1947-10-18 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第14号
この重要な法案を國会で審議されるに当りまして、私どもの意見をも聽取しようという委員各位の愼重な態度に対して謹しんで敬意を申上げる次第であります。私どもがこの法案を審議檢討しますに当りましては、この法案が実際に石炭増産に役立つものであるならば本法案を成立せしむべし。併しそれが増産に効果なく、他に増産の道があるならば本法案を成立せしむべからずというような見地から考えなければならんと存じます。
この重要な法案を國会で審議されるに当りまして、私どもの意見をも聽取しようという委員各位の愼重な態度に対して謹しんで敬意を申上げる次第であります。私どもがこの法案を審議檢討しますに当りましては、この法案が実際に石炭増産に役立つものであるならば本法案を成立せしむべし。併しそれが増産に効果なく、他に増産の道があるならば本法案を成立せしむべからずというような見地から考えなければならんと存じます。
前会に申上げましたように、本日議題になつておりまする臨時石炭鉱業管理法案につきましては、石炭の増産が経済復興、民生安定のために不可欠のものでありまして、これに対して政府といたしましては、その緊急措置として本法案を提出せられたということであります。
公 聽 会 ――――――――――――― 昭和二十二年十月十八日(土曜日) 午前十時二十四分開会 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 ○臨時石炭鉱業管理法案 ―――――――――――――
尚この際特に当委員会として明らかにして置きたいと思いますのは、巷間往々國会の審議が非常にだらだらしておつて、能率が挙らないというようなことを言つておるのでありますが、この前総理大臣が來てここで説明されまして、突発事項のない限り、予算案、経済力集中排除法案その他の案件は、会期を延長しないでも十分審議できるように取計らうということを政府の方で言つておつたにも拘らず、今日尚そういうものが提出されませんで、
一方議案の方を見ますと、今の兒童福祉法案は別としてその他の案は差当り今ここで一週間や十日審議を延ばしても差支ないように思いますので、この際延ばすことは延ばしますが、休会はいわゆる自然休会本会議、委員会も開かないで事実上の休会を一週間なり十日なりおやりになりましたらどうかと思つております。
経済力集中排除法案が提出されておりますが、重要な法案でありまするので、次の本会議において政府から説明を聽取することにいたしたら如何かと思うのでありますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松岡駒吉君 日程第二、農業協同組合法案、日程第三、農業協同組合法の制定に伴う農業團体の整理等に関する法律案、右両案は同一委員会に付託された議案でありますから、一括して議題といたします。委員長の報告を求めます。農林委員長野溝勝君。 ————————————— 〔野溝勝君登壇〕
○北二郎君 私は、日本農民党を代表いたしまして、本法案に反対の意見を申し上げる次第でございます。さきに農林委員会におきまして本法案審議中、二、三点について修正案を提出いたしましたが、不幸にしてこれを否決されたのであります。從つて吾人は、この根本問題が解決するにあらずんば、残念ながら本法案に反対するものであります。
————◇————— 第二 農業協同組合法案(内閣提出) 第三 農業協同組合法の制定に伴う農業團体の整理等に関する法律案(内閣提出)
その前に一應御了解を得て置きたいと思いますが、六日の打合会におきまして、総合燃料対策関係に関する説明を、二十九日の説明が十分に腑に落ちないことがあり、その後情勢の変つた点もありますので、尚これに関する説明を聽いて、そうして総合燃料の対策を押し進めたいという意向に基きまして、この委員会を開催する予定になつておりましたのですが、丁度法案の山積が重なりますのと、委員会が從つて非常に重なりまして、今日まで遅
そういうふうなことでは、われわれ日本人として考えますときに、堂々と進むべきところの道、いかなる道が正しいのであるか、これを考えて進まなければいけないと思いまするがゆえに、私はこの點につきましては各學界の權威者、この學界刷新體制の委員の人たちの意見を一應徴されまして、そうしてこの法案の御決定あらんことを切に私はお願いする次第であります。
