1996-04-11 第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
例えば、きのう新聞で一斉に報道されたわけでありますが、国土庁が、次期全国総合開発計画、全総の来春の閣議決定に向けて、全国の主な河川の上、下流地域を一つの圏域として地域間交流を促す流域圏構想を打ち出す方向で検討に入ったというような報道もされているわけでありまして、上流と下流を含めた一体的な、自然に配慮しつつ、山に配慮しつつ一体的な国土形成をしていこうというような風潮がようやく出てきているわけであります
例えば、きのう新聞で一斉に報道されたわけでありますが、国土庁が、次期全国総合開発計画、全総の来春の閣議決定に向けて、全国の主な河川の上、下流地域を一つの圏域として地域間交流を促す流域圏構想を打ち出す方向で検討に入ったというような報道もされているわけでありまして、上流と下流を含めた一体的な、自然に配慮しつつ、山に配慮しつつ一体的な国土形成をしていこうというような風潮がようやく出てきているわけであります
あるいは流域圏構想などということも一方に言っておりまして、現在、この三全総についてそれぞれの地方の具体的な計画を立ててもらおう、そしてさらにそれを市町村におろしていこう、こういう段階でございますので、私としては、この広域市町村圏あるいは地方生活圏なども十分参考にしながら、定住圏を二百ないし三百にどう当てはめていくかという調整をしてまいりたいと思うのであります。
特に、今回はいわゆる流域圏構想あるいは水系主義と先ほど大臣がおっしゃいましたが、こういうようなものを考えていきますと、やはり上流の都市でありましょうとも、上流で汚すとその水はだんだん下流へ流れてくるわけでございます。