2006-02-28 第164回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
安倍川におきましても、このモデル河川の一つといたしまして、これまでに十四カ所の雨量観測、七カ所の水位・流量観測等を毎年実施するとともに、十二年度からは出水時及び平常時の流砂量の観測を開始しまして、現在七カ所で実施しているところでございます。
安倍川におきましても、このモデル河川の一つといたしまして、これまでに十四カ所の雨量観測、七カ所の水位・流量観測等を毎年実施するとともに、十二年度からは出水時及び平常時の流砂量の観測を開始しまして、現在七カ所で実施しているところでございます。
先ほど局長も言いましたけれども、計画流砂量、それをいわゆる計画的にさせるには、土砂収支のバランスをきちんとさせること、そのためのきちんとした調査というものをしながら、流域単位といいますか、一つの砂の流れの単位ごとにそこを調査して、何も上流の土砂がどんどん流れればいいというものでもない。海岸でどれだけの土砂の流入、砂の流入が必要かというものを割り出しながら、そのための河川のかかわりをやっていく。
そういうことで、復元に要する流砂量と、それを確保するために必要な対策というものの今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。
あるいは二番目といたしましては、計画の流砂量、これはどの程度の洪水といいますか、土石流の規模を検討しなさい、これに応じまして、遊砂池を広くしなさい、木を植えまして樹林帯というものをつくりなさい、堆積土砂の活用を図りなさい。
このような実情から砂防対策について富士山大沢崩れ対策協議会等の検討により、扇状地対策事業の促進と計画流砂量の検討、遊砂地の拡大、森林帯の設置、堆積土砂の活用等を考え、さらに、源頭部対策を進めることとして、大沢崩れ拡大防止、扇状地の安定化、下流への土砂害防止等の計画が策定され、現在、砂防工事を実施しているところでございます。
その結果、少し理論的になりますが、結果といたしましては、一般に堆砂勾配は二次放物線形をとり、流量と流砂量との変化によって最も急な洪水勾配と最も緩やかな平衡勾配の間を変動するものであるということが明らかになっております。すなわち、先生のお説のように、洪水時におきましては急勾配に堆砂をする、それからその後の出水で緩勾配となることが明らかにされております。
建設省といたしましては、このような開発その他によりまして上流が非常に荒廃し、河川が荒らされ、流砂量がふえるというような点につきましては、まず砂防指定地内におきましては、各種開発事業につきまして砂防法に基づきまして取り締まりをいたしましてこの実をあげようとしております。
しかしながら、今回の災害の実状にかんがみ、計画年平均流砂量を改訂し、不測の土石流を考慮して、遊砂地の拡大、導流堤の配置、森林帯などの設置及び砂防指定地の範囲等について検討するとともに、扇状地における堆積土砂の活用をはかり、遊砂能力を維持することが必要である。」となっております。 それで、これらの意見に基づきまして、特に下流の被害がないような対策につとめておるということでございます。
○政府委員(川崎精一君) 先ほど申し上げましたように、われわれの想定いたしておりましたいわゆる流砂量あるいは地域の治山あるいは砂防上の問題、こういったものは、先ほど申し上げましたように、十分今後とも慎重に調査いたしました上で、あわせて対策を講じていくということになろうかと思います。
そこで、床どめをつくったり、かすみ堤といっておりますが、両側に広がらないように導流式にかすみ堤というようなものを両側につくって、その間に床固め工をつくることにして、そこで砂を遊ばして、下流に対してこれ以上出てくる流砂量を少なくしよう、それと同時に、だんだん問題となる上のほうの源頭部等に対しては、逐次やはり床どめ式のものをつくりまして、滝になって落ちてくる土のかたまりを、できるだけ崩壊を防ぐという意味
それからもちろん砂防等を強化いたしまして、そういった上流川の流砂量をできるだけ調節するようなことも今後積極的に進めてまいりたい、このように考えております。
一、天竜川の泰阜ダム上流が現在どれくらいの流砂量があり、人為的にこれを防止しうるかについて科学的に調査、計算した結果、計画中の小渋ダムをはじめ、砂防工事、河川工事をおこなうことによって、泰阜ダムの河床上昇を防ぎうる――という結論をえた。一、したがってこんごは上流の工事促進をはかり、「河床上昇は防げる」という前提にたって地元対策をたてていきたい。
ただ非常に大きな出水が参りますと、一年で平均の流砂量の十倍あるいは二十倍の土砂が流れてくるということは、普通ほかの堰堤でも期待されるところでありましてまあこういうような大出水が何年に一度くるかというような問題が非常に問題でございましてこれがたとえば去年のような出水がまた来年きますと、計画してとっておりました堆砂量が二年で一ぱいになるということになりますけれども、まあわれわれが考えるところでは去年の七号台風
また砂防の方におきましても、流砂量の調査等をいたしておりまして、大体平均毎年この流域では一平方キロ当りどのくらいの土砂が流れてくるというようなことはまあいろいろと調べてはおります。
○赤木正雄君 建設省の砂防課が流砂量を測る方法については十分まだわからないと言つたそうでありますが、私は砂防課の意見には納得しがたい。例えて申しますならばガンマー線を用いてこれを調べる、そういう方法もあるのです。これは砂防課が知らんだけのことなのです。やれば幾らも方法があるのです。そういう砂防課が知らんことを以て全国民が知らんと思われたら大変迷惑をする。これは一つお考え願いたい。
流砂量につきしてはいろいろな測定方法がございまして、水部会におきまして論議を盡したのでございますが、まだ現在の段階としてはどの方法ということに結論をつけないで、大体の事業計画というものに必要な限りにおいての事務局におきます構想でこの表を作つたのでございまして、この方法につきましてはなお国土調査審議会において決定して頂きたい、こういうように考えます。
なお流砂量に関しましても石狩川で……。二十とか、この数字まで掲げてありまするからして、どの方法でやるということは大体わかつていない以上はこういうことは掲げられない。少くともその概案ぐらいはお持ちと思いますが、それを承わりたい。
次は砂防の直轄調査費でございますが、これは現在直轄で施行いたしておりまするところの河川につきまして、流砂量の調査、崩壊土量の調査、そういうようなものの根本資料の調査に当てておるのでございます。府県の砂防事業につきましては、昨年度は十二億と存じまするが、今年度におきましては一般の認識が非常に高まりまして格段の増加をいたして頂いたわけでありまするが、約二十億三千五百万円でございます。
今年までに大体六万円程度の調査費を入れておりますが、なおいろいろの点からいたしまして、大ざつぱではありますが、なお二千数百万円の調査費を投ずる必要があるのではないか、こういう点を考えておるわけでありまして、調査といたしましても先ほどお話になりましたような水源山地の状況、それから流砂量、流水量並びに雨量あるいはダム地点の地形とかいろいろな問題についてなお十分研究をしなければならぬ問題が多多あるのでございます