1976-05-18 第77回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
食生活の面から考えてみますと、高度経済成長の時代には、米からパンへ、魚から肉へ、野菜は洋菜類が多くなる。こういったパターンだったわけですが、低成長経済時代に入りまして、食生活の需要内容に変化が見られると言われております。すなわち、米食の見直し、魚、野菜の食物が増大をしてきている。
食生活の面から考えてみますと、高度経済成長の時代には、米からパンへ、魚から肉へ、野菜は洋菜類が多くなる。こういったパターンだったわけですが、低成長経済時代に入りまして、食生活の需要内容に変化が見られると言われております。すなわち、米食の見直し、魚、野菜の食物が増大をしてきている。
したがいまして、野菜の生産につきましての農用地面積の確保ということは、面積そのものとして見ればそんなに困難なことではないのではないかと私は思いますが、野菜の需要の中身を見ますと、根菜類の伸びは低うございまして、洋菜類はかなりの伸びが見込まれるということでございますから、そういうふうな需要に対応した生産を今後どのように進めていくかということが問題であろうかと思います。
しかし、野菜の種類別の需要の伸びを見ますと、根菜類の伸びが低く、洋菜類はかなり伸びが見込まれるなど、種類間では異なり、それに対応した生産を確保するためには、生産対策について今後特に留意をする必要があると考えられるわけであります。
したがいまして、現状で勧告にございますようなところまで緻密なことは、ちょっと現段階ではむずかしい面もございますけれども、一応葉菜類とか、あるいは花菜類、あるいは洋菜類、あるいは果実的な野菜、根菜類とかいうふうな、主として大まかな区分に分けまして、昭和五十七年度約二千万トンの増産計画というものを一応頭に描いて、現在試案を農政審議会にかけておるわけでございます。
必要な場合には若干量の輸入を行ないまして供給の不足を補うと同時に、国内のものにつきましては計画的に出荷していくというようなことが重要だろうと思いますが、それ以外の洋菜類、それからキャベツ等につきましては、貯蔵にはもちろん一定の限界がございます。
○小暮政府委員 先ほど転送がふえる傾向にございますということを申し上げましたが、これは総体として少しずつふえておりますけれども、具体的な中を見ますと、たとえばいまの季節で、レタスとかピーマンといったようないわゆる洋菜類は、東海地方あるいはその他の温暖な地域でできまして各消費地に送られるものでございます。
その間にありましても、いま大臣のお話がありましたように、トマトとかキュウリという施設園芸ものにつきましてはきわめて順調な出荷を示し、むしろ昨年よりも値段は低目に動いた、そのほか特に洋菜類が干ばつに弱かったということにつきましては十分反省いたしまして、われわれといたしましては今後この施設ものになお重点を置きますとともに、いわゆる野菜につきまして、かんがい設備の強化等を今後更に一段と強化してまいりたい、
たとえば、大根あたりになりますと需要の見通しは一四一%ぐらいでありますが、レタスのような洋菜類で最近の需要が非常に高いものにつきましては五年後は二一七%という傾向値をつかみまして、それで翌年度分の指定のいわゆる追加をしているということで、ただ端的に言いますと、大体その五分の一といいますか、年度区分を目標にいたしまして各都道府県につきまして指導をしていると、こういうふうに御理解願いたいと思います。
ただ野菜でも、洋菜類のごとく、特に夏作で日もちの少ないものは極力やめていただきまして、比較的需要の弾力性の高いいわゆる果実的野菜、スイカとかプリンスメロンあるいはイチゴ、こういった系統に極力お願いいたしておりますが、場所によりましてはそうもできない地点もございますので、比較的日もちのいい、いわゆる根菜類、ゴボウとかニンジンとか、こういった作物への転換を極力現在の時点におきましては指導しているような次第
よその国でやっておるところがあるようでありますが、たとえば、人口十万程度の都市では蔬菜の供給圏というものは大体どの範囲、あるいは五十万程度の都市には大体どの程度の範囲、中にも洋菜類のようなものとか根菜類のようなもので運搬が遠くからでも可能なものであるとか、そういう関係で、これは河野農林大臣が主産地形成などということを言っておられまして、あとで伺いたいと思うのでありますが、何か少し計画性を持たせて、同時
例えば殊に洋菜類等をこれ又試験をいたしてみますと、例外なく寄生虫卵が付いている、今のような状況で生で食べていたら、これはカルシウムやビタミンは摂れたかも知れませんが、みんなもう寄生中で干上つてしまう、こういうわけで或いはまあ腸チフス、赤痢等も野菜類から起きる、それでこわくて生で食べられない。それで何としても安心して生で食べられる野菜を生産することが、日本の今後の食生活として極めて重大な問題である。