1986-04-08 第104回国会 参議院 運輸委員会 第6号
法律改正後の法律の遵守にもかかってくる問題でございますけれども、有害液体物質を輸送する船舶、ケミカルタンカーと呼ばれておりますけれども、このタンカーから発生する有害液体物質の残留分、またタンクを洗った後の洗浄汚水を受け入れ、処理する陸上の受け入れ施設の確保の問題でございます。
法律改正後の法律の遵守にもかかってくる問題でございますけれども、有害液体物質を輸送する船舶、ケミカルタンカーと呼ばれておりますけれども、このタンカーから発生する有害液体物質の残留分、またタンクを洗った後の洗浄汚水を受け入れ、処理する陸上の受け入れ施設の確保の問題でございます。
一たびくずれたらどういうことになるか、非常に危険な状態でございますし、またそこの洗浄汚水が周辺に非常に大きな被害を及ぼしておる、こういう状態です。また交通、運搬に伴ういろいろな問題、そういうのを見ていますと、一体これは企業として許される行為であるかという感じを受けたのであります。
すでに三社がしきりに掘っているようなわけでございまして、それで洗浄汚水とかそういうようなことで非常に困っているばかりか、舞子の浜の海岸が非常によごれる、またワカメその他、そうしたものに非常に大きな漁業上の被害も起こっておるのであります。これはすでに御承知でしょうか。
それから油性バラスト汚水、それからタンク洗浄汚水、三種類に分けまして、どのくらいのどの船がその三つの種類の油性類を大体一日どのくらい出すだろうかと、推定でございますけれども、そういうことで計算いたしましたのでございますけれども、それによりますと、ただいまのこの法案でいっておりますタンカー百五十トン、それから一般船が五百トン以上のものにつきまして計算してみますと、大体年間のそういったような船から出します