1999-05-18 第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
私は、沖縄に次ぐ米軍基地を抱える神奈川県選出の議員としてお伺いしたいのですが、横須賀には米第七艦隊空母機動部隊、キティーホークの母港があり、アジア一と言われる相模総合補給廠、浦郷弾薬庫、上瀬谷通信基地、鶴見と小柴の貯油施設、そして横浜港の中には横浜ノースドックが置かれているなど、こうした状況でございます。また、海軍厚木基地では、空母艦載機による訓練の爆音に周辺住民が大変苦しんでおります。
私は、沖縄に次ぐ米軍基地を抱える神奈川県選出の議員としてお伺いしたいのですが、横須賀には米第七艦隊空母機動部隊、キティーホークの母港があり、アジア一と言われる相模総合補給廠、浦郷弾薬庫、上瀬谷通信基地、鶴見と小柴の貯油施設、そして横浜港の中には横浜ノースドックが置かれているなど、こうした状況でございます。また、海軍厚木基地では、空母艦載機による訓練の爆音に周辺住民が大変苦しんでおります。
横須賀のこの問題で、これは浦郷弾薬庫であることは間違いないと思うのですが、人口密集地なんですよ。ここは住宅の密集地なんですよ。だから最近、ある学者も、こういう住宅密集地でもし火災でもあれば、放射能の飛散や重金属の問題で非常な懸念があるということも言っている人もおられます。
ということは、横須賀施設内か浦郷弾薬庫に劣化ウラン弾が貯蔵されているということは間違いないことだと思うのですけれども、この海軍の母港にしている艦船の劣化ウラン弾は、使用する態勢にあるというが、どこに貯蔵されているのですか。
横須賀基地の浦郷弾薬庫ではわずか五十メートルしか離れていないところに老人生きがいの家という福祉施設がある。 また、私がこれは実際に見てまいりました東広島市の川上弾薬庫では、今地域の住民の方たちの大反対を押し切って市が火葬場、共同墓地などのある墓地公園を建設しようとしている。まさにフェンス一つ隔てたところなわけですね。
一つは、つい最近も横須賀の浦郷弾薬庫にアスロックと思われるコンテナの運び込みがテレビで放映されました。昭和四十九年ラロック証言を前後にして、横須賀では原子力艦艇に乗っておる水兵等の実際の証言もあります。核を積んだまま入っておるのだという、あるいは核を一時浦郷弾薬庫に貯蔵させておるという証言があります。この証言あるいはこういった事実の裏づけはいまからお示しする資料の中にある。
また、核魚雷アスロック運搬用のコンテナMK182、183、核ミサイル、ウォールアイ運搬用コンテナMK516が浦郷弾薬庫に運び込まれたり搬出されたりしていることが写真に写し出されている。このような疑惑は横須賀市民のみならず厚木をも抱えている神奈川の県民にとっては大変な問題です。
それで、当時も、横須賀に入港するときは核は持っていないのだ、母港に入るときは核を持っていないのだ、有事の際は核を持つのだ、じゃ、どこでその核を積むのかというような漫画のような論議が行われたことがあるのですが、今度の場合、朝鮮海域に出動する前に、私たちが確認しているように、弾薬を積み込んだのは横須賀の浦郷弾薬庫で二十日に一日で積み込んだ、それで朝鮮海域に出動したわけですね。
○山崎(敏)政府委員 実は、八月十九日か二十日に浦郷の弾薬庫からミッドウェーその他の第七艦隊の艦船に弾薬を積み込んだという報道があるということも聞きましたので、われわれもその点については念のためアメリカに照会してみましたが、アメリカが申しますところによりますれば、その当時浦郷弾薬庫から弾薬を搬出したり、あるいは搬入したりしたことはないと言っております。
○山崎(敏)政府委員 従来アメリカはこういうオペレーショナルと申しますか、作戦上の問題に関しては答えないということを原則にしておるわけでございますが、特に中路先生の御照会もございましたので、その点についてはわれわれも念のために聞いてみたわけでございますが、われわれが承知しておる限りにおきましては、その当時特に浦郷弾薬庫から弾薬を積み込んだという事実はないということを言っておるわけでございます。