2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
問題は、大戸川ダムを造ることによって、今問題のところでいいますと、この下流での洪水を防ぐために、瀬田の洗堰、これを全閉操作や時限放流によってコントロールしているということなんですね。 だから、問題は、大戸川ダムを造ることによって、この瀬田洗堰の全閉時間を短くすることができるのか。先ほど、時間はありました。
問題は、大戸川ダムを造ることによって、今問題のところでいいますと、この下流での洪水を防ぐために、瀬田の洗堰、これを全閉操作や時限放流によってコントロールしているということなんですね。 だから、問題は、大戸川ダムを造ることによって、この瀬田洗堰の全閉時間を短くすることができるのか。先ほど、時間はありました。
委員御指摘の資料は、大戸川ダムの治水効果や瀬田川洗堰操作に与える影響につきまして、滋賀県が取りまとめた報告書等を参考に、滋賀県職員が発表された論文と承知をしております。
昭和三十六年に完成しました現在の瀬田川洗堰、この操作方法につきましては、上下流の意見対立によりまして、長年にわたり策定できない状況が続いておりましたけれども、関係者、長年の調整を行って、平成四年の三月に瀬田川洗堰操作規則が策定されたところでございます。
○政府参考人(野村正史君) まず、環境に関する認識でございますけれども、夏季における水位低下の環境調査、まずこれは河川管理者であります滋賀県で実施しておりますけれども、国交省は滋賀県と瀬田川洗堰操作に関する意見交換会、これを適宜開催して情報共有を図っておるわけです。
平成四年に瀬田川洗堰操作規則が制定をされまして、それから琵琶湖の水位の低下が常態化し、生態系に大きな影響を与えています。水位の低下によりまして水草が活発に光合成を行うようになりました。そうした光合成を活発に行うことによりまして大量発生をするようになりまして、ニゴロブナやモロコが産卵する場所が、これはヨシ帯なんですけれども、ヨシ帯が減少するといった問題が生じております。
ダムのお話がございましたけれども、琵琶湖の水位は、瀬田川洗堰によって行っております。この洗堰ですけれども、これは、淀川流域の治水、利水上極めて重要な役割を持つ施設でございまして、琵琶湖周辺の洪水防御、琵琶湖の水位維持、それから洗堰下流の淀川の洪水流量の低減、流水の正常な機能の維持、そして都市用水の供給、これらを行うことを目的とする重要な施設になってございます。
そこで、琵琶湖の環境改善に配慮した瀬田川洗堰の水位操作の取り組み、そしてまた、カワウ除去、これを広域で連携して対応を強化する取り組み、そしてまた、外来生物であるオオバナミズキンバイを早急に特定外来生物に指定することの必要性について、お伺いをいたします。
もちろん最終的には、瀬田の洗堰という話ございましたけれども、それぞれの河川でどういう状況が行われているのか、どういう状況が今この気象状況と併せて生まれてきているのかというのを連続して把握をするという視点は非常に重要であるということをお訴えをさせていただきたいというふうに思います。 では、次に参ります。
○政府参考人(清治真人君) 琵琶湖の場合を例に取りましてお話しいたしますと、流入河川たくさんございますが、出口は瀬田の洗堰の一か所でございます。ここでの連続観測はしっかりと行われているわけでございますし、また琵琶湖の水位の観測も連続で観測されておりますので、琵琶湖の面積と水位の関係でボリュームが分かります。
主なものは、新川の洗堰の約一メーターのかさ上げ、十四キロの築堤、堤防強化等々でございます。また、今のは庄内川直轄でございますが、愛知県が実施する新川につきましては、同じ十二年から五カ年で二百九十億円の激特事業を実施します。約十七キロの堤防強化、六十五万立方メートルの河道しゅんせつ等々でございます。
