1971-12-15 第67回国会 衆議院 法務委員会 第7号
家庭裁判所といいますと、一般の地方裁判所あるいは簡易裁判所、高等裁判所に比べまして、何か裁判所でないような印象を、国民も法曹界一般も持っておるのではないか、ことばに言い過ぎがありましたらおわびをいたしますが、ちょっとそういう感じがいたします。
家庭裁判所といいますと、一般の地方裁判所あるいは簡易裁判所、高等裁判所に比べまして、何か裁判所でないような印象を、国民も法曹界一般も持っておるのではないか、ことばに言い過ぎがありましたらおわびをいたしますが、ちょっとそういう感じがいたします。
つまり待遇を下げると言わんばかりのことをおつしやいましたが、この法曹界一般の輿論、憲法に從つて判事を上位たらしむるべしという輿論と、総理の採用に当つて檢察官を一段と低く見るという御方針、この二つの事実から言いますると、將來の檢察というものは、はなはだ憂うべきものと思うのであります。起訴された事件を適当に判断するのは、これはいわば凡人の仕事なのでございます。忠実にやりさえすればだれでもできる。