1967-10-18 第56回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号
また、法政大学の全学共闘会議にかけられた声明を見ると、「吾々の武力行使は正当である、国家権力そのものが暴力の政治的法律的形態なるが故に、凡ての反国家斗争は人間本来の当然の義務である。国家権力の一切が打倒された暁には人間の人間に依る人間のための世界が実現される。吾々は国家権力の死滅を宣する。」と。
また、法政大学の全学共闘会議にかけられた声明を見ると、「吾々の武力行使は正当である、国家権力そのものが暴力の政治的法律的形態なるが故に、凡ての反国家斗争は人間本来の当然の義務である。国家権力の一切が打倒された暁には人間の人間に依る人間のための世界が実現される。吾々は国家権力の死滅を宣する。」と。
本来ならば、日本は講和条約を結んだ、講和条約を結んで、法律的形態が整つた後において、日米安全保障条約というものが結ばれる、その日米安全保障条約が結ばれた後に行政協定が結ばれるという、三つの段階を経てやつてこそ、初めて対等のものである。しかしながら、今予備交渉である、正式の調印ととりきめは、日本が独立した後においてなされるのだということを承りまして、私はやや安心いたしました。