2011-01-27 第177回国会 参議院 議院運営委員会 第2号
その一方、会計検査院は、そういう国の決算のチェックというのももちろん一つの重要な仕事でございますけれども、それに加えて法規準拠性でありますとか、さらには有効性、効率性、経済性といった多方面からの指摘をしていくという非常に幅広い検査機能を有している機関かというふうに考えております。
その一方、会計検査院は、そういう国の決算のチェックというのももちろん一つの重要な仕事でございますけれども、それに加えて法規準拠性でありますとか、さらには有効性、効率性、経済性といった多方面からの指摘をしていくという非常に幅広い検査機能を有している機関かというふうに考えております。
いずれも監査の用語を使用しているため、誤解はやむを得ないというところであろうかと思いますが、外部監査は、事件、テーマを選定し、これに対して法規準拠性、経済性、効率性、有効性についてコメントするものであり、調査ないしコンサルティングというふうに言った方が適切なのではないかと私どもは考えておるところでございます。
なぜならば、会計検査院が、単に決算の合規性だけではなくて、これは法規準拠性とも言われますが、適正性の観点から、いわゆる三E監査、経済性、効率性及び有効性といった政策上の判断の是非をも問うような監査を行うのであれば、予算編成権の所在しているところに附属させないと、そういう判断はそもそもできないということが言えようかと思います。