このことにつきましては一個人の海野代議士の喋々申し上げるまでもなく、すでに各學界におきましては學界體制刷新委員會なるものがありまして、各學界においてはその代表者がすでに選ばれているはずでありますから、この學界の代表者、えらい人たちをここに呼んでそうして大多數の意見をお聽きなさつて、その上でこの法案を御決定あらんことを私はお願いいたすのでございます。各學界にすでにこの委員がございます。
大體においてその問題になり得る條文は何であるかと申しますと、この法案の第二條にございますやはり事業能力の較差ということ、それから第十九條の不公正な競爭方法による、そういう競爭手段をとるということ、この二箇條が著しいことではないかと考えております。
例えば公團法案というものが今できておりますが、この公團法案についても、私共が考えるところによると、生産から消費までの一連のつながりが完全についておつて、政府が一遍お出しになつたら政府自体でもやれるという立場でお決めを願いたい。從つて民業と官業が併立したらいいと思いますが、或いは民業に委せられないとか、まだ信用し切れないと思われるなら、それは官業でやつたらいいと思います。
農業協同組合法案附則 この法律施行の期日は公布の日から一箇月以内に制令でこれを定める。 農業協同組合法の制定に伴う農業團體の整理等に關する法律案附則 この法律施行の期日は公布の日から一箇月以内に制令でこれを定める、但し第二條の規定は公布の日からこれを施行する。 ただいま委員長において朗讀いたしました修正案に贊成の諸君の起立を求めます。 〔贊成者起立〕
去る十三日本意員會において修正議決いたしました農業協同組合法案及び農業協同組合法の制定に伴う農業團體の整備等に關する法律案の兩案につきましては、關係方面との折衝の結果再審議いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北委員 實は協同組合のことでありますが、この協同組合の趣旨から言いましても、今農業者と結びつけるという、こういけば非常に理想的なのでありますが、協同組合法案の内容から言いましても、たとえば一村にほんとうに農業をやる者は三百名、それから林業兼農業の者が五十名いたといたしますならば、いわゆるこの協同組合法案の内容から見ますと、五十名がどんないい案をもつても、多數によつて萬々が一否決された場合には、どうしてもそこに
最高裁判所裁判官國民審査法案を議題に供します。本案につきまして前囘の質疑の際各條文について詳細質疑がありましたから、この際便宜提案者より各條について御説明を願つて置いた方がよろしかろうと存じますので、先ず説明員の説明をお伺いいたします。
○委員長(伊藤修君) それじや本日はこの法案に対してはこの程度にして置きまして、明後十八日本法案に対しまして続行いたしたいと存じます。本日はこれを以て散会いたします。 午後四時十二分散会 出席者は左の通り。
付託事件 ○民法の一部を改正する法律案(内閣 送付) ○家事審判法案(内閣提出、衆議院送 付) ○農業資産相続特例法案(内閣提出) ○経済査察官の臨檢檢査等に関する法 律案(内閣送付) ○裁判官彈劾法案(衆議院提出) ○裁判所法の一部を改正する等の法律 案(内閣提出、衆議院送付) ○最高裁判所裁判官國民審査法案(衆 議院提出) ————————————— 昭和二十二年十月十六日(木曜日
兒童福祉法案を議題にしまして、前會に引續いて審査を行います。 この際お諮りいたしておきたいと思いますが、政府に對する質疑も大分進みましたので、きようぐらいで大筋の質疑を終りまして、できればきようの午後くらいに協議會を開いて修正に關して御相談申し上げたいと思いますので、本日の質問はできるだけ簡潔にお願いいたしたいと思いますから、よろしくお願いいたします。武田キヨ君。
○飯村委員 兒童が心身ともにりつぱに育成されるという大きな夢をもつこの法案に對しましては、私は非常な喜びをもつものでありまして、またこの法案がうまく實行されるかどうかということも、それを扱う人いかんにあるということもよくわかるのであります。しかし私はりつぱな人であつても、なおこの法案の眞價を發揮できないようなことがあるのではないか、このように考えますので、その點をお伺いしたいと思います。
