1993-02-25 第126回国会 衆議院 予算委員会 第14号
○赤木政府委員 現在の水質汚濁防止法の考え方は、排水基準というのは規制対象事業場からの排水を規制するということで最低限の基準として定めておるわけでございまして、今御質問のように、地域の実態に合わせた形で工場なんかも規制をするという考えに立つならば、その実態にきっちり合った形での必要最小限の規制という形になる必要があると思うわけでございまして、そのためには、地域での水量だとか川の流速等がいろいろ違うわけでございまして
○赤木政府委員 現在の水質汚濁防止法の考え方は、排水基準というのは規制対象事業場からの排水を規制するということで最低限の基準として定めておるわけでございまして、今御質問のように、地域の実態に合わせた形で工場なんかも規制をするという考えに立つならば、その実態にきっちり合った形での必要最小限の規制という形になる必要があると思うわけでございまして、そのためには、地域での水量だとか川の流速等がいろいろ違うわけでございまして
ただ、地域の実情を熟知しております都道府県が、水域の水量だとかあるいは流速等の自然条件や、水域で排出されます排出量、排水量ですか、あるいは汚染の状況だとか水域の利水状況なんかの社会状況なんかも判断いたしまして、いわゆる上乗せ規制をできるようなシステムになってございます。こういうふうな上乗せをその地域の実態に合った形で運用していただく。
しかし、それもできませんので、県から関係機関に、いろいろ委託しまして潮流の流れ、流速等のシミュレーション計算をしておるわけでございますが、それによりますと、恋路島のところを締め切れば、湾外の流況は余り変わらない。湾内は非常に流速が落ちます、ということは工事に伴う汚泥の拡散が、それだけ防げるということでございます。
それから、夏の条件下でと申しまして、先ほど申し上げましたように、七月末に同じく実験で、流向、流速等の調査だけではなくて、実際に放出口から拡散するという実験をもって、夏の条件下におけるデータをいま集めておるということがあるわけでございます。 それで、当然のことながら、これらのデータを基礎にいたしまして、ホットテストに入るまでの間に、拡散の状況あるいはそれが蓄積される状況等を把握する。
特に河川は水位或いは流速等が常に変化しますが故に、堰堤などの工作物がない河川では区画漁業すらできない実情であります。従つて殆んどの河川は現在の法案のままで行きまするならば、漁業権によらないところの漁業が行われまして、遡河魚類の繁殖保護は殆んど顧みられない実情に立至る慮れがあると思うのであります。