1947-10-16 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第13号
「この法律は、産業の復興と経済の安定に至るまでの緊急措置として、政府において石炭鉱業を臨時に管理し、以て政府、経営者及び從業者がその全力をあげて石炭の増産を達成することを目的とする。」、そうしてこの法案の説明に水谷商工大臣は、衆議院か参議院かどちらか知りませんが、盛んにやはり私が先つき申しました通り、三位一体となつて強力に推し進めるということを説明しておるのであります。
「この法律は、産業の復興と経済の安定に至るまでの緊急措置として、政府において石炭鉱業を臨時に管理し、以て政府、経営者及び從業者がその全力をあげて石炭の増産を達成することを目的とする。」、そうしてこの法案の説明に水谷商工大臣は、衆議院か参議院かどちらか知りませんが、盛んにやはり私が先つき申しました通り、三位一体となつて強力に推し進めるということを説明しておるのであります。
いわゆる先程申上げましたように、國家の力を俟たなければ、増産の隘路が生産協議会で論議され、増産の隘路が解決できないという前提に立つておるのでありますから、その点あくまでも國家の法律において、この会議が認められることは一向に差支えがないと私は考えるのであります。
然るに法案は、労働者側に対して経営権の主体である経営者の人事権及び業務執行権に公然容喙するの権利を法律で認めんとしておるのであります。而も労働者がこれを現実に希望すると否とを問わず、又労働者諸君が、それにふさわしい能力を持つておるかどうかということも問わず、画一的に法律を以てこれを強行しようとしておるわけであります。
特殊整理委員會令の一部を改正する法律案。これは集中排除法關係のものです。農林省關係で農業災害補償法案。これはおそらく最近の機會にかけられると思います。あとは技術的ですが、遞信省關係で郵便法の關係その他三件あります。それが閣議決定濟みの中で、やや重要と思われるものです。ついでにまだ閣議決定はしておりませんけれども、今後提案を準備しておるものは、御承知の警察法案、例の司法省改組に伴う法務廳の法律案。
會期に關する件につきしまては、この前の委員會におきまして、委員會の申合せ事項といたしまして、大藏大臣に出席を願つて、豫算の提出の時期、さらに、官房長官に御出席を願いまして、政府の立法計畫、さらに法制局長官から法律第七十二號に基く勅令事項を法律に改めなければならないことに關する法律案の提出の計畫等について、お伺いをした上に、會期の問題を議論しようということになりまして、本日官房長官がお見えになつておりますから
この證人の出頭要求で證言を求める事件といたしまして、商業委員會から財團法人理化學研究所に關する措置に關する法律案に關しまして、出頭を求める證人として、仁科芳雄さんをあげております。理由は財團法人理化學研究所に關する措置に關する法律案に關し證言を求めるためという言葉で出ております。なお尾形輝太郎さんに、やはり措置に關する法律案に關し證言を求める。
只今の「彈劾による罷免」という新しい項が衆議院の修正案の中に入ることになつたのでありますが、これと第三十八條第三号中の一部が削除されることに相成りまするので、そうなりますというと、この法律案を起案されました政府側におかれて、法律の建前から考えてどういうような結果になるか、この点についての御見解を承りたいと思うのであります。
○國務大臣(齋藤隆夫君) これはこれまでの御質問に対して政府委員の方からして答弁をしておることと思いますが、これは会計檢査院の方に例がありますので、会計檢査院の例を今度の公務員法に準用……同じ性質のものをば現わしたに過ぎないので、ございまして今後こういうことが又他の法律において現われるか、現われんかということは、これは今日何とも予言することはできませんが、いずれその法律の性質によりまして自然に起つて
附 則 この規程は、昭和二十二年法律第八十五号施行の日から、これを適用する。 別表が附いておりますが、別表の朗読は省略させて頂きます。 ————————————— —————————————
日程第一、財團法人理化学研究所に関する措置に関する法律案(内閣提出)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。商業委員長一松政二君。 〔一松政二君登壇、拍手〕
○議長(松平恒雄君) 次に、國家公務員法の規定が適用せられるまでの官吏の任免等に関する法律案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を請います。 〔起立者多数〕