○武田委員 兒童福祉法案は非常にわれわれは期待すると同時に、實施に對してはなお多くの問題が殘されておると思うのでございますが、それについて特に大臣から承りたいのは、この法案に母子の問題として取扱つておるのは、單に妊娠、出産に關連することでございまして、施設から申しましても母子寮といものは除いてございます。
この法案の「大藏大臣の定める者に対し、」とありますが、これはどういうことを定めるおつもりでありますか。
○中西功君 それでくどいようですけれども、その審議を次の機会に延ばすということだけではなくて、私はこの一時手当の法案に賛成したいのであります。賛成したのでありますが、これが若し千八百円問題と不可分の関係にある。
○中西功君 衆議院の附帶決議の二に「國家公務員給與法案の起草に際しましては」ということで、國家公務員給與法案というものが予定されておるわけであります。ところが最近風聞によりますと、これが法案として出されずに、國家公務員の給與等に関する措置令というような形で出されるのじやないかというような噂があるのであります。この問題は非常に重大な問題なんで、そういうふうん政令で出すのか出さないのか。
本日は經濟力集中排除法案の審査方針につきましてお諮りをいたしたいと存じます。本法案はまことにその内容の重要性に鑑みまして、昨日委員會散會後打合わせいたしました通り、來る十八日午前十時から開會いたしまして、鑛工業及び商業委員會との連合審査にいりたいと思います。御異議がなければさように決したいと思います。
孝義君 島村 一郎君 周東 英雄君 鈴木 正文君 苫米地英俊君 山口喜久一郎君 井出一太郎君 内藤 友明君 石原 登君 河口 陽一君 委員外の出席者 專門調査員 圓地與四松君 專門調査員 氏家 武君 ————————————— 本日の會議に付した事件 經濟力集中排除法案
これは過日の職業安定法案の審議の際にも私はその必要を述べたのでありますが、要するに労働委員会の仕事はサービスである、サービスが本体であるという建前から考えて見ますと、やはり日本が領土は小さくても、そうして日本の都道府縣というものがアメリカのステートのように独立性がない、こう言いますが、博士もおつしやるように、地方におきまする爭議がやはり全國に影響があるのみならず、單なる爭議の斡旋仲裁、調停ということは
付託事件 ○職業安定法案(内閣送付) ○労働基準法の適用除外規定設定に関 する陳情(第二百五十二号) ○失業手当法案(内閣送付) ○失業保險法案(内閣送付) ○企業再建整備その他に関する陳情 (第三百四十三号) ○労働基準法第四十條の特例に関する 陳情(第三百四十四号) ————————————— 昭和二十二年十月十六日(木曜日) 午前十時三十四分開会 —————————————
そこでその面はいかに官廳機構を充実しておやり下さつても、我々は喜んで受けるのでございますけれども、この國家管理法案においては、この手続、この方法、この機構におきましては増産ができんということを申上げておりますので、そういう援助を受けるということは、これは國家管理法案とは別途の模樣でありますから、さように御承知を願いたいと思います。
———————————————— 公聽会 ———————————————— 昭和二十二年十月十六日(木曜日) 午前十時三十二分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○臨時石炭鉱業管理法案 —————————————
併し我々は強く現在の各議員の方方に対して、この点を要望いたしまして、そういうような國管法案を作り上げて貰うべく強く要請するものでありますが、併しこれが達成できないからこの法案には反対であるという意思表示は私としてはいたし兼ねます。とにかくも我々が望んでおるのは國管であります。何とかしてこの臨時石炭鉱業管理法案を実施して貰いたい。
それから農業災害法案、これは九月の五日に閣議決定をしております。これは關係方面から一部修正の申入れがありまして、おそらくそれでおちつくという見込みです。これは非常に早く濟んだので、私どもも近いうちに出せると思つております。郵便法案は九月二日に閣議決定をしております。これはまだ何とも終局的の承認がまいつておりませんが、近い機會に提案されると思います。その他郵便關係遞信關係のものが四件あります。
