1995-03-20 第132回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
それで、丹生ダム貯水池におきます富栄養化の可能性は、流域自体が非常に山林豊かなところでございますし、生活排水もしくは工場排水等の問題も非常に少のうございますので、富栄養化の可能性は非常に小さいと思っております。また、下流の琵琶湖への影響につきましては、先ほど申し上げましたが、むしろダムでたまることの効果もあるだろうと思っております。
それで、丹生ダム貯水池におきます富栄養化の可能性は、流域自体が非常に山林豊かなところでございますし、生活排水もしくは工場排水等の問題も非常に少のうございますので、富栄養化の可能性は非常に小さいと思っております。また、下流の琵琶湖への影響につきましては、先ほど申し上げましたが、むしろダムでたまることの効果もあるだろうと思っております。
そして風化土砂部分が崩壊したという現状があるわけでございまして、これは建設省の所管ではないけれども、今度新しく総合治水対策ということを推進されるということでございますが、やはり流域自体について相当関心を払っていかないといけない。特に私が心配するのは、総合治水対策というと、とかく都市周辺というふうな頭が働かないようにしていただきたいと思います。
河川自体の変化に気付かば、流域自体の適正なる変化を認めないで、河川は従来のままの河川形態をとろうとするところに大きな進歩に対する矛盾があるんだろうと私は考えております。従つて河川も共に流域と変化する、こういう考え方で以て新たなる技術の投入を継続的に河川にやつて行かなくてはならないと。