1973-03-03 第71回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
たくさんの事例はないが、完成した土地改良財産を管理委託する場合、たまたま工事施行の中で特殊土壌によって、泥炭地等によって、地盤沈下のおそれが継続的に憂慮されるというような場合においては、その区間はなかなか完全工事ができない場合があるわけですね。
たくさんの事例はないが、完成した土地改良財産を管理委託する場合、たまたま工事施行の中で特殊土壌によって、泥炭地等によって、地盤沈下のおそれが継続的に憂慮されるというような場合においては、その区間はなかなか完全工事ができない場合があるわけですね。
○安田政府委員 草地と申しますのは、造成の対象といたしておりますものはおおむね三種類ございまして、高度集約牧野と申します開墾地に牧草を植えるもの、改良牧野と申しまして、野草を改良いたしまして、昔の馬の牧野をさらによくしていきますもの、北海道等にあります湿地牧野、泥炭地等において灌漑排水をしまして飼料作物、牧草等の栽培または混生させるようにするもの等でございますが、それに加えまして畑の餌料作物化といいますか
まず第一は、草地を、高度集約牧野と称しております、開墾をいたしまして、牧草地を作るということ、それから改良牧野と申しまして、従来の馬などに使いました改良された牧野で野草を改良せしめて行なうということ、さらに北海道を中心にいたしておりますが、湿地牧野と申しまして、泥炭地等の湿地に灌漑排水事業を加えまして、これをいい牧野にしていこうということ、さらにその三つ以外には、既耕地におきまする自給飼料を強化いたしていこうということ
第一に、まず農業関係について申し上げますと、北海道農業は、いまだ気象や土性等に恵まれない劣悪な自然条件下にあって、しばしば冷災害等を受け、その進展をはばまれておりまして、その対策としては、泥炭地等、特殊土壌地帯の開発及び特殊気象地帯に適した有畜農業経営方式を強力に推進しなければならないのであります。開発、土地改良のおもなものをあげますと、次のものがありました。
今、官房長からお話のように、農地開発としては愛知用水、長崎、八郎潟の干拓、北海道泥炭地等四地区で十一万町歩ぐらい、約千億の要望を政府では出したようでありますが、只今伺いますと、そのうちで干拓等についてはそれは基礎資料も整つていないのだという、今日配付されました書類によりましても……。
また石狩の泥炭地等もいろいろ調べてありますが、あの一行が調べたかどうか存じませんが、そういうもの、あるいは八郎潟あるいは九州の有明の埋立地等についてもありまして、今後これを実行に移します場合には、いずれ向うの方からそういうエキスパートがこちらに来まして調査した上で、日本の政府の財政措置、言いかえますと向うから貸し出してくれる資金だけではもちろん足らないことは申すまでもございません。
翻つて我が国耕土の実情を見ますと、自然的又は人為的の諸原因によりまして、酸性土壌、秋落水田土壤を初めとし、塩害地、泥炭地等各種の低位生産の不良耕土が広い範囲に分布し、更にますます拡大せんとする傾向にありまして、農業生産を著しく阻害し、農村窮乏の重大な原因をなしているのであります。
人為的の場合に塩害地、泥炭地等が上げられておるのですが、ただ細かいことを一つ御参考にもなろうかと思うので、御承知かと思うのですが、国道線に浩つて田圃がある、そこを自動車が日に何千台と通つて砂塵を捲上げて、そしてその附近を真白にするといつても過言でないくらい稻に害を與えるという事実があるのであります。
この土地生産力の高揚のために、今日農業土木的手段による土地改良が行われているのでありますが、なおこのほかに、わが国内に広く散在いたしております酸性土壌、秋落ち水田、塩害地、泥炭地等、生産力低位の不良耕土に対しましては、農芸化学的手段によつてその化学的性質を改善し、生産力の向上を期することができますので、土地改良と並行して、かかる不良耕土の解消をはかることを目的といたし、ここに本法案を提出いたすことと
ひるがえつて、わが国耕土の実情を見ますと、自然的または、人為的の諸原因によりまして、酸性土壌、秋落水田土壌を初めとし、塩害地、泥炭地等各種の低位生産の不良耕土が広い範囲に分布し、さらにますます拡大せんとする傾向にありまして、農業生産を著しく阻害し、農村窮乏の重大な原因をなしているのであります。