1968-03-19 第58回国会 参議院 予算委員会 第2号
○国務大臣(水田三喜男君) 十六日の国際金融会議においてきまりましたことは、金の二重価格制度ができても、米国が一オンス三十五ドルで売ることを停止しないという強い態度、またそれに応ずるために、法定金準備制度を撤廃するということをやった米国の決意、態度を了承して、各国はこのIMF体制をくずさない。結局ドルを中心として為替平価がきまっており、このIMFを中心とする通貨体制というものをくずさない。
○国務大臣(水田三喜男君) 十六日の国際金融会議においてきまりましたことは、金の二重価格制度ができても、米国が一オンス三十五ドルで売ることを停止しないという強い態度、またそれに応ずるために、法定金準備制度を撤廃するということをやった米国の決意、態度を了承して、各国はこのIMF体制をくずさない。結局ドルを中心として為替平価がきまっており、このIMFを中心とする通貨体制というものをくずさない。
これが私は一番原因だと思いますが、御承知のように、きようになって法定金準備制度の撤廃をしたり、金融引き締めの措置をとるとかいうようなことをやってまいりましたので、これと、十六日における国際協力がどういう形をとるかというようなことによってこの問題の解決の方向が大体出てくるのだろうと思うのですが、私どもは決して楽観したわけではございません。