2016-04-06 第190回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第4号
まず第一は、現在制度として行われている両院の法案審議システムを見直すこと。つまり、先議の在り方の一部を改正する。衆議院の優越性は、憲法六十条で言う予算案あるいは五十九条で言う法案等々がございます。この憲法の現行のままで先議を、参議院が先に行い採決をし、衆議院は最終的に採決をするという方法であります。
まず第一は、現在制度として行われている両院の法案審議システムを見直すこと。つまり、先議の在り方の一部を改正する。衆議院の優越性は、憲法六十条で言う予算案あるいは五十九条で言う法案等々がございます。この憲法の現行のままで先議を、参議院が先に行い採決をし、衆議院は最終的に採決をするという方法であります。
とりわけ第一段階についてですけれども、国会中心に先行しようというものでありまして、国会そのもののあり方、すなわち、官僚との関係だとか、あるいは地方分権だとか規制緩和、日進月歩のIT技術を駆使しての新しい法案審議システムなどの確立、さらには、緊急を要する危機対策の面から考えてみても、費用も三分の一ということにもなっておりますので、私は、想定されたこの三つのモデル的試算の中では最も取り組みやすい内容になっているんではないかなというふうに