○中野(四)委員 重要法案と言われるが、これがそもそも發表されるものが議題になつてきたのは近ごろの話で、會期が三囘も延長されるゆえんは、追加豫算が上程されざるにあるのだから、まずこれを明確にして後に重要法案に對するのが正しい解釋だと思う。
○帆足計君 私はこの法案につきまして先程來諸委員の、この法案の審議について時間その他不十分であつたという点につきまして私もそう思つております。
○千田正君 先程委員長の御挨拶の中に話がありましたが、法案第五條第二項の人事官の任命に関しては、日本國憲法第六十七條第二項の場合を適用するという問題につきましては、先般來いろいろ審議されまして、先日は國務大臣からもこれは見解の相違であるという答弁を承つたのであります。
從いまして、この度民主的な措置によつて國家公務員法案が新らしく設けられるとするならば、当然そのような過去の弊害を一掃し、眞に時代にふさわしいところの、現実に適應したところの法案の制定こそが望ましい次第であります。彼の今次水害によつて発生しましたところの櫻堤の決壊におけるところの官僚の取つた措置のごときは、國民が余りにもこれを知つておる。
○中野重治君 日本共産党は、この法案に対し包括的且つ根本的に反対するものであります。諸君のすべてが読まれたでありましようように、私もこの法案を読みました。諸君のすべてが研究されたでありましようように、私もこの法案を研究しました。私は両院決算委員会の連合審査会における十人の証人の意見をも聽きました。
本國會に官吏に關する國家公務員法案が提案されておりますが、これに對應して地方公共團體の吏員その他の職員につきましても、その身分法を制定する必要があるわけであり、その制定はできるだけ速やかに行うことが望ましいわけであります。
○千賀委員 木村内務大臣竝びに林地方局長、御兩氏の説明によりまして、大體は了承することができたのでございますが、この法案は選擧の關係がありましたり、これは非常に慎重を要するものでありまして、さらにまた一方の事情によりましては急速審議決議の必要もあるように伺つております。
私は職業の関係で、研究室の立場から、ちよつとこの法案につきまして、簡單な意見を述べさしていただきたいと思います。法律のことはよくわからないのでありますが、この法案を見まして、つくづく感じましたことは、この法案一本で増産ができれば非常にいいわけなんでありますが、とてもそういうことはできないというふうな結論を得ております。
本委員会の臨時石炭鉱業管理法案の審査にあたり、特に公聽会を開きまして臨時石炭鉱業管理について、それぞれの部門の立場の方の御意見を拜聽いたすことにいたしましたところ、公述人各位は、御多忙中にもかかわらず二日間にわたり御出席をいただき、それぞれの立場に立つて、あらゆる角度から活発熱心に、豊富かつ貴重な御意見を発表していただきまして、本委員会の本法案の審査の上において、多大の参考となつたことを厚く御礼を申
法律、組合法その他統制法にはないということでございますので一應了承いたしましたが、この独禁法の運用につきましては、日本におきましては極めて新らしい最初の問題でございまして、これを運用されるということにつきましては、私はこの法規によつて運用せられるのでありますが、國情が大変欧米とは違つております関係から申しまして、誠に破壞されてしまつておる産業の発展の道程から申しましても、抑えるような氣持ちを含んだ法案
この法案に掲げました以外には適用除外すべきものはないということになつておりまして、これにつきましては各省の担当官と共に詳細な研究をいたしたのでございます。それ以外にはないとお考え願います。
信三君 松井 豊吉君 鈴木 仙八君 關内 正一君 辻 寛一君 松崎 朝治君 唐木田藤五郎君 小枝 一雄君 ————————————— 本日の會議に付した事件 百貨店法を廃止する法律案(内閣提出)(第六 二号)及び財團法人理化學研究所に關する措置 に關する法律案(内閣送付)(豫第一六号)に 關し證人出題要求の件 経済力集中排除法案
なおこの際お諮りをいたしたいことは、経済力集中排除法案に關し、財政及び金融委員會と連合審査を開きたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