中垣 國男君 小暮藤三郎君 大村 清一君 大内 一郎君 外崎千代吉君 加藤吉太夫君 出席国務大臣 内 務 大 臣 木村小左衞門君 出席政府委員 内務事務官 林 敬三君 委員外の出席者 専門調査員 有松 昇君 ————————————— 本日の會議に付した事件 地方自治法の一部を改正する法律案
本日の日程は地方自治法の一部を改正する法律案であるりまするが、この室は午後一時から他の委員會ガありますから、本日は政府から提案の理由を聽くことにいたします。 ————————————— 地方自治法の一部を改正する法律案 地方自治法の一部を次のように改正する。 第六條第三項中「その協議が調わないときは、關係地方公共團體の議會の意見を聽き、内務大臣がこれを定める。」を削る。
○木村國務大臣 本委員會に付託に相なりました地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 地方公共團體の自主性と自律性とをさらに強化し、新憲法の精神に基き地方自治の本旨を一層徹底せしめることについては、何人も異論のないところであると存じます。
すでに公聽会も四日目となりまして、各界の代表からそれぞれ本案については深甚の檢討がなされましたので、その重複を避ける意味におきまして、私は慨活的にこの法律を見ました立場から所見を申し上げてみたいと思います。 労働組合の代表各位は、異口同音に炭鉱業者が石炭の横流しをする。あるいはもうけている。あるいは政府から與えられた資金を流用している者がある。
だれも支持しない法律というものは、有力な運営の力をもたないということを十分考えていただきたい。現在の実情を申しましても、石炭の労働者約四十三、四万、このうち労働組合に組織されておらない者は約一、二万、しかないのであります。この四十二、三万の全部の炭鉱労働者がこの國家管理を絶対的に支持しておるのであります。
法律のことはよくわからないのでありますが、この法案を見まして、つくづく感じましたことは、この法案一本で増産ができれば非常にいいわけなんでありますが、とてもそういうことはできないというふうな結論を得ております。
それから第三に、いろいろ生活保護法でやつて参るが、なかなか地方で生活保護法というものがうまく行つてない部分がある、何かこういう引揚げというような特殊なものについては、特別の援護方法をやる意思があるかというようなお尋ねでございましたが、御承知のように生活保護法は、そういうふうないろいろな原因によるものを全部無差別平等に取扱つて行くというのが法の精神でございまして、それは法律の第一條に明らかに書いてあります
今岡元委員がお述べになりましたような精神でできた法律、これによつて起ち上つて貰つて頂くために作つたものでありますからそうでないように、この趣旨をよく分るように言つておりますが、まだ徹底していないのは事実で、尚今後ともやりたい。殊に遺族などの中には、特にそういう氣持が強いことを承知しておりまして、これは是非必要である者は一つこれで起ち上つて貰う。
○政府委員(中山喜久松君) 只今本委員会の委員長から私的独占禁止法の原理、趣旨とするところを貫徹するために、若しこの法律の中に、その趣旨を行うに不適当と考えられるような点があるならば、修正をいたしたいというような御希望でございましたが、私共といたしましてもこの第一條に明記されてございますところの本法律の原理精神を飽くまでも貫こうということにおきましては、この御希望は当然なことと考えます。
○委員長(一松政二君) それでは只今から委員会を開会しまして、この前上程になりました昭和二十二年法律第五十四号私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の適用除外等に関する法律案の御審議を願うことにいたします。
付託事件 ○中小商工業の再建に関する陳情(第 百六十四号) ○マッチ産業公團制の実施に関する陳 情(第二百八十九号) ○板ガラスの配給機構及び取扱いに関 する陳情(第三百四号) ○百貨店法を廃止する法律案(内閣送 付) ○昭和二十二年法律第五十四号私的独 占の禁止及び公正取引の確保に関す る法律の適用除外等に関する法律案 (内閣送付) ○石綿輸入促進に関する請願(第二百 六十五号)
理事 福永 一臣君 理事 中村元治郎君 松原喜之次君 師岡 榮一君 岡野 繁藏君 櫻内 義雄君 坪川 信三君 松井 豊吉君 鈴木 仙八君 關内 正一君 辻 寛一君 松崎 朝治君 唐木田藤五郎君 小枝 一雄君 ————————————— 本日の會議に付した事件 百貨店法を廃止する法律案
