1978-01-30 第84回国会 参議院 予算委員会 第3号
○国務大臣(福田赳夫君) それを約束事というふうな言葉を使いますと、これを法律攻めにしますとなかなかこれはむずかしい問題になっちゃうんですよ。とにかくそういう議論をする人もありますから、私は、そこで非常に注意しながらこの対米折衝というのをやったんです。いきさつはざっくばらんにいま申し上げたとおりでありまして、七%だ、八%だ、いろいろ議論が日本でもありましたよ。
○国務大臣(福田赳夫君) それを約束事というふうな言葉を使いますと、これを法律攻めにしますとなかなかこれはむずかしい問題になっちゃうんですよ。とにかくそういう議論をする人もありますから、私は、そこで非常に注意しながらこの対米折衝というのをやったんです。いきさつはざっくばらんにいま申し上げたとおりでありまして、七%だ、八%だ、いろいろ議論が日本でもありましたよ。
法律攻めの現状から割出しまして、法令規則等の徹底した整理減少ということを考えておるのであります。特に多年問題になつておりますところの各省各廳に亘る共管事務を徹底して、責任を持つた一つの省で扱い得るように態勢を整えたいと存じます。更には又これは実際的の問題でありますが。
次は、今日規則攻め、法律攻めになつておりまする現状から考えまして、法令規則の根本的整理減少をはかりたいと考えております。さらに、共管事務を可能的一省にとりまとめたいということであります。しかして、許可認可の日数の短縮——戰時中に行われましたように‥‥(「何日間でやる」と呼ぶ者あり)何日か、一定期間以外は認可ありたるものと見なすというこの行き方は勇敢に取上げたい、かように思うのであります。
その基礎資材に基ずいてどんどんいろいろ創意工夫をこれに加えまして、あの青森の戰災復旧が一番早かつたというのも、この政府当局或いは縣当局の処置が適切な点を衝いたからであると私は思うのでありまして、私は今日このように遅々として復興が進まないのは、一つは法律攻めにしたがために、復興を促進するために作つた法律が却つて復興を邪魔する結果になつておるのではないかと思うのであります。