○井上参考人 分析の結果が出ましたので、本来なれば県といたしましても安全宣言はしたい気持ちはありますけれども、ただ、そういった発病者が出たというふうな直後でもございますし、先ほど浜野会長からも話がありましたように、きょうぐらいからその地区におきましても操業が開始されるだろうというふうな関係もございまして、県といたしましては、いま現在直ちに香川県の瀬戸内海関係の魚は全部安全だというふうな宣言をするのもちょっとちゅうちょいたしておるような
井上房一
○左藤政府委員 国の行います汚染実態調査、それからいまお話しがございました魚介類の環境影響調査とか、試験操業とか、そういった結果をいろいろ総合いたしまして、その状況によっては区域を定めて、できるだけそういった安全宣言の問題を考えたいということで進めておったわけでございますが、いま浜野会長さんからのお話しにもございましたような、そういった問題がいろいろとございます。
左藤恵
したがいまして、中和剤が長い間魚介類に蓄積して、それが人体にどういう影響を及ぼすかというふうな問題につきましては、先ほど浜野会長からも申し上げましたように、化学的には心配はないという説もあり、また、それは影響があるんだというふうに漁民ははだで感じておるというふうな説もありますし、また、そういう基本的な調査につきましては、これは県の技術者だけでもなかなか解明することができないわけでございますので、そういったような
井上房一