1981-11-13 第95回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号
まず要望の内容でございますが、日本石鹸洗剤工業会に対しまして要望書を出しておりますが、その内容をかいつまんで御説明いたしますと、テレビコマーシャルの中に映像、音声を用いて汚れのひどさと洗浄効果の完全さを対比させるなど、洗浄力についてことさら強調した表示が見られたということでございます。
まず要望の内容でございますが、日本石鹸洗剤工業会に対しまして要望書を出しておりますが、その内容をかいつまんで御説明いたしますと、テレビコマーシャルの中に映像、音声を用いて汚れのひどさと洗浄効果の完全さを対比させるなど、洗浄力についてことさら強調した表示が見られたということでございます。
たとえば繊維の素材につきましても、衣料がポリエステルである場合と綿の場合とでは洗浄効果も違ってくるわけですが、そういった洗たくの条件などもコマーシャルの中に入れるとか、あるいは特にひどい汚れの場合の洗い方のつけおき洗いとかもみ洗いとか、そういったこともコマーシャルの中に入れるようにしているとかいうことで、以前と比べれば少しずつは改善されてきているというふうに見ております。
合成洗剤のテレビコマーシャルにつきましては、お尋ねのようにございましたけれども、五十四年の九月に洗浄効果について、テレビコマーシャルのようには真っ白にならないではないか、それが不当表示ではないかという趣旨の申告がございまして、合成洗剤のテレビコマーシャルを行っている三社につきまして調査を行いまして、いろいろ事情聴取等も行いました。
○政府委員(榊孝悌君) 洗剤の安全性の確認試験につきましては、現在の合成洗剤等につきましては、すでに御承知のとおり昭和五十三年にその結果が公表されておりますが、科学技術庁の特別研究促進調整費によりまして、経皮吸収によります生体影響の問題あるいは皮膚障害の問題、あるいは洗剤の洗浄効果あるいは残留性の問題等について研究が行われております。その結果、安全性については問題がないということでございます。
問題は、今後とも瀬戸内海についてのたとえばこういう富栄養化対策ということで燐の削減計画をやりますが、これは県ごとにいろいろやってもらいますが、合成洗剤の問題はむしろ国レベルで、通産省ともども業界等も指導して、洗剤の洗浄効果等の絡み合いも見ながら、もっと下げてもらいたいということで、国レベルで行政指導を強化していきたい。
これは落とせるんだったら、もっと落としても洗浄効果等の限界を下回らないならば、これはうんと落としてもらうということが非常に大事じゃないかと思うんですが、どうです。
で、そういうことでこの三十一年の最初の選定委員会の審査記録がここにございますが、予備審査としまして毒性は先ほど申し上げましたようにLD50はパーキロ五グラム以上と推定される、かつ著名な中毒症状及び主要臓器の変化を認めていない、主としてこれと回虫卵の洗浄効果が非常にある、こういう審査の上でこれが推薦に値すると、こういうことになっております。
一、品名 ライポンF 右の名称で当協会に提出された洗浄剤について審査したところ次の理由に基き野菜果実乃び飲食用器具等の洗浄に優れた効力を有するものと認めこれを推奨する 1 本命は純中性にして水に透明に溶け無味無臭である 2 本品は野菜果実等の洗浄に使用する場合その実質を害せず蛔虫卵除去並びに大腸菌等の除菌に優れた効果を現わす 3 本品は飲食用器具の洗浄に使用する場合その実質を害せず且つ洗浄効果
さらに、洗浄効果あるいはどの程度残るかというようなことについて、三十七年に行いましたのに若干つけ加えて、もう一度総合的にやっております。
しかし、先ほど先生御指摘のように、たとえば奇形性の問題が指摘されるとか、あるいは皮膚の障害が目立つとかいうようなこともございまして、昭和四十七年に食品衛生法の改正がございまして、洗剤について規格、基準をつくることができるようになりましたので、四十八年になりまして、私ども十分洗浄効果があるという濃度まで薄めて使うというような、そういう指導をしたわけでございます。
これは、むしろこういった洗剤というようなものあるいは食品加工上使用されますいろんな化学物質というものはできるだけ必要最小限にとどめるべきであるという基本原則に立ちまして、野菜等に使用した場合の洗浄効果を考慮いたしまして、使用濃度等を必要最小限にすることを内容といたしました基準を昭和四十八年四月二十八日に告示をしたわけでございます。
洗浄効果がどの程度まであるのかわからぬ。で、落ちるであろうと思って洗浄した、そうしたら手には自覚症状がある、片方では有害性があると言われたら、これは国民の中に不安が広がるのは当然なんですがね、その点通産省どうですか。
そこで科学技術庁は、ソフト系の洗剤のLASにつきまして、皮膚吸収によるところの胎児への影響とかあるいは皮膚障害について、また洗剤の洗浄効果と残留性について、事務当局から聞きますと、二千七百八十六万八千円の予算を確保しまして、これを厚生省や国立衛生研究所、労働衛生研究所、それに残留農薬研究所等に配分をして研究の委託を行なっている。
しかしながら、私どもとしてはあくまでも国民の方に不安を持たせるということは困る、そういうことであってはならないという行政の姿勢を考えまして、たとえば一般の方の皮膚障害というものがどういう形で起きるのか、実際に御家庭でお使いになっておる方の使用方法等を伺ってみますと、やはり非常に濃い溶液をそのまま手におつけになる、こういうようなことになりますと、洗浄効果を非常に強く持っておるようなものでありますと、どうしても
御指摘のございました寄生虫卵子を落とすというような効力のほかに、近年は農薬の問題がございまして、その意味合いからしても、このような洗剤を使って十分洗浄効果を発揮することは、わが国の今日の事態としては必要なことかと私どもは考えておるわけでございますけれども、ただ、特に先生御指摘いただきました河川における中性洗剤によるあわ、これが水道に入り、あるいは下水道に入って下水の終末処理能力を落とすという問題は、