2000-04-20 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号
現時点では、今回の噴火に伴う土砂災害が確認されているのは、想定していなかった温泉街直上の噴火口からの熱泥水による西山川のみで、昭和五十二年の噴火後に整備された砂防ダム及び流路工が効果を発揮したために現在の被害にとどまっているところだとこういうふうに考えております。捕捉量十万立方でございます。
現時点では、今回の噴火に伴う土砂災害が確認されているのは、想定していなかった温泉街直上の噴火口からの熱泥水による西山川のみで、昭和五十二年の噴火後に整備された砂防ダム及び流路工が効果を発揮したために現在の被害にとどまっているところだとこういうふうに考えております。捕捉量十万立方でございます。
ところが、今回の噴火によりまして、せっかく長い間、前回の噴火が五十二年といいますからもう二十三年間かけて築き上げてきた西山川の砂防ダムとかあるいは流路工などが今回の噴火によって、泥流によってもうふさがれてしまって、さらにその橋が流れたことによってせきとめられたことが原因かもしれませんけれども、市街地に、町の中に泥流が押し流されていって非常に被害が広範にわたっているという事実がございます。
今は流路工から洞爺湖、洞爺湖は百八十五メートルの深さがあるそうでございますが、そこへ流れ込んでおるような事情で、これはもう先生御指摘ありましたように、この法案の重要性というのは、土砂災害から国民の生命、身体、特に財産ということは余り強調しておりません。
流路工は、直轄事務所に行っても、小さな事業は地元でやれと言われているからどうしようもないのです、こうなっているのだけれども、おかげさまで、私の見に行ったところは、国土庁の事業調整費をもらって流路工も直轄でやるというところまでなりましたので、まずは一件落着なのでございますけれども、地元の市町村は、そういう細かいところになりますと、そこでもってあちこち駆けずり回らなければならぬ。
ところが、例えば山の中に堰堤だとかあるいは流路工をたくさんつける、でもどこかに、私たちの気持ちの中に良心の呵責がありまして、これをやっても山はやっぱり崩れてくるしなあと。あるいは、急傾斜なんかもう最たるものなんですが、急傾斜をやってくれといって、それに二億、三億かける。
ただいまの先生からの御質問で、十一月末もしくはオリンピック関連で工期に無理があったのではないかというような御質問がありましたが、砂防災害関連緊急事業につきましては、すべての工期が平成九年一月の完成予定としておりまして、そのうち床固め工並びに流路工の部分につきましては九割を超す整備ができておりまして、ほぼ工期どおり仕事が進んでいたと報告を受けております。
これは、平川、松川において昭和三十七年からの姫川水系の直轄砂防事業着手当初から、砂防ダムあるいは流路工の施設整備を順次進めできたところでございまして、今回の災害に対してもこれらの施設が十分な効果を発揮したと我々は考えておりますが、地元の新聞報道におきましてもその効果が高く評価されている報道がなされているところでございます。
また、その大手川の下流の改修事業でありますが、これにつきましても河川改修事業をやっておるわけでありますが、これとあわせまして流路工の整備を今促進しておるところであります。
一方、建設省におきましては、治山ダムの下流の大手川におきまして流路工を計画実施中でございます。流路工は延長七百五十メートル、総事業費十六億円、平成五年度は一億円でございますが、これまでは、平成元年から五年度の間に用地取得を実施したいというふうに考えておるところでございます。
一番地元中の地元である安中地区町内会連絡協議会が行った土石流対策に関するアンケート、これでは、今回の計画では恒久的な土石流対策は不十分じゃないか、こういうふうに答えた住民が七三・五%に上る、導流堤よりも安全性が高いとして流路工の建設を求める声が数多く寄せられているということですね。
この六渓を含みます大手川については砂防事業として流路工を計画しているところでございますけれども、上下流部の関係事業と調整を図りながら、長崎県の意見も十分勘案しながら鋭意努力してまいりたい、こう考えております。
対策に当たりましては、大量に積もった火山灰の流出を直接抑えること、また発生した泥流はダム等で防止すること、なお下流部については流路工によって安全に流すことを基本といたしまして防災施設が設置をされております。しかしながら、構造物の設置につきましては、急を要したこと、地盤変動が続いておることなどによりまして堅固なものは設置ができません。
申し上げるまでもなく、砂防事業は河川の中流部においては土石流のエネルギーを弱めるための砂防ダム、また、土石流のはんらんを防ぐための導流堤等を設置し、下流部においては流路工を設けて、土石流を海へ安全に流下させる等の対策を進めております。しかしながら、何分にも流出土砂量が膨大で、私どもが視察しました野尻川では、毎年約四十万トンの土砂流出があるとのことであります。
また、昭和五十六年度より砂防事業を国の直轄事業として開始し、導流堤あるいは流路工の一部を実施し、現在砂防ダムを施行しているところであります。