その下流の洪水対策として南郷洗堰並びに天ケ瀬ダムで水量の調整が図られておるわけであります。そのためにというのか、その行為に現在琵琶湖工事事務所で瀬田川下流の河床の掘削を施工されておりまして、流速であるとか流量であるとかそういう確保のために頑張っていただいているところでございます。 しかし、今合流ということで申し上げましたけれども、大戸川自身は実は県が管理いたしております。
四、異常渇水時及び洪水時における洗堰の操作については、滋賀県知事の意向を尊重しつつ関係府県知事との調整を図ること。 五、琵琶湖及びその流入河川の水質を保全するため、工場排水規制及び生活排水対策の推進、下水道の整備促進等、湖沼の水質の保全に関する措置の充実に努めること。
琵琶湖治水及び水資源開発事業については既に完了しているというふうに伺っておりますが、瀬田川洗堰の操作についてはやはり上流と下流との利害の調整ということが最も重要な課題ではないかと思います。せきの操作権限というものは建設大臣にあるとはいうものの、洪水とかあるいは渇水時の操作というものは滋賀県を初めとして関係府県の方々の意見を十分踏まえた上で行っていく必要があるんじゃないかというふうに思います。
○上田耕一郎君 ここに滋賀県議会で明らかにされた南郷の「洗堰操作に関する基本的考え」という文書があります。これを見ると、もう四十トン取水が前提になっていて、一・五メートルの水位低下が起こることをもう前提にして「洗堰操作に関する基本的考え」というこの文書ができているんですね。
三 異常渇水時及び洪水時における洗堰(あらいぜき)の操作については、滋賀県知事の意向を尊重しつつ関係府県知事との調整を図ること。 四 琵琶湖及びその流入河川の水質を保全するため、工場排水規制及び生活排水対策の推進、下水道の整備促進等、湖沼の水質の保全に関する措置の充実に努めること。
これは河川局長にお尋ねしたいのですが、この水出し三原則というのは、公団事業、地域整備事業の完了が一つ、二番目が洗堰の操作規則の制定、三番が県民生活への影響のないことの確認の上で水を出す、こういうふうに私は認識をしているのですが、この水出し三原則というのは本当に尊重さるべきものだ、このように考えるのですが、いかがですか。
この琵琶湖総合開発事業で新規に生み出されました水資源を利用できるようにするに当たりまして、いわゆる水出しということになるわけでございますが、これにつきましては、昭和五十七年当時に関係県知事あるいは河川局長との間で覚書が取り交わされておりまして、その趣旨とするところは、水資源開発事業の完成、また県民生活へ影響を与えることのないように地域整備事業を完了させること、かつ洗堰の操作規則を策定すること等がこの
南郷洗堰の操作の問題とそれから新規の水の供給の問題で、今申し上げましたように六十六年度末には決める、こういうふうになっているわけです。これは県民が大変不安を持っているわけです。 今申し上げましたように、進捗率が八〇%かつかつの状況で、今あと二年というふうになっている、そして大事な事業が残っている、けれども新しい水の供給だけが始まる。
琵琶湖の一番下の水が洗堰を通って、またインクラインを通って京都の水になるまでの間、相当の年月を眠るといいますか、生きておる。死んだら大変でございますから、生きておらなきゃならぬ。 ですから、私はそういう意味で、埋め立てをするということに対して少なくともこの際はやめるべきだという説を持っております。
琵琶湖の総合開発計画でございますが、毎秒四十トンを取るということになっておりますが、琵琶湖は非常に通常は水が豊富でございまして、常に南郷の洗堰から水を豊富に流しておるのでございます。
あそこの南郷洗堰、琵琶湖からたった一本流れ出ております瀬田川、宇治川、末は淀川になりますが、あの洗堰のところへ参りました。あそこは、私釣りが好きでして、何十回も釣りに行ったんです、若いころに。当時はシジミがいっぱいありましたし、それからヒガイという、魚へんに天皇の皇と書きますが、非常に琵琶湖に特殊な魚でございます。それがシジミのえさでよく釣れたんですよね。
最終的にはこの水位低下がどうなるかは南郷洗堰の操作規程によって決まってくるわけで、この操作規程は上流、下流の関係者のいろいろな利害が相対立して明治以来今に至るもつくられていないわけです。この琵琶湖総合開発事業が終わってこれがすんなりとできるかどうか疑問だと思いますね。
