2005-05-17 第162回国会 衆議院 法務委員会 第18号
具体的には、毎年夏と冬、所属議員にいわゆる氷代、もち代を渡していた、党活動費に派閥資金を上乗せして、むしろ派閥資金の方が多かった、これは長年の慣行だった、こういう指摘があります。
具体的には、毎年夏と冬、所属議員にいわゆる氷代、もち代を渡していた、党活動費に派閥資金を上乗せして、むしろ派閥資金の方が多かった、これは長年の慣行だった、こういう指摘があります。
政策活動費が四、派閥資金六の割合で支給されておった。
つまり、安倍派の派閥資金を一部分担して、上納金として一万五千株分をプレゼントした、森さんはそう言っている。 だから、すべてどうかわかりませんけれども、今度のリクルート問題で政治家に流れた部分は、一つの疑惑は、やみの政治資金に流れたのではないかと、そういうことが一つ問題になります。 しかも当時は、先ほど言いましたが、宮澤さんは宏池会の会長に九月四日になったばっかりです。選挙直後です。
そして一方、松野氏の五億円の、先ほどから私が問題にしております使途の問題につきましては、まさにこれは佐藤内閣を維持するための派閥資金として使われたに間違いないというふうに私は思っております。これも公然の秘密ではないかと思っております。そうなりますと、まさにこれは自民党の政権を維持する金に使われたのだと言わざるを得ぬのです。
しかも、派閥資金までも別ワクに認めてきたに対しては、もはや言語道断でございます。総理自身は、派閥解消を何べん言ったのですか。口では派閥解消を言いながら、銭このほうでは派閥にたんと資金を集めるようなことをして、二重人格ではありませんか。これこそ、企業からの献金を、自民党やそれぞれの派閥にきわめて入りやすくし、多くの資金を有利に集めるために、悪質なやり方で集めようとするに間違はないのであります。
他の派閥資金もほぼこれと同様であります。かくして、会費収入は資金の隠れみの的存在となっているもので、私はこの際、政党も派閥、個人も、資金ルートを明らかにすることにより、政党活動は公明正大で、かつ選挙は明るく正しく行なわれることになると思うのであります。そして、これこそが答申の精神でもあったのであります。 そこで佐藤総理にお伺いいたします。