百貨店法を廃止する法律案及び財團法人理化學研究所に關する措置に關する法律案の両案に關し、證人の出頭を求めて意見を聴取したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
このようなことは實にはなはだしい暴政であるとわれわれは考えるのでありますが、この今提案されている會計法が通過いたしますれば、これはある程度の緩和にはなましようが、とにかくこの改正法律案が一應衆議院を通り、参議院を通過して、これの實施を待つていては、これは時期を失するのでありますが、これが通過することを前提といたしまして、このような不合理を急速に是正する方途を講ぜられるお考えがあるかどうか。
————————————— 本日の會議に付した事件 薪炭需給調節特別會計法を改定する法律案(内 閣提出)(第四九〇號) 米價問題に關する件 —————————————
この點につきましては、現在御審議をいただいております法律案が成立いたしますると資金的には非常にゆるやかになるわけでありますが、現在この關係の金繰りは、いかにいたしておるかと申しますと、現行法によりまする借入金五億一千萬圓の限度のほかに、一時借入金というのが出てくるのであります。
○正木委員長 次は本法施行の期日についてでありますが、本法施行の期日は法律に定めておく方が適當であると思うが、道路運送委員會に關する規定、自動車取締令廢止の關係から車輛に關する規定、その他の規定と區別して、施行期日について政府の腹案を明確にこの際承つておきたいと思います。
つまり第四條の「政令に定めるところにより、」という點と、第八條のいわゆる中央道路運送委員會及び地方道路運送委員會の性格に關する點と、第十二條の妥當なる基準を法律によつて明記するかどうかという點と、附則第一條の本法施行の期日を法律で明定するかどうか。こただけがわれわれとして意見を述べたい點であります。
○郷野政府委員 法律の施行の期日につきましては、この法律案が脇贊を經まして公布になります時期が問題でございますが、大體道路運送委員會に關する規定もできるだけ早く實施いたしたいと考えておりますので、早く實施いたしたいと考えておりますので、少くともこの間一箇月半ぐらいを豫定していただきたいと存じます。
○小川友三君 空白があるという法律は、世界に唯一つだと思いますが、委員が決つていて途中でなくなつて尻切りとんぼになつている法律は、世界中で私は一つだと思いますが、どこかに例がありましたらお教え頂きたいと思います。それから提案者がいらつしやいません、法制部長さんと一騎打ではちよつと申訳ないですから、提案者の方に出て頂いて、この点は保留といたしまして、又質問申上げたいと思います。
○松村眞一郎君 それは何か法律にありますか。
○衆議院参事(稻原忠男君) これの命令は、この法律の中でできる限りそのようなことのないようには立案の際考えたのでございますが、例えば十六條の点字による投票というような時に、これを一部政令で規定することを法律が委任しております。そのような関係のものを指してここで命令といつているのでございます。
付託事件 ○酒類配給公團法案(内閣提出) ○物價引下運動促進に関する陳情(第 九号) ○製塩事業保持対策樹立に関する陳情 (第十九号) ○織物の價格改訂に関する陳情(第二 十八号) ○少額貯金及び各種團体預金封鎖解除 に関する陳情(第五十二号) ○インフレ防止に関する陳情(第七十 一号) ○会計檢査院法の一部を改正する法律 案(内閣送付) ○電氣税復活反対に関する請願(第四 十三号)
○松嶋喜作君 それではこの通貨発行審議会を法律の議を経て置くということは、この非常に膨脹する通貨つまりインフレーシヨン対策の一環を狙つて愼重に通貨の限度を決める。こういうような狙いであると解してよろしいのでしようか。
○松嶋喜作君 昭和二十二年法律第四十六号日本銀行法の一部を改正する等の法律に伴つて今度は何ができて來たのでございますか、この昭和二十二年法律第四十六号をちよつとお読み願えませんか。
――――――――――――― 本日の會議に付した事件 政府職員に對する一時手當の支給に關する法律 案(内閣提出)(第六五號) ―――――――――――――
政府職員に對する一時手當の支給に關する法律案、本案につきましては質疑は全部終了いたしました。これより本案を議題といたしまして討論採決に入りたいと思います。
公務員法はただいま審議中でありますが、教員はもちろん公務員としてその中に含まれておりますけれども、特殊の事情から全部これと他の公務員として同一に取扱われるということについては、いろいろな點で不適當であるということを、私ども公務員法制定の時から申しておりまして、そのことは取上げられまして、從つて、公務員法ができました上では、教員については特殊の身分に關する法律をつくつていきたい、こういうような考えをもつております
