2007-12-07 第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
お尋ねの再評価は、これは昭和四十年代それから五十年代前半ということになりますが、当時販売されておりました活性ビタミン剤や強肝剤などにつきまして、その標榜する効能、効果に疑義があるとの意見が発表されたことなどに伴いまして、医薬品の審査に係る基本方針を策定いたしました昭和四十二年十月以前に承認をされた医薬品を対象にいたしまして、行政指導として行われたものでございます。
お尋ねの再評価は、これは昭和四十年代それから五十年代前半ということになりますが、当時販売されておりました活性ビタミン剤や強肝剤などにつきまして、その標榜する効能、効果に疑義があるとの意見が発表されたことなどに伴いまして、医薬品の審査に係る基本方針を策定いたしました昭和四十二年十月以前に承認をされた医薬品を対象にいたしまして、行政指導として行われたものでございます。
第一次再評価は昭和四十年代前半、戦後の大衆保健薬の隆盛とともに、当時販売されておりました活性ビタミン剤や強肝剤について、その標榜する効能効果に疑義があるとの意見が発表されたことなどに伴い、昭和四十六年の薬効問題懇談会の答申を踏まえまして、行政指導として行われたものでございます。
そこで、ちょっと表を読み上げてみたいと思いますけれども、私たちが比較的身近な大衆薬といわれるようなもの、それから専門的なお薬に至るまで、ちょっと代表的なものを七つばかりあげてみたいと思うのですけれども、これは活性ビタミン剤——ビタミン剤などは私たちもよく服用いたします。これが全自病の実勢価格というふうにいわれますが、この価格が四円。
それから、関連いたしまして、薬価基準について、最近国立病院なんかでも購入している活性ビタミン剤とクロフィブレートの購入価格について発表していただきたいと思うのですけれども……。
活性ビタミン剤、これはアリナミンとかビオタミン、ハイベストン、サモンゴールド、これが十一円のものが五円前後ですね。 これを見ましたときに、一体薬の価格はどうなっておるのか。しかも、この卸売りの連中の話を聞きますと、過当競争で五円で入れようとしても、お医者さんは、いや、あすこは三円だから、おまえのところから買わない——だとすると三円で売らざるを得ない。
○吉田(文)政府委員 おっしゃるようにビオタミン二五は近畿、中国、四国で大体一錠当たり十円二十銭、そのほかの薬につきまして活性ビタミン剤についても、たとえばアリナミンF二五ミリ、これも十円十四銭というのが各地区がかなりそろっているようでございます。
いまの活性ビタミン剤のことでございますけれども、中国、四国、近畿地方でほとんど完全な価格協定をやっているんじゃないか。そういったことを御存じかどうか。いま申し上げた地方では、ビオタミン二五ミリグラムが全部十円二十銭という同一価格でもって購入されております。これは御承知だろうか。あるいはこれについて御意見というか御見解というか承っておきたい。
新聞で私たちが見ていたのは活性ビタミン剤ですね。特にこうした面については、これは全国的に調査なすっているのだろうと私どもは想像しておりましたけれども、いまのお話は、調査いたしますという、これからのお話のようでございますから、これは委員長、あとで理事会ではかっていただいて、もしできれば自治省のほうからそういった資料をいただければたいへんありがたいと思います。
昨年も、活性ビタミン剤をはじめ、各品目に対しまして、メーカーが三〇%添付、五〇%添付、あるいは、はなはだしきは一〇〇%添付、そして景品等、そういう販売をやっているその実態に対しまして私は追及してまいりました。
改善してきた改善してきたといいますけれども、活性ビタミン剤の問題は一番先に取り上げました。私は、こういうところで、厚生省自身が業者となれ合いじゃなかろうか、そのような考えを持たざるを得ないんです、これ。ほんとうに当局としてこのようなことに対して行政指導してきてるならば、ほかの品物ならばいざ知らず、活性ビタミン剤は一番最初に取り上げた。
最初は、活性ビタミン剤の問題に始まりまして、一〇〇%添付、二〇〇%添付、そういう問題から、いろいろな薬品の名前あるいは会社の名前を堂々と当委員会におきまして発表してやってまいりました。一番最後の委員会において私が申し上げたのは昨年の十二月の二十二日だったかと思うのですが、最近このように追及してきたけれども、一時はとまった、活性ビタミン剤の添付の方法において。
その一つの実例をあげますと、昨年であったと思いますが、九州方面で、健康保険に採用されてないところの、問題を起こしましたニクビタンというビタミン剤の一種でございますが、これを投薬しながら、保険ではアリナミンあるいは他の活性ビタミン剤の薬価として請求していた。
