1960-02-19 第34回国会 衆議院 決算委員会 第6号
これを契機として、火力電気のとき六千五百万の佐藤社長の洋行費を出した、あるいはここへ金がどれだけ流れた、なにしたというものを全部数字をあげて、日にちまで入れて、そうしてこれをそこらじゆうに怪文書として配られた。われわれは決算委員会として、非常に恥ずかしいような状態でありましたから、佐藤社長に、そういう写しをとって、今後注意された方がいいと言って注意を促した。
これを契機として、火力電気のとき六千五百万の佐藤社長の洋行費を出した、あるいはここへ金がどれだけ流れた、なにしたというものを全部数字をあげて、日にちまで入れて、そうしてこれをそこらじゆうに怪文書として配られた。われわれは決算委員会として、非常に恥ずかしいような状態でありましたから、佐藤社長に、そういう写しをとって、今後注意された方がいいと言って注意を促した。
現に昭和二十五年六月二十五日帝石の株主総会の席上で、吉田半右衞門が動力協会からの金と称して、洋行費の一端を出しておる。これは嚴然たる事実であります。あなたはそれはないとここで言い切つたのでありますから、その言葉に責任を持つことを私はここで確認いたしますが、よろしゆうございますな。 そこで私は通産大臣に承りたい。事態は今のような事態であります。
世の中の人あるいは新聞社関係に――何ゆえ資源庁長官あるいは監督者が、あの帝石の業務運営に対して監督権を発動しないのか、資源庁長官も一昨年ロンドンに行かれたが、おそらくその洋行費か何かが出ているのではないかといううわさすらあつた。何ゆえこのように監督権の発動をおそくしたのでありますか、その点を承りたい。
さようにして浮かしました一部を本省に吸い上げて、洋行費にまわしたことがあるといううわさがあるが、事実いかんということでありますが、私の調査いたしました範囲におきましては、洋行費にそういうものをまわしたことはございません。
○鈴木清一君 次にお尋ねしたいのは、先ほど菊川君のお話の中にもあつたように、大久保長官が洋行なされたときに、洋行費の問題がいろいろ疑惑と紛議をかもしておる。
○菊川孝夫君 大臣に最後にお尋ねしますが、この事件に伴いまして新聞が大々的に報じておりまして、これは又底なし、どこまで発展するかわからないということを検事が漏らしておるようなわけでありまして、相当これはまだ出て来るのじやないかという慮れがあるわけでありますが、それに伴いまして特に見逃すことのできないのは、大久保長官の洋行費をまあ何といいますか、強制寄附をさしたといいますか、船を注文してやるから洋行費