2009-11-06 第173回国会 参議院 予算委員会 第2号
○脇雅史君 要するに、具体的な洪水対策計画、渇水対策計画には効かないけれども、いろんな意味で環境は良くなりますから山に森林があった方がいいと、こういうことでよろしいですね。
○脇雅史君 要するに、具体的な洪水対策計画、渇水対策計画には効かないけれども、いろんな意味で環境は良くなりますから山に森林があった方がいいと、こういうことでよろしいですね。
○説明員(松田芳夫君) 一般的に水害防止のために、主としてそれぞれの都道府県で毎年洪水対策計画書あるいは災害関係の法律に基づきます災害対策計画書というようなものをあらかじめこしらえて、それぞれの河川の観測をしたり雨量を観測したりしている観測所のデータをそれぞれの土木事務所あるいは市町村にどう伝えるかという計画を一応定めてございます。
結局、建設省は洪水対策計画で危険度内においてAランクでこれを指定しているのですね。だから、そういうことは前々からわかっておる。こういう問題について事前に復旧その他でもって建設省も非常に一生懸命やっておりましたよ。やっておりましたけれども、こういう点の欠陥があったんじゃないか。
そこで、吉田川が左岸で四カ所決壊したわけですが、この決壊した箇所、これは時間の節約のために私の方から先に申し上げますけれども、「洪水対策計画書 北上川下流支部」というのがある。昭和六十一年七月ですから、ごく最近のものですね。東北地方建設局北上川下流工事事務所作成のものですが、この第五編に重要水防というのがあってその中に重要水防箇所というのがあるわけです。
具体的に申し上げますと、建設省が毎年、洪水対策計画書というものをつくっていると思います。これは何のためにつくっているかといえば、洪水予報や水防警報を出すために計画をお立てになっているわけですね。聞けば重要水防区域にあの小貝川はなっていた、こういうふうに伺っております。その重要水防区域内の危険度評価では、ABCと、こういうふうな中で、どの基準に該当する堤防であったのでしょうか。