2005-06-08 第162回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
ある新聞は、社説で「派閥ぐるみの構造的犯行である」というふうに書いています。 こういう、発行すべき領収書まで発行しないというような形で裏金をつくるという行為、こういう行為について、大臣、どうお感じになりますか。
ある新聞は、社説で「派閥ぐるみの構造的犯行である」というふうに書いています。 こういう、発行すべき領収書まで発行しないというような形で裏金をつくるという行為、こういう行為について、大臣、どうお感じになりますか。
また、国内においては、宮澤内閣発足当初は、本格政権とか、みずから決断する実行力のある内閣といったふれ込みでありましたが、相次ぐ政治汚職や疑惑が発覚し、しかも、共和事件では、あなたの率いる派閥ぐるみの汚職構造ではないかとの疑惑が持たれているのであります。さらに、御自身のリクルート疑惑の解明もなされたいまま現在に至っており、国民の政治不信は高まるばかりであります。
いわゆる派閥ぐるみじゃないか、そういう疑惑が持たれたわけでございますけれども、大臣になるためには派閥の推薦を受ける、あるいは派閥の組み合わせで総理・総裁が決まる、総裁選挙も派閥が中心になって行うというようなことで、かなり重要な役割を果たしているのだろうと思うのですね。
○鈴木参考人 共和関係の宴会あるいは祝賀会等にもしばしば出ておるのではないか、またそういうような関係から、共和から相当資金が流れておるのではないか、世上、これは宏池会の派閥ぐるみのスキャンダルではないか、金集めではないか、こういうようなことが報道もされてまいったことも私承知をいたしております。
鈴木先生に阿部代議士から一千万円が提出されたというようなことが、その金の趣旨というのは、その授受の経緯というのが派閥ぐるみである、宏池会と金の関係というようなことを言われておりますわけでございますが、これは大臣就任をされた方々全体の名誉にかかわる問題でございますので、まず、六十一年の九月までは宏池会の会長をしておられました鈴木先生から、その点に関してお話を伺わせていただけたらありがたいと思います。
その宏池会に対する愛情そして阿部代議士に対する同志としてのお気持ちがそんなことになったのであろう、私も十分にこういうお気持ちはわかる次第でございますが、一説によりますと、マスコミその他の報道では派閥ぐるみの資金づくりであったのではないかというような疑いを受けております。
○戸田委員 今回の共和事件で巷間取りざたされておるのは、どうも宮澤派、派閥ぐるみでこれらの問題に取り組んだのではないだろうか。殊に阿部さんは前事務総長ですからね、ナンバーツーの立場で、等々の立場でいろいろ本人は、非常に選挙に金がかかる、あるいは総裁選で金がかかる等々言っておられたわけですから、そういうことからいけば、宮澤派としての今回の事件に対する金の流れというものを知りたいわけですよ。
共和の金が宮澤派内や政権樹立のために使われ、派閥ぐるみの疑惑は深まるばかりであります。共和の十八億円とも言われる使途不明金の多くは、阿部代議士を通じ宮澤派の政治家に流れたことが報道されています。総理は、この事件をどう認識し、この疑惑をどう晴らすつもりなのか。 阿部代議士は、共和に対し資金の必要性について、閣僚ポストを獲得するために派閥の実力者に金を積まねばならないと言ったとも報道されております。