1978-02-09 第84回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
すでに通産省は会社に対し、流出鉱滓の除去を指示しておりましたが、その作業は遅々として進んでいないのが実情であり、地元住民はいら立ちを高めておりました。幸いにして流水の濁りも徐々に薄らぎ、シアン以外の有害物質は基準以下とのことでありますが、流出鉱滓をこのまま放置すれば、増水時に再度災害当時の様相を繰り返すことは明らかであります。
すでに通産省は会社に対し、流出鉱滓の除去を指示しておりましたが、その作業は遅々として進んでいないのが実情であり、地元住民はいら立ちを高めておりました。幸いにして流水の濁りも徐々に薄らぎ、シアン以外の有害物質は基準以下とのことでありますが、流出鉱滓をこのまま放置すれば、増水時に再度災害当時の様相を繰り返すことは明らかであります。
特に、いまの鉱滓流出の関係なんかについては、思ってもいないことでありますけれども、私たちは保安監督行政という問題について、きわめてずさんであったということが、いま国民の前にはっきりしたわけでありますが、今後の、いわゆる流出鉱滓の除去の作業の進捗状態、あるいはまた、特にほうずき沢の、仮堰堤でなく、堰堤をどういうような進捗状況でいま工事を進めているかというような点について、ひとつまた今後において当委員会