2019-11-28 第200回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
その内訳は、河川の氾濫による表土の流出、土砂や稲わらの堆積、畦畔の崩壊等、大小さまざまな被害が発生しております。 農地等の復旧につきましては、農家による営農の行為の範疇で可能な自力復旧と、土木工事等が必要な災害復旧事業等によって復旧することになると考えております。
その内訳は、河川の氾濫による表土の流出、土砂や稲わらの堆積、畦畔の崩壊等、大小さまざまな被害が発生しております。 農地等の復旧につきましては、農家による営農の行為の範疇で可能な自力復旧と、土木工事等が必要な災害復旧事業等によって復旧することになると考えております。
その内訳は、河川氾濫による表土流出、土砂や稲わらの堆積、また畦畔の崩壊など、大小さまざまな被害が発生しているところでございます。 このうち、災害復旧事業の対象となる農地の被害状況の詳細に関しましては、一月末までに災害査定を進める予定でございまして、その中で明らかにしてまいりたいというふうに考えてございます。
発生土置場から流出土砂による河床の上昇や渓床、これは渓谷状の河川の水底のことでございますが、渓床への堆積に伴う災害危険度の増大、また崩壊などに伴う土砂災害、濁水の発生に伴う河川環境への影響を最大限回避するよう、発生土置場での発生土を適切に管理することというふうに東海に対して求めてございます。
○政府参考人(池内幸司君) まず、この土砂災害警戒区域等の指定の前提になります計算に当たりましては、流出土砂量、それから氾濫が開始すると想定される基準点、土石流の流下方向、こういったものの適切な設定が必要でございますが、これにつきましては現在広島県から御相談を受けておりまして、今回の土砂流出の状況ですとか被害実態を踏まえまして適切に設定するよう、現在助言を行っているところでございます。
同様に、森林と裸地の流出土砂量の違いということで、これも一九七〇年の大変古いデータを使ってここで説明をしていただいています。 もちろん、このデータが間違いだということはないんですが、しかし一方で、私が多くの人から話を聞くと、しっかりと手入れをされた森林と手入れが行き届いていないところの森林とではまた違うと。
私も福島大学にいて、特に奥只見のあたりの森林があるところの限界集落、やはりそれは、森林を保全し、あるいは林業経営ができるようにするということは重要で、そういう立場からの森林の保全というのは、ある意味で、流出土砂をとめるとか、細い木がいっぱいあるのを、風倒木で倒れたものが流出するというのは洪水にも関係があるので、そういう管理はすべきだけれども、これは緑のダムという定義の、雨が降らなくても水が出る、異常洪水
それで、この砂防ダムの設置について、町は一番影響を受ける漁協に事前説明をしていなかったということで、砲弾演習による流出土砂の影響がどう出るのか、調査もしなかった。机上の計算しかしていない。現地では非常にこういうことを問題にしています。一体このような大きなダムが必要だったのか、これが今一番大きな問題となっています。むしろダムによる私は環境破壊の方が深刻だなということを現地を見て思いました。
また、針原地区の砂防ダムについては、五万二千立方メートルの流出土砂量を想定していたものの、実際のダムの計画容量は二万二千立方メートルであったことを地元に説明していなかったことに対し、今後、危険渓流地にダムを設置する際には、土砂の最大流出予想量はすべて地元への説明に入れるようにしたい旨の発言がありました。
荒廃山地からの流出土砂による渓流河道部での堆積や山腹崩壊、地すべり、土石流による災害発生の問題、一部地域におけるダム貯水池の著しい堆砂によるダムの機能低下等の問題が、また、平野部や河口・海岸部では、河床低下、河口閉塞、海岸線の後退等の問題が発生している。
また、事業の実施に当たりましても、流域におきます特性を勘案して相互に連携を図るために、従前から、治山砂防連絡調整会議等を通じまして、事業計画や工事、管理等につきまして協議をして効率的な事業の実施に努めているところでございますが、これに加えまして、平成九年度からは建設省の砂防事業との連携によりまして、ダム上流域の後背地の復旧や森林整備、流出土砂の抑制等を集中的かつ計画的に実施するダム等の堆砂・濁水防止緊急対策
この災害復旧対策として、姫川の支流の一つであります蒲原沢についても、最上流部の荒廃した森林地帯の復旧整備と、中・下流部における流出土砂の調節というものを緊急に行うというような観点から、治山事業それから下流部におきます砂防事業、一体として実施されてきたところでございます。
できるだけ早く結論を出しまして、次にこれに基づきまして二番目のおっしゃいました降雨による崩壊発生、崩土の流出、流出土砂量の推定、それから三番目の降雨による立木流出量の推定、四番目の砂防施設の被災度の詳細調査と分析、それから五番目の地震後の砂防計画の検討という順番に進めてまいりたいと思っております。
