立が七校つまりあるわけです。この中に松本歯科と福岡の歯科の私大があるわけです。全然寄付を取ってない慶応大学の医学部でいろいろ話しているところを見ると、年に納付金を七十六万五千円取っている。しかし、学生にかかるお金が大体二百五十万、だから結果的には持ち出しが百八十万の赤字が出てくる。
しかもあのときに相当深刻な衝撃をあの浪速医大事件は起こしておるわけです。世間を騒がせた。そういう中で、なおかつこの方が、また今回の私学福岡歯科大の問題についても非常に大きな役割りを果たしている。まさに私学審議会の実力者としての役割りを果たしておる。そういう中で今度の事件が起こってきているわけですね。
文部省も浪速医大の事件をきっかけに審査基準を改められたように伺っております。その後、認可基準に合わないところの学校についての追跡調査をする、こういうことで大臣が指示されたように仄聞をしておるのでありますが、その後調査の結果はどのようになっておりますか。
大学局長もお見えでございますが、その翌日、大学設置審議会におきましては、私立大学審議会で不可の決定があったものでございますから、設置審議会はそれで審議を打ち切るという決定をいたしておりまして、したがいまして、浪速医大の認可の問題はそこですべて終止符が打たれたということでございます。
ところが、汚職事件なんかないと言われたそのことばとは反して、新聞に出ておるように、大阪府警捜査二課によって、寺中から——寺中というと、これは設立責任者だね、理事長ですね、浪速医大創設の。寺中というのから一千万円を受け取って書類送検された、こう出ておるわけでございます。
それは、大阪の浪速医科大学の不正問題が大学設置審議会の委員にまで波及している、こういうことでございまして、ある委員は一千万円の収賄をした、こういう衝撃的な記事があったのでありますけれども、この浪速医大不正事件というのは文部省としてどのように把握し理解しておられるのか、簡潔に御説明をまずお願いしたいと思います。
○大原委員 最近は近畿地方の浪速医大、あるいは北九州の医大等が問題になっておるわけですけれども、最近私どもが実際に手を入れて調べてみて、いま時間の関係で言わないけれども、一千万円や二千万円、三千万円というふうな入学金や帯付金というものに依存をして医大を経営しようという考え方、私立大学を採算ベースで経営しよう、営利の対象として経営しようという考え方は、これは医療保障の問題、医療問題を議論していることから
御承知のとおり、浪速医大の入学の不正事件とかいろいろな問題が最近相次いでおります。これはやはりそういう問題があるから、いわゆる医師を養成するための投資に対する回収という問題も起きてくるわけでございますが、こういうものはどうやったら解決できるか、先生の御意見を一言お伺いしたいのでございます。
そこで、今日その医療担当者が不足しておるというような問題等が、つい最近浪速医大の建設に伴うああいう問題が起きておるし、昨年は大阪大学の入試に伴ういろいろな問題等が起きておる、こういうことなどを考えてみますると、医療供給体制をどう整備するかという問題、あるいは医療担当者の教育養成をどうするかという問題、まあ医療担当者養成の問題は文部省の所管等ということに主としてなってまいりますが、この問題等について医師会等
たとえば浪速医大の場合、私もう申し上げません。申し上げませんけれども、しかし問題になっているのは、幽霊土地の転売、大口架空寄付、優先入学前提の寄付、多額の使途不明金、これは贈賄、供応、政治家工作、事務員の横領等が今日あがっておるようですね。これは不認可になりましたけれども、しかしこれがいま警察にあがっているようなものがはたして皆さんの調査でどこまでわかっておっただろうか。
それで、八日ぐらいの新聞になってきますと、「浪速医大不正」「文部省に疑惑」「係官に供応、贈賄」安嶋文部省管理局長談話「贈り物は返したはず」。それから九日になってきますと「私大審に贈賄攻勢」「時子山会長と会食」会長は「手はつけなかった」。現実に高級時計や毛布をぶつけておる。それから四月の十一日浪速医大の問題は「政界にも波及か」。私大審、政治家、文部省筋に——これは相手の自白ですよね。
○勝澤委員 これも新聞ですからよくわかりませんけれども、たとえば浪速医大の事件を見てみますと、小学校一年で予約して寄付は幾ら、小学校二年では幾ら、中学一年では幾ら、こういう基準がある。私、この基準というのはまるっきり根も葉もない基準じゃないと思うのですよ。いまの世間相場というのがちょっと書いてあるような気がするわけです。
○勝澤委員 私は、最近新聞紙上をにぎわしておる浪速医大設置の不正事件の関係につきまして少し御質問いたしますが、この事件の概況を見てみますと、この設立申請書というものがいかにでたらめなものがつくられておったか、こういうことであるわけでありまして、この設置申請についての文部省の取り扱ってきた経過について御報告を願いたいと思います。
○勝澤委員 昨年から阪大あるいは大阪市大医学部の不正入試事件、それからにせ医者の事件、それから浪速医大等々の事件などを見てみますと、一体何が原因でこういうことが起きるのかという点について、文部省はどうお考えになっておられるか、御説明いただきたいと思います。