2021-04-20 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
そうすると、川を埋め尽くしますので、洪水流は、行き場を失って平地いっぱいに流れます。この図にカーブミラーとありますが、これは、県道の上に立っているカーブミラーがこのように土砂で埋まってしまう事態になってしまっております。
そうすると、川を埋め尽くしますので、洪水流は、行き場を失って平地いっぱいに流れます。この図にカーブミラーとありますが、これは、県道の上に立っているカーブミラーがこのように土砂で埋まってしまう事態になってしまっております。
上流で豪雨によって土石流や土砂崩壊がございますと、それが洪水流によって流されます。勾配が緩いところで土砂が堆積いたしまして、川をまず埋めます。そうすると、水は流れ場所を失いますので、周りの土地いっぱいに土砂を含んで流れるわけです。これが土砂洪水氾濫で、写真にありますように、川と道路、周りの土地の区別がつかないほどに土砂が堆積するわけでございます。
このような状況の中で、那珂川、久慈川におきましては、今回の台風第十九号におきまして、決壊や越水等の甚大な被害が生じたことを踏まえまして、洪水時の水位を下げ、安全かつ確実に洪水流を流すことが重要だというふうに考えてございます。
鶴田ダムの再開発に加えまして、いわゆる洪水流を分派して上流の被害を軽減させる分水路というものも施されております。 特に曽木の滝分水路の整備におきましては、自然の地形を生かして景観に配慮するなどの結果、経済産業省のグッドデザイン賞を受賞し、また新たなトレッキングコースとしてもこれが親しまれてきているところであります。
今回の台風による、この夏の台風による記録的な豪雨では、この九線橋の上流側の堰の一部が倒壊をしまして流れを塞いだため陸地側に洪水流が回りまして、橋台と陸上部との取付け部の、橋台の裏側が浸食されて、それで被災をされたということでございます。河岸が削られて橋台の裏側が浸食をされてしまったということで、被災の形態が今回と平成二十二年とは大きく異なっているところでございます。
先ほども御指摘が一部ございましたが、内閣府の中央防災会議によります大規模水害に関する専門調査会によりますと、利根川の堤防がもし決壊した場合には、埼玉県はもちろんでございますけれども、東京の東部まで洪水流が流れ出し、最大二百四十万人に浸水被害が生じる、こういう試算もなされております。 今日私が取り上げるのは、堤防強化事業が今進んでおります埼玉県の栗橋町におきます事業についてであります。
利根川の中上流あるいは江戸川の右岸側、山の方から海の方を見て右側でございますが、正に埼玉県側でございますが、そちらの堤防が切れますと東京の東部まで洪水流が達しまして壊滅的な被害が予想されるわけでございまして、通称スーパー堤防という幅の広い堤防、堤防の上を洪水が流れても決壊しないような堤防の整備等々で堤防強化の対策を実施しているところでございます。
現地では、洪水流により土台が削られ傾いてしまった住宅を目の当たりにし、水害の恐ろしさを改めて実感いたしました。 なお、決壊箇所は十月二十五日に応急復旧が完了し、視察時には多数の関係者が本格的な復旧に向けて尽力されておられました。 最後に、豊岡市立野の円山川堤防決壊箇所を視察いたしました。
○林田委員 洪水流を安全に流すためには、まず流れてくる量を減らすか、あるいは器を大きくするか、この二点が一番わかりやすいことかと思うんです。 流れてくる量、これはもうはっきり言って、上流の方でのダム調節とかあるいは遊水地での調節とかあるんでしょうけれども、いずれにしましても、河川の方で、河積、入れ物、器を広げる意味合いでは、私も現場現場でやってきたのは、まず考えるのが河床の掘削でございます。
また、平常時の情報提供が非常に大切だと思っておりますので、浸水実績の公表だとか、また、破堤した場合の洪水流の挙動がどうなるかというふうな情報を、的確に住民の方に平常時にも提供しておくということを心がけていきたいと思っております。さらに、河川管理用の光ファイバーや監視カメラというのは非常にビジュアルに状況がわかるわけでございます。