第二点は、降雨による崩壊発生、崩土流出、流出土砂量の推定。三番目には、降雨による立木流出量の推定。四番目には、砂防施設の被災度の詳細調査と分析。五番目には、地震後の砂防計画、応急対策を含めての検討。 簡単で結構でございますので、この対応はもうしっかりされていらっしゃると思いますので、今の五点について伺いたいと思います。
先生今お話しされましたように、今回の豪雨によりまして市道に大量の流出土砂が発生いたしまして、約四百カ所近くで路面の埋塞が発生いたしております。鹿児島市では、重要な生活道路でございますので、機能をできるだけ早く確保するために、応急復旧工事といたしまして、埋塞土砂の排除を既にもう実施しております。
○説明員(大久保駿君) 中尾川上流につきましては、既に既設の砂防ダムがございまして、それぞれ効果を発揮していたところでございますけれども、今回中尾川の上流地区、水源部に相当するところには新たに多量の火砕流堆積物が堆積しておりまして、土石流の発生条件あるいは土石流による流出土砂量の変化、こういうことが考えられます。
とりあえず、現在のところでございますが、流出土砂の多い黒部川の下流部におきまして、現在宇奈月ダムというのを建設中でございますが、この宇奈月ダムにおきましては大型排砂ゲートを設置いたしまして、洪水時に土砂と洪水を同時に放出して、下流へ土砂を放出できないか、そういった観点で現在いろいろ検討しております一それからまた、揖斐川の横山ダム、天竜川の美和ダムにおきましては、流入する土砂をバイパストンネルによりまして
また、長期にわたる火山活動により山地の荒廃と渓流の浸食が進み、降雨のたびに土石流が発生する状況にあり、直轄八渓流だけでも年間平均七十回以上の土石流が発生しており、特に発生頻度の高い野尻川では、年間約二十回、流出土砂量は、年間、ダンプトラック約七万台分の五十万立方メートルに達しており、このため山麓の農耕地はもとより、人家、道路、港湾等の地域の生活基盤に重大な被害を与えているということであります。
大雨の都度に五十万トンもの土砂が流出する荒れるのために、その下流の渡良瀬川両岸は土砂流出・土砂崩壊防備保安林の指定をするとか、いろいろなことをやってきているのですよ。そして、そのずっと下流の渡良瀬川のところには遊水地帯があって、そこに今ため池をつくって、これが埼玉県や東京やというものの水源地になっていくわけです。その一番上流ですよ。
それから、上流からの流出土砂量を貯砂調節するという機能がございます。それから、河床勾配を緩めまして河道の浸食を防止するという機能がございますが、古恵川はお話しのとおり昭和七年から砂防事業を進めてまいりました。九基の砂防ダムと十四基の床固め工群が設置されておったわけであります。 今回の災害によりまして、土砂の流出によりまして最上流部の砂防ダムで約三万立米の土石流を貯砂しております。
○説明員(松下忠洋君) 今回のような山地の崩壊によります流出土砂や流木による災害でございますけれども、こういうものから下流域の安全を図るためには、山地の保全とともに渓流砂防と申しますか、渓流による砂防工事の対応が非常に重要であるというふうに考えております。
今回、予想をはるかに超える流出土砂量が出てまいりましてあの災害になったわけでございますけれども、たとえ工事中とはいいましても、この砂防ダムはほぼ完成に近い状態でございまして、砂防ダムとしての最大限の効果は果たしたのではないかというふうには考えております。
今回の地すべりは、流出土砂が約五百万立米と言われる大規模なもので、想像以上のものでありましたが、災害直後から続けられております観測の結果、地すべりは一応とまっているとのことであります。既に、湯谷団地側の仮くい打ちによる土どめ工、崩壊面の整地、仮排水路、鬼沢川の床とめ工等の応急対策工事がほぼ完了し、恒久対策のためのボーリング調査が実施されていました。
十六時五十八分ごろに、流出土砂量約五百万立方メーターと推定されます大規模な地すべりが発生いたしました。お手元の図面にオレンジ色で着色しておりますが、この地区でございます。十七時三十八分に、他の団地の住民に対しましても長野市は避難を指示いたしました。
それは、今回のこの地すべりは戦後最大の地すべりと、このように聞いておりますし、事実復旧工事も相当かかるでしょうし、面積も十六ヘクタール、流出土砂が霞が関ビルの十倍、こういうふうに言われております。私も現地に行ってまいりましたけれども、本当に目を覆うばかりの大惨事でございます。目を覆うところか土が覆っちゃって、それを見た人はもうあんぐりとして何にも言えない、こういう大惨事でございます。
○説明員(船渡清人君) 下流部の保安林内でございますが、林野庁といたしましては、流出土砂等による下流地域の再度災害防止と被害の拡大防止のために、地すべり末端に位置する駒形沢、今、お話が出ました駒形沢の保安林内におきまして、災害関連緊急治山事業といたしまして谷どめ工一基を早急に実施したいと、このように考えております。