次に、野尻川では、毎年二十回前後の土石流が発生し、約五十万立方メートルの土石が流出されるとのことで、この土石流を海へ安全に流下させるため流路工が設けられておりました。
まず、外輪山の鞍部の一番低いところ、それの下流には小有珠右の川があるわけでございますが、まず小有珠右の川につきまして、砂防激特並びに通常砂防によりまして、上流部には砂防ダムを設置いたしまして泥流の流下を抑制いたしまして、また下流部には流路工をつくりまして、その流路工の断面を、土砂を含んで流れるものに対して十分大きな断面をとりまして、それによって泥流を安全に流下させるという方針で、現在鋭意努力中でございます
特に昨年の暮れからことしにかけまして流路工なりあるいは防災ダムなり非常な御尽力をいただきました。あの冬の北海道でよくあれだけ対策をとっていただけたな、そう感服しております。 感服しておりますが、現在まで進められております工事は応急の工事でございます。しかも、その応急の工事がこれまでとは違ったスケールで行われていることば事実であります。
○政府委員(四柳修君) ただいま御指摘の有珠山周辺地域の住民の方々の移転の問題でございますが、現在までに特に温泉街におきまして御移転いただきました方は、先般御視察いただきました、いわば流路工ですとかそういった公共事業の施行に伴いまして、その補償対象によりまして大部分の方々が、虻田本町なりその他の方にお移りになったという形が大部分でございます。
治山がその渓流を水路工をつくってくると、そこに道路があってその下は農地である、あるいは、建設省の所管する砂防河川であるか一級河川であるか、それはわかりませんけれども、治山の方で流路工をつくってきても、その接点がうまくいかないから農地へはみ出してしまったり下流へまた流れてしまうわけですね。
いよいよ計画で流路工をつくると補償しなくちゃならぬというようなこともあるからなかなかやらぬのじゃないかとか、いろいろな不安もあるわけであります。これは速やかに、早期にそうして直轄で計画を示していただきたいと思うわけであります。あわせて、黒神川の方は計画にも出ておるのでありますけれども、高免の方については建設省のものを読んでも、川の名前も何にも書いてないわけですね。
○小巻敏雄君 すでにさきの質問者からも出て、一定の答弁はあったのですけれども、ここの堆積は私ども見せていただいて、大体三年までは導流堤でもってわきへ行かないようにしてここへため込んでいくんだというのが、かなりいっぱいになって、下の方に土石流が起こってくるというようなことも聞くわけでありますが、現地の方でも、どうしてもこの段階で黒神川は流路工の方を工事を開始しなければ安全は保障されぬと、やっぱり一貫して
それから下流の流路工につきまして、一応流路工の計画を仮排水路といたしまして河口まで掘削する計画をいたしております。それから全日空の沢につきましては、やはり一応スリットダムで土石流を抑えるとともに、大規模な砂防ダムを下流に計画し、流路工を計画したいというふうに考えております。それから、全日空右の沢につきましても上流のスリットダムで土石流の直撃を抑えてまいりたい。
しかし、関係諸官庁におきましては、対象の流出土砂量とか貯砂量というようなものを想定いたしまして、それを各研究的なものと結びつけまして、これを確定いたしまして、対象土砂量を決めまして、それに従いましていろいろの貯砂堰堤あるいは流路工、落差工というようなものを考えまして、対策を講じているわけでございます。
五十四年度以降砂防激特事業及び通常予算により砂防ダム五基、床固め工一基及び流路工七百二十メーターを整備することにより災害に対処してまいりたいと考えております。 以下、他地域についても同様に、小有珠川、通称全日空の沢でございますが、現在までに砂防ダムを二基完成しております。
そういうものを中心にいたしまして、一部渓流の間にも谷どめ工だとかあるいは流路工、こういうものをやりまして、必要な泥流の拡散といいますか、そういう拡散をする必要がある場所につきましては、泥流を停滞させるための導流工や、あるいは遊砂地というものを作設したいということでいま道と折衝をいたしておりますし、あるいは国有林は国有林で自身検討し、現地におきまして十分調整をとりながら対応してまいりたいというふうに考
御指摘の点、神ならぬ身と申しましては恐縮でございますけれども、私どもも防災側の担当としまして、あるいは地元の道庁も町長以下も、せっかくいままで人身災害のないことでほっと胸をなでおろしたものが、この間のような事故になりまして、いまのところは、大変恐縮でございますけれども、天気予報を見ながら、とにかく逃げることに精いっぱいということでございまして、そういう過程の中から来年の雪解けまでに山を治め、あるいは流路工
御承知のように、額その他につきましては現在来年度以降の激特の見直しをやっておりまして、来週には大蔵省の方にお願いできるのじゃないかと思いますが、今年度とりあえず仮排水路といたしまして流路工を仮工事で施工いたしますので、額その他につきましては後ほどまた御報告さしていただきたいと思います。