もう一つの実例を申し上げますと、御承知のとおりに、活性ビタミン剤等を前の委員会におきましても私は取り上げました。薬価基準よりも、いまと同じように、半値以下で入っているという問題を取り上げました。ところが、いま厚生省坂元局長が、数回の通達も出したと、私が追及したために通達も出してきました、そして十月からは一〇%も下がってきましたと、厳重にやっておりますと、その姿勢は私認めます。
また活性ビタミン剤の保険基金への請求がわが国の総生産額を越えており、医師の手を通じての活性ビタミン剤は総生産額の半分以下という奇怪なうわさも流布されている。これでは医師会が医業実態調査を拒否するのも、ありそうなことだと信じたくなるのは筆者だけではあるまい。
この活性ビタミン剤の広告は、現代人の不安を巧妙にかきたて、拡大することによって、新しい需要を呼び起こしております。しかも、常備薬にしたため、かえって、からだをそこなう結果を招くものすらあります。総理は、このような国民の健康を侵害してまでの薬の販売合戦をどのように考え、どのように規制せんとするか、お伺いいたしたいと思います。 こうして、大衆薬はこの数年間に飛躍的な成長を遂げたのであります。
ですから、きょうは時間もないから、しかも、社労の健保のこの委員会ですから、はっきりしたことを御答弁願いたいと思うのですが、同じ会社の同じ製品で、健康保険の単価と、それから一般の小売り単価と、それから医家向けの単価と、これが非常に違うと、こういう点を具体的に質問したのに対して、藤沢薬品のノイロビタンですか、それから山川製薬の活性ビタミン剤、こういうものについて質問したのに対して、局長は、いまは突然聞かれてもわからないから
この問題につきましては、去る七月十二日、本院物価対策特別委員会におきまして、公明党の田代委員より指摘されたところでありますが、たとえば、某メーカーの活性ビタミン剤二十五ミリ一錠は、健保の単価にして約十二円、それが医者に通常は四円前後で取引され、しかも、五千錠買えばそれだけの数量がよけいにおまけになって加えられる。さらに抽せんでブルーバード、あるいは東南アジア招待旅行という特賞までついております。
そうしますと、驚くことなかれ、山川製薬、正式には日本化薬という会社の製品でございますけれども、これは堂々と健康保険を請求できる活性ビタミン剤二五ミリ一錠を、山川製薬のあれは——十一円四十銭ですか、十二円四十銭ですか、これはちょっと確信がありませんが、健康保険の単価にしまして——売っているのは四円前後で売っている。四円前後で取引されまして、健康保険が十一円か十二円で請求されているんです。
ただいま医薬品の例としておあげになりました活性ビタミン剤なりあるいはドリンク剤等がどの程度のシェアを占めるかということは、生産高等からおおよその達観をしている程度でございます。ただ、特に申し上げたいと思いますのは、医薬品につきましては、非常に多種多様の医薬品を生産、販売しておりますし、メーカー数も非常に多い。いわゆる販売競争というものが非常に激しいわけであります。
○田代富士男君 時間もあまり何でございますから、この前の視察に行ったときの肝心かなめのものをお聞きしたいと思いますが、いま中沢委員からも活性ビタミン剤の問題で質問されまして、私もこの問題について一緒に視察してまいりましたからお聞きしたいと思いますが、私は、今月、七月の一日から健康保険に指定されました活性ビタミン剤の——ノイロビタンですか、七月一日から指定されたのは。厚生省の方……。
○田代富士男君 いまの問題でございますが、これはすでに御承知と思いますが、「週刊朝日」がこの活性ビタミン剤のアリナミンの価格を再販制度にかけて八月十二日号に取り上げ、それに対しましてアリナミンの製造元であります武田薬品から圧力がかかったという話も聞いておりますが、これを御存じであるかどうか。
これはあとでお調べ願いたいと思うのだが、こまかい点は私は触れないけれども、要するにB6とB12を添加したといういわゆる活性ビタミン剤で、本来的に区別のできるしろものではない。しかし、それを片や薬価基準に、片や大衆向けに、あなたはいま厚生省は分離しようという方針だと言われたが、これは重大な問題だと思うのです。なぜ私がこういうことをお尋ねするかといえば、田辺だけではありません。同様な薬がたくさんある。
○坂元政府委員 活性ビタミン剤あるいは活性持続型ビタミン剤といわれておる医薬品でありますが、これは御存じのように、十年くらい前から従来のビタミンB1外に新たにビタミン耳の誘導体というものででき上がった製品であります。
私は実は専門家でございませんから、議論をしてもなかなかあれはできませんけれども、専門家たちの言うところを申し上げますと、たとえばアリナミンとかビタミンなどのいわゆる活性という文字のついた活性ビタミン剤、その他の保健薬というものは、これはもう全部きかないものと言っていい、こう言うのです。