1965-09-10 第49回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
次に建物関係では住家の全、半壊、流失等五万九千棟以上、非住家等一万一千棟以上、被害額五十一億円余、農作物関係ではカンショの被害が最も大きく、さらに飼料作物、水稲にもかなりの被害が出ておりまして、被害額は二十八億円余、耕地関係では田畑の流失埋没、農業用施設の被害一億七千万円余、畜産関係で一億三千万円余、水産関係では漁船の流失沈没等で三千四百万円余、山林関係六億九千万円余、鉱工業商業関係で八億二千万円余
次に建物関係では住家の全、半壊、流失等五万九千棟以上、非住家等一万一千棟以上、被害額五十一億円余、農作物関係ではカンショの被害が最も大きく、さらに飼料作物、水稲にもかなりの被害が出ておりまして、被害額は二十八億円余、耕地関係では田畑の流失埋没、農業用施設の被害一億七千万円余、畜産関係で一億三千万円余、水産関係では漁船の流失沈没等で三千四百万円余、山林関係六億九千万円余、鉱工業商業関係で八億二千万円余
また、各種の共同利用施設、個人施設にも所によっては壊滅的な打撃を与え、現在までの報告によれば、農業協同組合、漁業協同組合、森林組合等の所有する共同利用施設の被害は約百六億円、その他の施設の被害は約百十五億円でありますが、真珠いかだ、漁船の流失、沈没等、水産関係の被害がその半ば近くを占めております。 農林省といたしましては、その被害の激甚なのにかんがみ、応急対策の万全を期したのであります。
また今回の台風は、所によっては共同利用施設、個人施設にも壊滅的な打撃を与え、現在までの報告によれば、農協、漁協、森林組合の所有する共同利用施設の被害は十六億円、その他の施設の被害は百十五億円でありますが、真珠いかだ、漁船の流失、沈没等、水産関係の被害がその半ばを占めております。以上が被害の概況でございます。 第三に、これに対してとりました応急対策につきまして御報告申し上げます。