今後実際の水位がどうなるかというのは、今言われたように、当然のことながら河川法に基づいて南郷洗堰の操作規程がつくられることによって決まるわけですよ。
○瀬崎委員 しかし、その水位を事実上拡大して上げ下げしようと思えば、いずれにしても南郷洗堰の操作が変わってこなければいかぬわけですね。これは恐らく操作規程をつくらざるを得ないんじゃないでしょうか。これは建設省の方に聞きたいと思いますね。
四、異常渇水時及び洪水時における洗堰の操作については、滋賀県知事の意向を尊重つつ関係府県知事との調整を図ること。 五、琵琶湖及びその周辺関係河川の水資源の確保と水質を保全するため、水源かん養機能の維持増進、工業用水の循環利用等の促進、工場排水規制と有燐洗剤の使用規制、下水道の整備促進等を図るとともに、湖沼の水質の保全に関する法的措置の強化に努めること。 右決議する。 以上でございます。
それと瀬田川洗堰操作権は建設省が仮に持っているということになるならば、それとは関係なく上げたり下げたりできるのじゃないですか。そういうものじゃないの。あなたの先ほどからの意見によれば、そういうものは一切関係なくやれるのだというふうに解されますが、そうじゃないんですか。そうじゃないんですね。なければそれでいいんです。
○野口委員 そこでお尋ねをいたしますが、この前の琵琶湖総合開発特別措置法ができまする際に、昭和四十七年三月二十七日付で、政調会長小坂善太郎、建設大臣西村英一、大蔵大臣水田三喜男等々の関係大臣並びに大阪府知事、兵庫県知事、滋賀県知事が協定をいたしました申し合わせ事項の中で、瀬田川洗堰の操作権の問題、「非常渇水時における操作については、関係府県知事の意見を徴し、建設大臣がこれを決定する。」
琵琶湖の水位操作につきましては、琵琶湖の国定公園にかかわる特別地域の指定が昭和四十九年二月十五日にされておりますが、その以前から、琵琶湖並びに下流河川の適正な河川管理を図るために、その水位、水量等を把握しながら行っていたところでございますし、その操作の内容が仮にマイナス一・五メートルあるいはそれを下回るということになろうとも、当該操作行為そのものにつきましては、従前から行われております瀬田川洗堰の操作
○横山委員 それじゃ、いまあなたがおっしゃった事実関係を争うのは時間がありませんからなにだけれども、仮に都市計画決定以前といたしましても、庄内川緑地については、上飯田自動車練習場、水分橋緑地が城西自動車学校、洗堰が庄内橋ゴルフ場、城北ゴルフクラブ、それから学校のグラウンド、庄内橋自動車学校、味鋺野球場、中京自動車学校、大正橋緑地は日吉ゴルフ練習場等々、全くたくさんあるわけですね。
第二日は、午前中琵琶湖の湖上視察を行い、南郷洗堰、赤野井湾及び北湖南部の水質保全状況をつぶさに見たほか、琵琶湖流域下水道湖南中部浄化センターの建設地埋め立て工事の排水処理の状況を視察しました。また、当日午後は三重県庁を訪れ、伊勢湾の総量規制に基づく施策の準備状況及び三重県における最近の赤潮発生の状況について説明を聴取、あわせて北伊勢臨海部等の地盤沈下防止対策についての陳情を受けました。
九月十日は、滋賀会館で県側から説明を聴取した後、浜大津港より船で南湖の水質汚染状況、湖南中部浄化センター、瀬田川洗堰を視察いたしました。 九月十一日は、琵琶湖大橋、日清食品株式会社栗東工場、彦根・長浜浄化センター予定地、日電ガラス株式会社高月工場を視察した後、福井県を訪問、県側から説明を聴取いたしました。
もちろんその条件が、われわれから見れば肝心なことに触れているとは思えませんけれども、すなわち一月二十三日付「琵琶湖開発事業に関する事業実施計画について」、水資源開発公団総裁あて照会文では、一、瀬田川洗堰の管理方法及び操作内容を明らかにすること、二には、水位変動によって県民生活に支障を来たさないことが確認されるまでは水位低下に対処できないこと、三には、水質の保全が不可欠かつ緊要であることなど、九項目について