1999-07-02 第145回国会 衆議院 法務委員会 第21号
○浜野最高裁判所長官代理者 平成十年に家庭裁判所に提起されました禁治産申し立て事件それから準禁治産申し立て事件、さらにこれらの取り消し事件でございます、合計約三千六百件余りでございます。家事事件全体が約四十九万件でございますので、先ほどの三千六百件というのは約〇・七%にとどまっております。
○浜野最高裁判所長官代理者 平成十年に家庭裁判所に提起されました禁治産申し立て事件それから準禁治産申し立て事件、さらにこれらの取り消し事件でございます、合計約三千六百件余りでございます。家事事件全体が約四十九万件でございますので、先ほどの三千六百件というのは約〇・七%にとどまっております。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 委員の御指摘は大変大局的な観点から、大きい御質問でございますので、まず大局的な観点からお答えをいたしますと、司法の使命は、公正な手続に基づきまして事件を法的に解決することにより、社会の法的ニーズに対応することにあるというふうに存じております。
○浜野最高裁判所長官代理者 現在御審議いただいております成年後見制度についての法案が成立した後の具体的な裁判所におきます運用、これがどういうふうになっていくのかということは、今後裁判所内でも工夫して積み重ねていかなければならないところでございますし、また、新しい制度でございますので、この制度に係る事件数の動向というのは現在の時点では予測しがたいところでございますのですが、大局的に申し上げますと、高齢化
○浜野最高裁判所長官代理者 ちなみに、平成十年度に我が国の家庭裁判所に提起されました禁治産宣告の申し立て事件あるいは準禁治産宣告申し立て事件、それからこれらの取り消し事件というものを合計してみますと約三千六百件余りでございます。
○浜野最高裁判所長官代理者 今、専門というところを委員御指摘でございますが、例えば東京地裁におきます知的財産関係事件専門部のように、まとまった数の同種事件があります場合には、専門部や集中部を置くという事務処理体制をとっている例があるわけでございますが、今後の家裁における事務処理体制につきましては、事件数の動向、それから成年後見制度の具体的な運用状況を見ながら、先ほども申し上げましたが、その特色であります
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 先ほど委員御指摘の審議官の点も含めましてお答えさせていただきます。
○浜野最高裁判所長官代理者 司法制度改革審議会の審議の具体的な項目、審議の方法、報告や意見の集約のあり方につきましては、今後審議会において検討されるべきもの、こう承知しておりまして、裁判所といたしましても、現段階で、御指摘の点について具体的なコメントは差し控えたいと存じます。
○浜野最高裁判所長官代理者 委員お尋ねの審議官室の構成メンバーは、審議官が一名、それから若手裁判官が二名、それから事務官が三名でございます。合計六名で構成しております。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 委員御指摘のように、裁判所は、四月一日付で審議官を中心といたします専門チームを発足させることといたしました。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 今回設けられます法案に出ております司法制度改革審議会といいますのは、司法制度を利用される国民の方々、いわばユーザーの視点から審議されるというふうに承知しております。 裁判所といたしましても、審議会からの御要請がありますと資料等を提供して、意見を求められればこれを申し上げて御説明していくというつもりでございます。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 裁判所に対しましてさまざまな御意見、御批判があることは承知しているところでございます。 ただ、裁判所といたしましては、提起された一つ一つの裁判事件につきまして、当事者の主張と証拠に基づき、法と良心に従って判断することにより、私的紛争の解決、法秩序の維持という司法の使命を果たすべく努めてまいったところでございます。
○浜野最高裁判所長官代理者 委員御指摘のような状況で、要するに、少年の非行事実の認定との関係では、家裁調査官というものは役割を果たすという、そこにポイントがあるわけではなくて、生活環境が複雑である、あるいは非常に理解しがたい動機が背景にある、そういうような背景事情、あるいはその後の処遇を考える上での重要な事情について、少年の資質や保護環境について十分調査をして処遇を適正なものに考えていくという意味では
○浜野最高裁判所長官代理者 委員御指摘の、特に小学生を中心とする広報活動でございますが、裁判所としては、さきに御説明したような下級裁判所の傍聴のほかに、小学生向けと中学生、高校生向けに裁判所制度を紹介した広報ビデオを作成しておりまして、全国の小学校、中学校及び高等学校に配付し、これを社会科授業の時間に見ていただいたり、それから広報誌の「司法の窓」を委員御指摘のとおり発行しておりまして、これを全国の高等学校
○浜野最高裁判所長官代理者 全国の各高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所で、小学生、中学生、高校生、大学生、それから一般の方々の見学を受け入れておりまして、広報ビデオの上映、庁舎の見学、それから法廷の傍聴等を各庁の実情に応じて適宜組み合わせまして、裁判所の紹介に努めているところでございます。
○浜野最高裁判所長官代理者 裁判所全体の事件の動向を見ますと、特に民事事件の増加が目立っているところは、委員御指摘のとおりでございます。
○浜野最高裁判所長官代理者 予定されております司法制度審議会への一般的な裁判所のスタンスについても委員お尋ねでございますので、その点について意見を述べさせていただきます。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 今委員御指摘の裁判官の増員を検討するに当たりましては、基本的には、裁判所に訴えが提起されてきまして、それの事件数の動向、これがいわば仕事の容量ということでございます、事件数の動向を合理的に推測できる範囲がどの程度かということが裁判官の増員を決める場合の一番重要な要因になってくるということでございます。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 委員御指摘の定員削減計画でございますが、これは、具体的に言いますと、第九次の定員削減計画に対する裁判所が協力をするということに関しての御質問だというふうに伺います。
○浜野最高裁判所長官代理者 委員御案内のとおり、裁判所は内閣の傘下にあるというわけでございませんので、総務庁と調整、意見交換をしておりません。
○浜野最高裁判所長官代理者 まさに委員御指摘のとおりでございまして、私どもも、個々に具体的なそれぞれの統計的な処理をする前の粗いデータというのは報告をしたり調査をしたり、持っているわけでございますが、これを委員の御質問に対して手持ち件数と審理期間の関係がこういうふうになっているという統計処理がまだできていない状況でございます。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。
○浜野最高裁判所長官代理者 具体的な業者の名前は差し控えさせていただきまずけれども、委員が問題にしておられますいわば秘密保持の問題でございますが……(木島委員「どんな業者かだけでいいですよ」と呼ぶ)信頼の置ける、秘密保持の可能な、しかも一番大事なのは、録音反訳でございますので、証言そのものを正確に実際に反映できる、そういう技術的に信頼のできる業者を選択したいというふうに考えております。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。
○浜野最高裁判所長官代理者 お答えいたします。 委員御指摘のとおり、裁判官自身が、紛争を解決する上での基本的な社会的な常識をわきまえていないということになりますと、適切な紛争解決もできないということは御指摘のとおりでございまして、私どもは、内部の研修その他を含めまして、そのようなことのないように、仕事を通じての研修と同時に、自己研さんの機会をいろいろ設けているところでございます。