2000-03-23 第147回国会 参議院 総務委員会 第5号
この「左記ノ」という形で出ておりますのは、「コレラ菌、ペスト菌、チフス菌、パラチフス菌、赤痢菌、流行性脳脊髄膜炎菌及其ノ他危険ナル病原細菌」というふうに記載されております。
この「左記ノ」という形で出ておりますのは、「コレラ菌、ペスト菌、チフス菌、パラチフス菌、赤痢菌、流行性脳脊髄膜炎菌及其ノ他危険ナル病原細菌」というふうに記載されております。
時は夏、日本脳炎、流行性脳脊髄膜炎、赤痢、疑似コレラの患者さんの苦しみに接し、胸の張り裂けそうな思いをした記憶が今よみがえってまいるわけであります。 また、結核も全盛期でありました。
我が國の傳染病対策は明治三十年に制定されました傳染病予防法を基幹として、コレラ、赤痢、腸チフス、パラチフス、痘そう、発しんチフス、猩江熱、ジフテリア、流行性脳脊髄膜炎、ペストの十種の急性傳染病の防遏を規定いたしましたが、その後この法律に準じまして、結核、癩等に侵性傳染病にはそれぞれ單行法が制定せられているのであります。
わが國の傳染病対策は明治三十年に制定されました傳染病予防法を基幹として、コレラ、赤痢、腸チフス、パラチフス、痘瘡、発疹チフス、猩紅熱、ジフテリア、流行性脳脊髄膜炎、ペストの十種の急性傳染病の防遏を規定いたしましたが、その後この法律に準じまして、結核、癩等の慢性傳染病にはそれぞれ單行法が制定されているのであります。