1989-05-23 第114回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
単に農林漁業に直接役に立つ学問ということだけではなくて、広く農水産物加工あるいは流通経済等の分野をも包含するようになってきておりまして、また、バイオテクノロジーによる新しい生物資源の開発利用、環境問題を含めた天然資源の保全や活用、こういった分野においても大きな役割を果たすことが期待されるようになってきているというふうに認識しております。
単に農林漁業に直接役に立つ学問ということだけではなくて、広く農水産物加工あるいは流通経済等の分野をも包含するようになってきておりまして、また、バイオテクノロジーによる新しい生物資源の開発利用、環境問題を含めた天然資源の保全や活用、こういった分野においても大きな役割を果たすことが期待されるようになってきているというふうに認識しております。
設置をしたいということで御審議を願っておるわけでございますけれども、御案内のように、最近科学技術が急速に進展をしてまいりまして、農林漁業をめぐる社会環境、社会構造等の変化も相当激しく出てきておるというふうに認識をしておるわけでございますが、こういった中で、農水産系の学部に対する社会的要請というものが、従来のように単に農林漁業に直接に役に立つ学問分野というだけでなくて、幅を広げまして、農水産加工や流通経済等
三重大学は従来から農学部と水産学部の二つの学部を持っておったわけでございますけれども、最近の科学技術の進展でございますとか農林漁業を取り巻く社会構造の変化というような中で、農・水産系の学部に対する社会的な要請も、これまでのように単に産業としての農林漁業に直接役立つ学問分野というだけでなくて、さらに農・水産加工の分野から流通経済等の分野、そして最近では、遺伝子工学などバイオテクノロジー技術による生物生産技術
というのは、やはりいま単に農業技術の面においても、あるいはまた流通経済等においても、また国際経済の面からいっても、農業の置かれている現状というのは非常に厳しゅうございますから、その中で農業を進めようとすれば、頭脳産業でございます。したがいまして、私は一番頭のいい人がこの産業に従事していただくことを期待いたしているわけでございます。