これは二段河川にいたしまして、洪水流は今おっしゃいましたとおりある意味では邪魔者でございますので、そういうものは地下で処理をして、上の地表に出ておる川は昔の川らしい川にするというような事業も始めておりますが、ただ、これはなかなか進めにくい面もございます。要するに、都市サイドから河川をどのように見ていくのか、そこの議論が非常に大事ではないかなというふうに私は思っております。
このため、洪水流の流下に支障となる構造物の設置は、河川を横断する橋梁等の必要やむを得ないものに限って認めているところでありますが、現行の河川法におきましても、河川の上空利用を完全に否定するものではなく、個々具体の河川の管理に当たりましては、河川管理者がそれぞれの河川の重要性、河川の特性、河川の整備状況等を十分に勘案し、適正な管理を行うこととしており、現行の河川法の体系の中でそれぞれの河川にふさわしい
このため、姫川におきましては、大量の土砂と洪水流により、治川の家屋、農地等の流失等の被害や、国道百四十八号及びJR大糸線を初めとする交通網の寸断、集落の孤立など、大きな被害を受けております。また、支川に発生いたしました土石流によりまして、家屋、道路等に著しい被害を生じております。
それから水無川本川についてのことでありますが、ここには土石、土砂を含んだ洪水流が流れてくるわけでありまして、これを安全に流下させるために、平成四年度からは災害復旧助成事業によりまして堤防のかさ上げ、それから河床の掘削、川幅の拡幅等々、こういったものに着手しております。残念ながら警戒区域の中は仕事ができませんが、警戒区域外におきまして、それぞれ十二月末までに概成をさせる予定にしております。
これは、本年一月に採択して、現在まで仕事を続けておりますが、御案内のように、昨年八月に大きな土石流がございましたが、こういった多量の土砂を含んだ洪水流を安全に下流に流下させるということで、流水の流下断面積を拡大確保するということで、現在ございます堤防のかさ上げでございますとか、河床の掘削、あるいは局所的に狭い区間の拡幅等を行っております。
当日は、朝より降り続いた雨によりまして、四時現在当時で呑口部の流量が増大して、分水路呑口部上流の開水路区間に洪水が流入したのが四時三十分でございますが、分水路呑口部の流入防止工が五時に破壊されましてトンネル内部に洪水流が流入し、内部で十一名の作業員が工事中であったわけでございますが、うち四名は中間立て坑より脱出し、飛島建設三名、その下請の成豊建設四名の計七名の方が逃げおくれて閉じ込められたわけでございます
このような計画以上の洪水あるいは高潮等が来た場合に、我々超過洪水と言っておりますが、それらの災害に対して被害を最小限にとどめたいということで、危機的な災害からはぜひ回避したいというために高規格堤防、いわゆるスーパー堤防と申しておりますが、非常に幅の広い堤防を整備したり、あるいは洪水流の制御あるいはそれをコントロールする附属の施設とか、あるいは現在都市の随分地下化が進んでおりますけれども、こういう都市施設
下流の河道は今回の土石流による堆積物を排土した後さらに必要な断面にすることになるわけですが、洪水流に対する河床安定を考慮した計画にとどまらず、土石流を考慮したのり線形及び深さであることが必要と考えられます。 以上、現地調査の結果につきまして主要な事項を中心に御説明いたしました。以上で報告を終わらせていただきます。
下流の河道は、今回の土石流による堆積物を排土した後、さらに必要な断面にすることになるわけですが、洪水流に対する河床安定を考慮した計画にとどまらず、土石流を考慮した法線形及び深さであることが必要と考えられます。 以上、現地調査の結果につきまして主要な事項を中心に御説明いたしましたが、以上をもちまして報告を終わらせていただきます。
それで、ダムをつくりますと下流の洪水流の出方が変わることは、これは自然の狭窄部の場合とは異なり、ある意味では当然であります。ただ、その出方が、一応の放流計画においては考慮されているはずでございますけれども、あそこの川の従来の雨の降り方を見ますと、上流の、ある支川に降ることがあるかと思うと、本川筋に降る、あるいは下流、つまり鶴田ダムより下流の支川に降るというように、非常にいろいろなケースがある。