こうなりますと、教員が言論の自由というものを非常に束縛せられる結果になりまして、溌剌たる教育者としての活動が非常に阻害せられるということをおそれますがゆえに、今後特別な教員身分に適用いたします法律を立案をせられます場合には、そういう點を十分考慮にあずかりたいと、この點を希望いたしまして質問を打切ります。
○政府委員(上山顯君) 施行期日でございますが、これは当初の予定としましては、もつと早く法律の成立することを予想いたしまして、十月一日から施行いたしたいと考えておつたのでありまするが、只今のような状況でございますので、十月一日から施行することはいずれにしても困難ではないかと思つております。
○政府委員(上山顯君) この法律は勿論國会に御審議願いまして、成立しなければ施行できないわけでございまするが、私たちの氣持といたしましては、失業者が段々出て参るわけでございまして、できるだけ早く施行いたしたいというような氣持は持つている次第でございます。できますならば、十一月一日からは施行の運びに至りますようによろしくお願いいたしたい、かような氣持を持つております。
どうも今まで何か臨檢なんていう言葉は本当に不愉快な言葉でして、相変らず官尊民卑というような感じがするのですが、ましてやこういうような法律ですから、できるならばこういうような字句のないことを希望するのです。出張などというような言葉でも分ることは分るのですが執行という言葉に代るべき言葉となると、ちよつと困るですね。
○政府委員(佐藤達夫君) 警察法案という名前を附けまして、準備したのでありますが、これは今週の月曜日に英文にしまして、法律案の形で関係の方面へ申込んでおりますが、その後私の方では待機しておりますが、何らの申入れがありませんので、その方面において檢討しておるのだろうと考えます。まだその程度であります。
会期もすでに迫つて参りましたが、政府の法律案提出が種々の事情で遅れておりましたが、わけても最も重要な追加予算案が、この会期中には提出しかねるような事情であります。印刷等の都合を考えますと、大体二十四五日頃になるのではないかと考えられるのであります。
○天田勝正君 それと関聯することでありますが、司法省廃止に関する法律案も恐らく出るんだろうと思います。それから今後警察関係というような問題、これらについてもどのような御準備になつておりますか。
○竹山委員長 それでは冨田委員の御發言はありましたが、この際今討論をいたしました國家公務員法案及び國家公務員法の規定が適用せられるまでの官吏の任免等に關する法律案、以上二案に對する修正案についてお諮りをいたします。修正案に贊成の諸君は御起立を願います。 〔贊成者起立〕
「職階制は」、それからずつと削つて「法律でこれを定める。」次に前にもどりまして「第二十九條」を削りまして、「同條」と入れていただいて、「同條第一項」とあるのを、「二項」に改め、「同項」を入れていただいて、「同項中」以下はそのままであります。 それから「同條第四項に次のように加える。」「前三項に關する計畫は、この法律の實施前に國會に提出して、その承認を得なければならない。」とする。
二、地方公務員法、教員の身分に關する法律現業廳の公務員に關する法律等の本法に必要なる諸法制を速やかに制定すること。 三、公務員の再教育施設につき政府は十分考慮すること。 四、本法施行の適性圓滑化をはかるため、政府は國會の委員會と密接なる連絡をはかること。 以上四點につきましてお諮りをいたします。この附帶決議について御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
質疑應答の主なるものは今御紹介申しましたごとくでございまするが、その後に至りまして衆議院は、政府の提案の中、附則第一項の、「この法律施行の期日は、政令でこれを定める。」というように原案にありましたのを、これを修正いたしまして、やはり法律によつて明年の一月一日からこれを施行する、即ち「は、昭和二十三年一月一日から、これを施行する。」と修正して参つたのでございます。
政府の提案の理由説明によりまするというと、道路における危險防止及びその他交通の安全を図るために、現行の道路取締令及び自動車取締令等の法令を整備する必要がありまして、且つ又これらの法令は昭和二十二年法律第七十二号、即ち日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律の第一條の規定によりまして、本年の十二月三十一日以降はその効力を失うこととなりますので、この際從來の道路交通関係法規をば綜合統一