1985-04-09 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
内需洋装用が四%前後、こういうように現在の構成においては非常に和装に傾斜をしているわけでございます。
内需洋装用が四%前後、こういうように現在の構成においては非常に和装に傾斜をしているわけでございます。
というようなところに絹振興基金というようなものを設けまして、その果実をもちまして百貨店等における絹のキャンペーンを支援するというようなこともやっておりますし、また、中小企業対策の一環にございます産地中小企業対策として絹産地の支援をする、あるいはまだ一割程度でございますけれども、洋装、御婦人の洋服あるいは紳士の背広というようなものに絹を使うという試みもいろいろ行われておるわけでございまして、そういった洋装用
特に洋装用でございますが、新しい織物を開発することに応援をするということもやっております。また、国内で、シルク・ストッフ展というようなことでそういう新しい織物を展示し、需要を喚起する。
そういう意味におきまして、和装以外の洋装あるいはインテリア等々、そういうものにつきましての需要振興を図ろうということで、昨年度から、絹の新製品の開発ということの補助金を設けまして、絹の洋装用の生地の開発をやったわけでございます。
これは着物もそうでございますし、反物でもそうでございますし、それから広幅の洋装用の絹のもの、これも落ち込んでおります。そういうことで、確かに先生おっしゃるとおりそういう面が落ち込んでおるということは事実でございます。
これは従来からも農林省の蚕糸事業団あたりからも補助金をいただいておりますけれども、通産省としても需要開発、特に農林省は従来は和装用が主だったわけですけれども、これから洋装用にもあるいは洋装用といいましても服地から始まって寝具とかそういう広い意味の洋装でございますけれども、洋装用にも需要開発をいたしたいと、これにはまず需要の開拓だけじゃなくて、絹のメリットはあるんですが、デメリットは弱いということです